少し電車の中で時間があったので「President」という普段読まないような高尚な雑誌を読んでみました。

4月から他人を指導する立場になることを要求されているので、人事的な記事とかを最近読んでいるのですが、なかなか難しそうです。


以前、勤めていた事務所では、いわゆる中間管理職的な立場だったのですが、そのときのトラウマみたいなものがあって、「1人でやる方が、絶対に楽」というのが意識の根底に染み付いてしまっているようです。

全く、そういう立場に対するワクワク感みたいなものが湧いてこない・・・。



特許明細書なんかは、一種の職人仕事。

個人的には、「上の人の仕事を盗んでなんぼ」みたいな感じで仕事をしているわけで・・・。


まだ、若手といわれる年代なのですが、上司の方に言わせると、精神年齢が「高度成長期のサラリーマン」っぽいらしい。

いわゆるおっさん気質の人間が、「ゆとり教育世代」を指導なぞできるかと・・・。


そういう偏見がいかんと思うのですが、なんともかんとも。


なんとなくですが、過去に出合った若い男子はどうも「教えてクン」ばかりだったような気がして。

苦手なんだなぁ・・・。

「偏差値高い学校出てるんだから、自分で考えような」と何度言いたくなったことかと・・・。



あと3カ月ほど、上司の姿を観察してみようかと。

まぁ、上司の方も、よく私みたいな者を指導されているなぁと感心してしまうわけで。

自分のコピーが自分の下だったら嫌ですもん。


上に立つ者として大切な資質。

「寛容な心」

これだけは、上司の方の姿から理解しました。


禅寺でもいくかな・・・。