こんにちは! 管理人のマサです!
漫画ダーウィンズゲーム19巻は、今流行りの異世界モノがなぜか始まってしまう巻。
異なる世界線の物語が中心になります。
本当に、当初のデスゲームはどこへ行ったのやら...という感じですね!
デスゲームやってるよりずっと面白いので大歓迎ですが。
それでは早速あらすじ行きましょう!
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漫画ダーウィンズゲーム19巻のあらすじ
カナメの提案により、「海賊王との決闘」イベントの相手に降伏し、捕虜として別の世界線に渡ったカナメたち。
もちろん携帯の電波は届かず、期せずしてダーウィンズゲームから抜けることができた。
目的を見失いかけていたカナメだったが、電波の届かないはずのスマホにゲームマスターからヘルプコールが届く。
また、偶然出会った怪しい少女はどうも高貴な身分のようで...?
漫画ダーウィンズゲーム19巻の見所と感想
POINT
- カナメたちの投降
- 異世界キタコレ
- ダーウィンズゲームのない世界
- 謎の少女、ククリ
- 完全壊滅したシブヤとカナメの覚悟
カナメたちの投降
前巻の引きで明らかになりましたが、カナメが立てた作戦とは「降伏して投降」でした。
確かに「海賊王との決闘」イベントのルールに捕虜の取り決めが書いてありましたね。
最初に読んだ時に変だなとは思ったんだけどなー。これは予想できなかったな...
この降伏するにあたってのカナメがマジ策士なのですが、それは一押しポイントの方で取り上げることにしましょう。
とりあえず、カナメの策により敵の将軍コウウはカナメたちの降伏を受け入れ、バトルが終了します。
ちなみにちゃっかりこのタイミングでロン(龍)がカナメを殺そうとしたのですが、雪蘭(シュエラン)が阻止しましたね。
カネヒラもこんな感じでカナメを殺るつもりだったと思いますが、彼の場合はそこまで行きませんでした。
ロン(龍)さんも惜しいところまでいったんですが、さすがに我らが雪蘭(シュエラン)姐さん、多分予想してましたね。
異世界キタコレ
最近は異世界転生モノが人気ですが、まさかダーウィンズゲームでも異世界に行くとは思いませんでしたよ...
コウウ将軍たちの世界、いわゆるカナメたちの世界のゲームマスターで言う所の「世界線O」は
- 明治始めくらいの雰囲気。江戸風の建物に洋風の宮があったりする。
- 人々には「朱角」という角がある。
- シギル(異能)は荒神と呼ばれ、貴族しか使うことができない
など現代日本とは全く違う世界観です。
ちなみに「荒神」をWikipediaで調べたら「台所の神」って出てきたんですが...一気にショボく感じる...
新聞もありますが、文語調で書かれておりイヌカイなどは読めませんでした。
150年前くらいの雰囲気ですかね〜。
ダーウィンズゲームのない世界
この異世界ですが、もちろん別の世界線なのでダーウィンズゲームなどあるわけもなく、カナメたちは期せずして「ダーウィンズゲームを止める」ことができました。
カナメの作戦のおかげで捕虜としての扱いも上々。多少の軟禁状態ではありますが、貴族同等の生活ができています。
元からやりたくてダーウィンズゲームをしている人はほとんどいなかったでしょう。
サクジとイノリは世界線Oに残ることを決断。ロン(龍)もワッツらと一緒に異世界で成上ろうと考えているようです。
いきなり殺し合いをしなくて良くなっても戸惑いますよね。明日試合だったのに中止になった...みたいな。
ということで、カナメもなんだか気が抜けてしまいます。頑張れ我らの主人公!笑
元の世界に戻る義理もなく、なんとなく弛緩した空気が漂います。
謎の少女、ククリ
そんな中、カナメとシュカの目の前に現れた怪しい少女がククリ。
ひょんなことからカナメたちと知り合いになったこの少女が、停滞している物語を動かします。
ちなみにこのククリですが、「〜のじゃ」という言葉遣いと言いそのロリさ加減と言い、朱角も相まって完全に「のじゃロリ」です笑
雪蘭(シュエラン)姐さんとのツーショットが見たいですね。完全に親子に見えそう笑
このククリですが、カナメたちを軟禁中の城から抜け出させて案内し、その途中で尾行され、それをカナメたちが解決し...と結構なトラブルメーカーでした。
高貴なお姫様っぽいけど本当は...というところが本巻の引きです。
完全壊滅したシブヤとカナメの覚悟
一方、少しだけ描写が出たシブヤはグリード(混沌の鼠)たちのせいで完全壊滅。
炎上してました。本当に壊滅って感じですよ。
この炎が落ち着いたらシブヤ宝探しイベントの異次元カメラを通して見たシブヤになるんですかねえ...
そんなこんなでカナメのスマホに届いたメッセージが
久々に見るあの「ゲームマスターさんが助けを求めています」メール。
大爆笑ですよ全く。
カナメもこれを見て「ダーウィンズゲームをクリアする」という目的を思い出したようで、目の色が変わりましたね。
漫画ダーウィンズゲーム19巻の管理人一押しポイント
カナメの策士ぶり、です!
「海賊王との決闘」イベントで降伏することを決めたカナメ。でもただ降伏するだけでは強制労働などをさせられるかもしれない。
そこで、捕虜としての好待遇を条件を相手に呑ませようと、策を講じます。
- 船底を破壊して宝物庫への到達を不可能にする。
- 敵を欺いて全軍をデッキに集結させる。
- 船が沈む状況にしてコウウ説得の時間を作る。
無駄な被害を出したくないコウウ側に自らの降伏を高く売りつける、という作戦に出ました。
特にうまいなと思ったのが、舟底を破壊した件。
コウウ自らが言うように、これをせずにカナメがコウウに条件付き降伏を持ちかけても単なる時間稼ぎだと思われたでしょう。
舟底を破壊し、船が間も無く沈む状況を作ることで、これが単なる時間稼ぎではないとコウウに納得させる材料になりました。
そのまま時間稼ぎをすると共に海に沈むからですね。
いつだったか、関東圏にダーウィンズゲーム禁止令をカナメが出した時、その手練手管から士明さんが裏で糸を引いていたのではと勝手に思っていましたが、今回の件でそれもカナメだったのだと納得しました。
カナメ、諸葛孔明ばりの才能を発揮しています。
ということで、19巻感想でした!
次巻に続きます!