弱き者が強き者かも | 伊達ヒューゴブログ

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本日も仙台は晴天になりました

この季節の仙台は誠に素晴らしい.

 

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本日は、就労支援施設に招かれて

利用者のみなさまに講話をしました.

 

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伺った就労支援施設にいる利用者の

みなさんは社会復帰を目指しているのね.

 

そのためのプログラムを日々精力的

にこなしていました.

 

たまにはね、あるいは突然、体調や気分

がすぐれなくなることもある.

 

だからみなさん、

日頃から薬を服用している.

 

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いつもとは勝手が違うな〜という印象.

 

でもね、ちょっとは意気込んではいたからさ、

頑張ってみたりして、

 

けど、やっぱり気を使ったりしてね.

悪戦苦闘.

 

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でね、2時間を担当するんだけどね、

 

1時間くらい経ったあたりで、あれって?? 

って感じで、気がつけばね、

 

ぼくがさ、気を使っていたはずなのに、

みなさんがぼくに気を使っていてさ、

 

 

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それで、そっと見守られている感じがしたのね.

 

「がんばれ先生、がんばれ先生」って、

 

きっと、そうなのだと思う.

 

 

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まりにもタフな2時間の講話だったから、

 

ついつい、

 

「みなさんにお会い出来るのも、これが最後かも〜」

 

って、つい言ってしまった(笑 

 

のね、ぼくの心の声.

 

 

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就労支援施設だし、薬も服用しているみなさんということでね、最初はぼくがみなさんにさ、気を使っていたはずなんだけど、いつのまにか、ぼくの方がみなさんから気を使われている、そんな存在であったのだと思うのね.

 

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だって、どの講師の先生が行ってもね、みなさんに出鼻を挫かれて、2時間たったころにはぐったりするらしいのだから(笑

 

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気を使って話を聴くって、実はとっても大変なことで、心身ともに疲れるよね。本当に大変なことだと思う.

 

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強き者とか弱き者などないと思うのだけれど、たとえば仮に、ぼくが世間的には強き者で、利用者のみなさんが弱き者だとするならばね、実は今日の講話の時間は、それは逆転していて、ぼくが弱き者で、利用者のみなさんが強き者であったということね.

  

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親ならこどもに、上司なら部下に、先生なら生徒にね、実は、弱き者に強き者はいつも絡め取られているのかもしれないと思うわけね.

 

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だからね、弱き者こそ、実は強き者なのかもしれないのね.

 

立場なんてものは、いつでも主客が転倒しているのかもしれないってことかもしれないよね.

 

 

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