『Good looking』

先日面接をした時、候補者から聞いた言葉です。


何の躊躇も無く、自分の強みとして『Good looking』主張する"その人"にすがすがしさを覚えました。

一方、日本人が面接で容姿を口に出してアピールする姿は余り想像できない。

正直、『Good looking』が仕事に役に立つのか分からない。ただ、何でもちゃんとアピールすることは大事ですね。


面接に限らず、人との出会いは、一期一会。

口に出さずに分かってもらえるという考えではなく、

自分の考えは口に出し、ちゃんと分かってもらう姿勢が大事なのでしょうね。


ちなみに少しの間、

頭から『Good looking』の言葉が離れそうもありません。

言葉は印象に残りました。

タイに赴任になる前少し前、

銀座三越で買い物をしていると、偶然、書道家「紫舟(ししゅう)」 さんの個展を見かけた。


NHK大河ドラマの「龍馬伝」というタイトルを描いたコトで有名な人で、

前々から大変興味があり、個展を見学。


正直、書道は分かりません。


ただ、白と黒のコントラストである文字だけで、伝えたいことを全て表現する、

その迫力に驚きました。


伝えたいことがはっきりしているから、文字にその想いが"のる"のだと思いました。


(ミーハーな私は、)

最後に紫舟さんが描いた「志」のコピーを購入し、

ペンでサインを頂きました。



今は、その「志」の言葉が、ここタイのリビングで私を見つめています。


「志」とは、心がある方向を目指す意味の「心指す」が語源。

紫舟さんが描いた「志」は、

私の目からは、"心"の文字が躍り、躍動しているように映ります。


この言葉に負けないよう、日々、心を躍らせて

1日1日を大切に過ごして行きたい。

仕事をするとき「立ち位置」を考えることは重要である。


小さい話で言うと、対面の人の会社の中での立ち位置。

課長、部長、社長それぞれの役職の立ち位置では、判断基準が異なる。

また、求められる情報も異なってくる。

それを理解して接するコトが重要。


大きな話で言うと、異なる業界の人、国の人でも立ち位置が変わってくる。

昨日、盤谷日本人商工会議所の定時総会に参加しました。


話の論点が、

「アンダマン海に続く回廊(道路)の建設について」

「そのための、対ミャンマーに対する日本政府の姿勢について」

。。。


確かに、ミャンマーは新政権発足、アウン・サン・スー・チーさん解放など

政治的な動きが起こっている真っ最中。

(なんとなくニュースレベルの情報は把握)


そのため、国対国の動向、世界各国の対応を見ながら、

企業としていつ、どれくらいの投資をしていく必要があるのか

見極めようとしているのだろう。


とても、高い立ち位置での議論である。


昔、某商社の人と、仕事をしたとき、

「この人は仕事ができる!」っと思った瞬間がある。


それは、その人が

長期的な視点での収益と、短期的な収益についてバランスよく語った時。


民間で仕事をしていると、どうしてもクオーターの数字に追われてしまう。

ただし、もっと長い視点で、もっと大きな動きの中で、

今の仕事を捉えないといけないと思い返す、

いい機会になりました。

日本にいて、海外ビジネスの分析・検討をしていたとき、
情報源として政府・金融系のレポートや雑誌の記事を参考にしていた。


ただ、レポートや記事だと伝えたいことが先にあるため、
どうしても人の意思が入っている情報になる。

フィルターが掛かった情報、個別解が平均化されたまとまった情報ということである。


そのため、いくら分析・検討をしても
なんとなく現実感のない答えを出してきた気がした。


ここタイに着てからは、少し情報源が増えた。


例えば、


newsclip.be タイ発総合のニュースサイト
NNA.ASIA アジア経済ビジネス情報


ニュースという情報に常に接することにより、よりリアルに「今、アジアで起こっていること」

を感じることができるようになった気がする。


どちらも日本で簡単に見ることができるただのニュースサイトである。


アジアのことを今後考えたいと思っている人がいるのであれば、

普段からニュースに接し、肌でアジアの動きを感じていただきたい。

タイで仕事をしていてよく感じることがある。

それは、お客の日本人とタイ人との認識がズレていることである。


言語が違うし、考え方も違うので認識がズレるのは当たり前だと思うが、

それ以外にもコミュニケーション不足が原因と思われる。

同じ会社なのだが、やっぱり距離を置いているのだ。


そこで、外部から"お互いを信頼している"日本人とタイ人のコンビを投入し、

認識のズレを調整すると、案外物事がすんなりいく。


ここタイでビジネスをするのに、提供する製品が優れていることも重要なのだが、

それ以前に、顧客間のコミュニケーションギャップの穴を埋めることができれば、

それ自体が、ビジネスチャンスなのだ。


(そのためには、信頼できるタイ人のパートナーを早く見つけないといけないが。。。)


ビジネスは突き詰めると、人と人との関係で成り立っている。

単純にそれだけの話だ。


そのため、マルチ言語でちゃんとコミュニケーションができる体制を

整えることができれば、製品力を高める以上の爆発力になるだろう。