北海道伊達市150年をお祝いに行こう! -後編- | 伊達武将隊公式ブログ

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仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!



八月二十六日(月)



伊達藤五郎成実である。



『北海道伊達市150年をお祝いに行こう!』ツアー、後編じゃ!



前編は此方





最終日は、バス車内の案内を務めてくれる谷殿も同行し、行く先々についての様々な情報を教えてくれた。
強力な助っ人のおかげで、車内のトークは実に盛り上がった。






朝早くから宿を出発、迎賓館へ。

亘理伊達家15代当主伊達邦成が、海を渡り伊達市開拓に尽力したその功績から明治政府より男爵の称号を授かった。
それを記念し、家臣たちが寄付し建てられた邸である。

昨日に引き続き、亘理伊達家20代当主伊達元成殿による案内で見学。
迎賓館の歴史に構造、元成殿しか知らぬ秘話など多くの話を聞かせて頂いた。








中庭には、邦成やその家臣田村顕允の銅像、海を渡った際の亘理伊達家の家宝を保管しておった建物など文化財が多くある。







続いては、伊達神社

宮城県亘理町は鹿島天足和気神社を分霊し建てられた、伊達邦成、田村顕允を祀る神社である。
その歴史について、伊達神社の黒野宮司より話を伺った。








次なるは、大雄寺

亘理伊達家の菩提寺末寺。
伊達元成殿の案内により御霊屋や宝物館などを見学。








昼餉は有珠山ロープウェイにて。

魚と野菜を焼いて味噌で調味した北海道の名物料理ちゃんちゃん焼き、此度は鮭のちゃんちゃん焼きじゃ!
甘めの味噌が鮭の旨味を引き出し、実に美味であった!







もちろんロープウェイにも乗り、伊達市や洞爺湖の美しい景色も楽しんで参った!











ロープウェイ隣には、熊牧場なる施設も御座った。




マスクメロンのソフトクリーム。果肉入りで美味じゃった!





午後は、有珠善光寺へ。

ここでも伊達元成殿の案内による見学。
境内の宝物館では、アイヌについてや伊達市の歴史を学んだ。













伊達市を後にし、登別へ。

登別温泉にある爆裂火口跡、地獄谷を見学。
硫黄の臭いの中、展望台まで歩みを進める。
景色はまさに地獄のような異様さ。
大人気の名所だけあり、海外の観光客も多く足を運んでおった。









地獄谷に来ると、この成実も……





鬼と化す!



………なんつって。





厠まで鬼化しておる。





この日は「地獄まつり」が開催されておった。
たくさんの屋台や鬼のモニュメントを巡り、祭りを存分に楽しんで参った。






こんな巨大な金棒も、鬼化したわしにかかれば……




ぬおぉぉぉぉぉーーーー!!




……なんつって。









流石は重綱!
鬼小十郎と呼ばれた男だけある。





されど、此方にも……




青き鬼の力を得たわしが居る!




さぁ!
かかってこい!!



……しかし、本当のところ。







童話「泣いた赤おに」が如く、2人は仲良し!!







さぁ!
強力鬼タッグの我らに、かかってこ………




……なんつって。







その後は、一路新千歳空港へ。


参加し皆々と別れ、旅を終えた。









激動の時代を経て、海を渡り、亘理伊達家の武士の魂は亘理から北海道伊達市へ。

幾度の困難にみまわれながらも、前を向いて生きることで、今日という日を生きることが出来る。

それは、アイヌの人々との絆無しには為し得なかった。

亘理伊達家とアイヌの人々との出会いが今を、そしてこれから先の時代へと命を繋ぐ。


出会いは、未来へと続く大いなる力となる。


此度のツアーでも多くの出会いが生まれた。

初めて北海道へ訪れてくれた者、
初めて伊達武将隊バスツアーへ参加してくれた者、
一昨年の北海道ツアーにも参加してくれた者、

総勢24名で巡ったこの旅は、わしにとって見事な勝ち戦さであった。






皆にとっても勝ち戦さであったならば、これ以上の幸せは御座らん。


旅の疲れを癒し、そして再び、わしと共に北海道へと足を運ぼうぞ!






ツアーへ参加せし皆々へ、心より感謝を申し上げる!!











我が想いは東北と共に