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『狂い咲きサンダーロード』(1980)に続く石井聰亙監督@福岡県人のロックンロール・ムービー。ええ、公開時には当然両方鑑賞しましたとも✌️
あれから40余年・・・(T ^ T)
欧米では60年代英国のモッズ・カルチャーを描いた『さらば青春の光』(1979)や同じくザ・フーの『トミー』(1975)、Tommyと同じくロックミュージカルの『ロッキーホラーショー』(1975)など様々あるが、我が国では存外、ロック映画はほとんどなかった。
音楽ともあれスピリッツ的には長谷川和彦監督・沢田研二主演の『太陽を盗んだ男』(1979)くらいか。
日本国にて、ガチで出てきたのはようよう80年代。
『爆裂都市』は、『ウエストサイド・ストーリー』よろしく対立する2つのバンドの抗争劇。ただし、そこはかとなく反原発を絡めている。
この辺り、まことにロックンロールと思います。
対立する2つのバンドとは、ロッカーズ➕ルースターズの福岡勢 VS 遠藤ミチロウさんのスターリンである。
兎にも角にも劇中曲を。
◆セルナンバー8 /ロッカーズ➕ルースターズ
サムネはセンターが陣内孝則さん、下手に向かって池畑氏、そして大江慎也さん。ロッカーズとルースターズが混じっておる。
ルースターズは
◆Let's Rock (Dan Dan)
対してスターリンは、
◆ワルシャワの幻想(メシ食わせろ)
歌詞はほとんど聴こえません。だがしかし、映画Perfect Daysで有名な(?)ルー・リード師匠はこうも言ってます。
「歌詞なんか、聞こえなくってもいいんだよ」
前回アプした麗蘭の、仲井戸麗市チャボさんとはこの点対極なわけだが。
それでもスターリンの同曲は、キレっキレでグルーヴ溢るる。ロッカーズにルースターズ、上掲のあれこれ含めロックに疎い向きには〝同じリフの繰り返し・単なる雑音〝、そう思われる方もあろう。
違うんだよなぁ。美しいメロディだけが音じゃない。これぞ音楽、パンキッシュ🩷
◆冷蔵庫
〝メシ食わせろ〝といえば、町田町蔵(現・芥川賞作家の町田康)もこの映画に出てたなぁ。
◆メシ食うな/INU
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後年いろいろロックムービー出てきたけれど我が国は、なんか顔色伺うというか様子を見るというか。。。
海外からのこんな文物摂取法は、はあ、飛鳥時代・仏教摂取以来の伝統か。
「まず以って、ジーっと様子を見て客観的に観察す」なら極めて正しい態度だし、50-60年代の高度成長期には米国の良か製品ば観察し、これで日本史上初、国民全員がほぼ食えるようになった。
ただ、よしんば日本がパンクなら、ハナからガッツリ行ったらよろしかろう(よろしかろう・笑)。
全然ロックじゃないのです。。。
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日本といえば時代劇。大岡越前的にも。
加藤剛はさておいて、上様といえばやっぱり山口崇よね。ほとんどパンク、ですものね❤️