※2023年9月23日訪問※
千葉県千葉市の【伝千葉氏館跡】を訪れました
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鎌倉時代に著された『源平闘諍録』には、千葉氏の本拠として「重代相伝ノ堀内」としての「千葉館」について記載されています。
南北朝時代までの武士の館は低地上にあるのが一般的とされていますが、有事の際には、この亥鼻台地が立て籠もるための「詰めの城」として機能したとも考えられます。
いまのところ、千葉氏の館の所在地は明確になっておりませんが、かつて方形の堀・土塁に囲まれて「御殿跡」と呼ばれた現千葉地方裁判所の場所を比定地の一つとする説もあります。
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この地を治めた豪族・千葉氏が拠点とした居館が置かれた可能性のある場所です
これまでは、台地の上に築かれた亥鼻城(猪鼻城)が千葉氏の本拠地と考えられていましたが、猪鼻城跡からは戦国期の遺構が出ており、鎌倉時代の千葉氏の本拠地は、この《御殿跡》と呼ばれる千葉地方裁判所の辺りではないかとする節が有力視されているようです✨
明確な遺構などは見られませんでしたので、今後の資料の発見や発掘調査などが待たれますね✨