雑誌はかなり読む方です。

くだらないものばかりですが・・・。


今日読んだ記事の中で気になったのは、佐藤優氏のコラム。

リーダの条件について語ってました。


品性が高潔(下世話な雑誌が好きな僕は、決して高潔ではないだろう・・・)

公明正大(上司に対しては、公明正大だが、部下に対しては、エコひいきするだろう・・・だって人間だもの)

卓越した意志と能力(卓越していると自覚した時点で、ダメな人間なような気がする・・・)



やっぱり、人を導く能力は、僕にはなさそうな気がする。


「あなたにとってよい部下が、よい上司になるとは限らない」

そう上申したいものだ・・・。


つくづく、末っ子気質ということを実感する今日この頃です。

お勉強会に参加してきました。


テーマは確定申告。


独立開業していない身ながら、参加を許可してもらったことに感謝。


あ、あと、変な質問に対しても、時間を割いていただいたことにも、感謝したいと思います。


前事務所の経理処理にて、謎めいていた部分でしたので・・・。


しかし、久しぶりに文系出身者の方の良い意味でのギラギラ感に接することができ、いい刺激を受けることができました。

やっぱり、なんかパワーが違う感じがしました。


また、何か勉強会があったら、参加を申し込んでみようと思います。




税金って、自己申告が基本っていうことに、この勉強会にてはじめて知り、自分の「世間知らず」っぷりに滅・・・。

英会話スクールの宿題にて、「最近読んだ本のレビューを書く」というのを出されました。

職業柄、活字ばっかり見ているので、さほど本を読まない僕。

しかし、なんか最近、面白かった本を読んだ気がするのだが、思い出せず、4日経過。

ようやく本日思い出しました。


「特命回収」


面白かったです。

トップダウン式の組織が腐敗していく様が。


トップダウン式の組織形態の特許事務所の方が多いと思うのですが(今の事務所は違いますが・・・)、ボトムアップ式の組織形態よりも運営が難しそうだと思います。


トップが相当有能でないと、立ち行かなくなる。


弁理士試験は、経営能力を問うものではない。

威張り散らしてトップダウン式の組織にしたいなら、自己の経営能力とかよーく考えないと、大変なことになる。


一概には言えないかもしれませんが、トップダウン式だと、部下はトップ以上の能力を発揮しない。

トップ以上の能力を発揮できる人は、そのトップより優れた経営者のところに行ってしまう。

そんな感じだったもんな・・・。前の事務所。


ザ・人材デフレスパイラル。


いつの間にやら、どこの業界も競争社会になって心休まる日がありません。

こういう世知辛い世の中になって、大切なことは、自分の売り(即ち、ブランド力)があること。

そんな気がする。


僕は、なんだろう・・・。

今、事務所内での売りは、語学力とスピード。


あともう1つ欲しいな。

好きな数字は、「3」

なんとなく安定感がある。

目指すは、質か・・・。

人によって、いいものの基準が異なるから難しい。


スピードは、前の事務所の理不尽大魔王(所長)が残したもの。

理不尽な要求にこたえてたら、大きな事務所内でも圧倒的なスピードを誇れるくらいになっていた。

スピードだけでは、ダメなんですが、されど期限とのチキンレースを繰り広げている職種では、スピードはやっぱり重要なファクタであることは確か。


そういう意味では、理不尽大魔王に感謝しなければならないかなと思う。

自己啓発本というのは、7割くらい当て嵌まることが書いてあると、自分を啓発してくれるものだと感じました。

新春発売のプレジデント。

時間の使い方特集が掲載されていたのですが、どうも、お金持ちのなる要素として、僕には、「人生の目標」を立てるという要素が欠けていたらしいです。

まぁ、お金持ちになりたいわけではないけど、ド貧乏にもなりたくはないです。


なんだか本末転倒になってしまっているのですが、今の自分の置かれた環境から5年くらい後の目標を考えてみる。


「アメリカの事務所で働く」


そのためには・・・


すでに応募してしまった英会話スクールにまじめに通う。

3月までには、英会話技術を1ランクアップさせたい。


そのためには・・・


宿題はまじめにやろう・・・


う~ん、なんか雑誌に載っていた人たちの人生計画とは違う感じなんだよな・・・

もっと、かっこいい計画にならないものか・・・


1日1本ペースで、1月から明細書を仕上げているのですが、さすがに疲れてきました。

緩い案件でも、期限が迫ってくると重たくなるもの。

余裕があるうちに。


スピードだけは、誰にも負けたくない。

勝負所が違うとは思うんだけど、ベテラン弁理士先生に対抗できるのは現時点ではスピードくらい。


上司の先生方にも、スピードの面では重宝されているみたいだから・・・。

今年は、質の面でも重宝されるようになりたい。


先輩先生の書いた明細書を中間処理とかでじっくりみることあるけど、語彙が豊富だし、使い方もそつがない。侵害事件の経験が多いからなんだろうけど、隙がない書き方をしていると思う。


こういう先生の近くで仕事ができるのが、今の事務所のいいところ。

英会話スクールの申し込み完了。

希望のクラスに入れるかどうかは分からないけど、なんとなく楽しみ。

NOVA事件以来、なんとなく英会話スクールに胡散臭さを感じてはいるのですが、度胸試しです。



以前勤めていた事務所のクライアントから電話があったらしい。

個人的に親しい担当者の方ではないので、要件が気になる。

単なる年始のあいさつだったらいいのだが・・・。

別のクライアントが前事務所とトラブったとき、愚痴を言いにきたしなぁ・・・。

その類でなければいいのだが・・・。

頼ってきてくれるのは嬉しいんだけど、前の事務所を悪く言われるのもあまり気分がよろしくない。



新たな案件一式を僕に流そうと、上の方で画策中らしい噂を耳に。

直属の上司の方は、僕がマキマキだって知っているから、何とか調整しようとしてくれているらしいが・・・。

頼られるのは嬉しいんだけど、僕は1人しかいないわけで・・・。


ま、こういうときは、目の前にある仕事を片付けるのが一番かと。

あとは野となれ、山となれ。


リパーゼ事件


主文解釈:

「特許出願に係る発明の新規性及び進歩性について審理するに当たっては」

 審査段階での発明要旨認定について述べている。

 登録後の権利解釈については、何も述べていない。


 新規性・進歩性の判断について述べている。

 他の特許要件については、何も述べていない。


「特段の事情のない限り、要旨認定は特許請求の範囲の記載に基づいてされるべきである」

 原則:特許請求の範囲に基づく

 例外:特段の事情があるとき


「特段の事情」の例示

・技術的意義が一義的に明確に理解できない

・誤記


米国特許法第112条第6パラグラフ

An element in a claim for a combination may be expressed as a means or step for performing a specified function without the recital of structure, material, or acts in support thereof, and such claim shall be construed to cover the corresponding structure, material, or acts described in the specification and equivalent thereof.




リパーゼ事件の議論は、なんとなく、第6パラグラフが適用されるための条件の議論に似てるな。

構成書いとけば、一義的に明確になるわけでもないけど。

請求の範囲に記載の単語1つ1つの意味や概念範囲をどれだけ把握できているかが、代理人としての腕なんだろうな。




別件ではありますが・・・。

とある公開公報を読んでたら、「詳細な説明」中も「~手段」の用語で統一されていた。対応する具体的な構成とか登場せずに・・・。米国出願を予定している案件だったら、まずかろうに・・・。

こういうところに代理人の知識の差とか現れるんだろうな・・・。



少し電車の中で時間があったので「President」という普段読まないような高尚な雑誌を読んでみました。

4月から他人を指導する立場になることを要求されているので、人事的な記事とかを最近読んでいるのですが、なかなか難しそうです。


以前、勤めていた事務所では、いわゆる中間管理職的な立場だったのですが、そのときのトラウマみたいなものがあって、「1人でやる方が、絶対に楽」というのが意識の根底に染み付いてしまっているようです。

全く、そういう立場に対するワクワク感みたいなものが湧いてこない・・・。



特許明細書なんかは、一種の職人仕事。

個人的には、「上の人の仕事を盗んでなんぼ」みたいな感じで仕事をしているわけで・・・。


まだ、若手といわれる年代なのですが、上司の方に言わせると、精神年齢が「高度成長期のサラリーマン」っぽいらしい。

いわゆるおっさん気質の人間が、「ゆとり教育世代」を指導なぞできるかと・・・。


そういう偏見がいかんと思うのですが、なんともかんとも。


なんとなくですが、過去に出合った若い男子はどうも「教えてクン」ばかりだったような気がして。

苦手なんだなぁ・・・。

「偏差値高い学校出てるんだから、自分で考えような」と何度言いたくなったことかと・・・。



あと3カ月ほど、上司の姿を観察してみようかと。

まぁ、上司の方も、よく私みたいな者を指導されているなぁと感心してしまうわけで。

自分のコピーが自分の下だったら嫌ですもん。


上に立つ者として大切な資質。

「寛容な心」

これだけは、上司の方の姿から理解しました。


禅寺でもいくかな・・・。




昨日は、英文に奮闘し、何とかレポートを書きあげた。

冬休みの宿題なんて、小学校以来か・・・。

結局、年末特番を1つも見ずに、新年を迎えた。

まぁ、こんな年末もあっていいかとも思う。

新たな知識を得た快感というのは、格別だ。



今年は、英会話スクールに通うことを計画している。

あと、ぐるっぽで案内が出ていた勉強会みたいのにも参加してみようかとも思う。

もちろん、本業もしっかりやらねば。



学生の頃に、このくらいの向上心を持っていれば、すでに一角の人間になっていただろうに・・・

そんな仮定法過去ちっくなことを考える年明けでした。