会社は、価値観の異なる人が集まる集合体。

したがって、人間関係や、個人的な感情から問題が生じる。
そこに、組織マネジメントの醍醐味があり、面白いところだ。

では、その組織をマネジメントする上で、何が重要なポイントなのだろうか?
個人的には、基本として"3つのコト"を心がけている。

■1つ目:上司の心得
部下の悪いコト(問題点)だけ指摘するのではなく、
良いコトについて、なぜ良かったのか尋ねてあげる。
【問題分析だけではなく、成功分析を心がける】

■2つ目:部下の心得
上司に判断を求めるとき、先ずは自分の考え、意見を先に
述べるようにする。
【自分で考える力、責任感の醸成を心がける】

■3つ目:組織風土
悪い情報が直ぐに、上司に報告が上がってくる雰囲気を
作り出す。
【ミスコミュニケーションによるコストの意識を高める】


十分条件ではないが、良い組織には最低限求められる項目だと思う。
皆さんの組織は、3つのコトは満たされているでしょうか?
「顧客のパートナー企業になる」
SI企業の社内でよく目指すべき目標として掲げられる言葉だ。

ただ、実態はなかなか伴わない。
それは、社員一人一人の考え方が、なかなか変わらないからだ。

SI企業はリスクに敏感だ。
会社の利益も赤字プロジェクトを抱えると一発で吹っ飛んでしまう。
だから、新入社員からプロジェクトマネジャーに至るまで、リスク管理についてしつこいくらい教育を受ける。
また、リスク管理にたけた人が出世するようになる。
その結果、お客が求めている要求はさておき、自分のできるコトを明確に定義して、できるコト、できないコトを明確に宣言する。
その繰り返しの結果、お客の方で、自分ですべきことを整理し、各ベンダーにやれる仕事を依頼するようになる。
その時点で、SI企業は顧客にとって「業者」でしかなくなる。

本当に求められるのは、極端に言うと、できるかできないかはさておき、お客と一緒に悩み考えるコトだ。
正解がないビジネスの世界で、お客が求めているのは、正解というより、一緒に相談し、一緒に悩んでくれる企業である。
もし、お客と一緒に考える努力を続けると、お客は困ったときに相談するようになる。
結果として、SI企業が顧客にとって「パートナー」になる瞬間である。

確かに、リスクマネジメントは重要だ。
ただ、その結果顧客の声に耳を傾けていないSI企業は多いのではないか。

掛け声はいいが、社員一人一人のちょっとした考え方の転換が必要なのではないだろうか?
前回の続きになるが、人の話を聞かない上にしたいしては、
「報告」はするが「相談」はしなくなる。

「報告」はレポートラインとしての義務なのでしかたなくする。
ただし、「相談」しても無駄だとわかると、他の人に相談をすることになる。

っと思ったとき、今の部下がちゃんと相談に来ているか心配になり、
思い返してみた。

よかった。。。無事、相談に来てもらっている。

率直に意見を交換できる環境を構築する努力をしているので、
タイ人スタッフも意見を言ってくれている。

組織が変わっても、自分が年をとっても同じような環境を組織の中に構築していきたい。
会社に要らないもの、

一番は、「人の話を聞かない上司」だと思う。
まさに、百害あって一利なし。

先日、誤解を基に、ある上司に感情的に罵られた。。。
やってはいけないことですね。

反面教師として、自分がそうならないよう
日々反省しようと深く思った。


少し前、後輩に仕事のやり方で指摘を受けたとき、
一瞬ムッとした気分になった。
その感情に気づけたので、過ちを犯さずに済んだ。

如何に、真摯に他人の意見に耳を傾けられるか、
自分にとってのこれからのチャレンジだと思う。
お客の課題をお客と一緒に悩む。
この姿勢が、ビジネスでは大事な姿勢だと思う。

製品やサービスを提供する側は常に、
ソリューション(回答)が求められていると思う傾向があるが、
そもそも、お客様と一緒に悩むこと自体が、
提供できるサービスということもある。

それが分からないと、お客からはパートナーとは認められず、
必要な時だけ声がかけられる、いちベンダーになってしまう。

ちょっとした姿勢の違いだけだと思うが、
どうもうまく理解してもらえないポイントである。