2455夜話「顔の無い女」 | だてっち日記

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             2011年作 「顔の無い女」-1






顔の無い女・・・


随分と失礼な話なんだけど

俺は女性が、こんな風に見えてしまうのよ。


顔が思い出せないのよね

長い付き合いのある女なら別だけど

昨日や今日、会っただけなら


こういう感じに、なっちゃうのよね。

印象に残らない。

男だって同じ様なものなのね。



名刺なんて貰うんだけど

その名刺に「〇〇さんの知人」とか

メモを書いてないと、この人誰だったけ?



という事は、しょっちゅうなのよ。

だから名刺に免許証みたいに

顔写真が入ってるのは、助かるな。



展覧会を観に行っても

沢山の作品を観てるはずなのに

会場を出た途端に、顔の無い女になってしまう。



いつも酔っぱらっているから

そうなるのかも知れないけれど

以外と、いつまでも覚えている

ケースもあるから、これ不思議な話だぜ。



まあ、いちいち覚えていたら

この容量の小さい腐れ脳ミソじゃ

パンクするから、自動的にシャット・アウト

してるのかも知れないな・・・



それと、もともと人と付き合うのが

苦手だから、人に対しての関心が

薄いのかも知れない


展覧会の作品達に対しては

俺の独断と偏見という強固なフィルターが

シャット・アウトしてるのは、自分でも、よく分かるな。



電車に乗るだろ。そしたら、向かいの席に

ズラーっと顔の無い男女が並んで

いる。



街を歩くだろ、横断歩道の向こうから

顔の無い男女の群れが

歩いて来るんだぜ。 



ひと昔前のシュール・リアリズムの絵画の

世界だから笑うぜ。



「ねえ、昨年の、あの日の事、覚えてる?」

顔の無い女に、そんな事、言われても

覚えてる訳ないだろう!



キャンキャン赤ばら





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いよいよアタマに来たか?と

心配を、おかけするような記事で申し訳ありませんが


いたって、まだ大丈夫で機嫌よく

生きてるもんね。 ニャホ花