ロックンロールムービー的な。。。 | Roll of The Dice ー スパイスのブログ ー

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稀に・・・となるかも、ですが、音楽や演劇、書籍について書きたく思ひます。

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好きな天気すか? 嵐スね。
なのでちょっぴり激しいやつを。
 
ここのところ、某動画サイトでもっぱら観ているのは時代劇と、このあたり。
◆爆裂都市・Burst City(1982)  ー 予告編

 

 

『狂い咲きサンダーロード』(1980)に続く石井聰亙監督@福岡県人のロックンロール・ムービー。ええ、公開時には当然両方鑑賞しましたとも✌️

あれから40余年・・・(T ^ T)

 

欧米では60年代英国のモッズ・カルチャーを描いた『さらば青春の光』(1979)や同じくザ・フーの『トミー』(1975)、Tommyと同じくロックミュージカルの『ロッキーホラーショー』(1975)など様々あるが、我が国では存外、ロック映画はほとんどなかった。

音楽ともあれスピリッツ的には長谷川和彦監督・沢田研二主演の『太陽を盗んだ男』(1979)くらいか。

日本国にて、ガチで出てきたのはようよう80年代。

 

『爆裂都市』は、『ウエストサイド・ストーリー』よろしく対立する2つのバンドの抗争劇。ただし、そこはかとなく反原発を絡めている。

この辺り、まことにロックンロールと思います。

 

対立する2つのバンドとは、ロッカーズ➕ルースターズの福岡勢 VS 遠藤ミチロウさんのスターリンである。

 

兎にも角にも劇中曲を。

◆セルナンバー8 /ロッカーズ➕ルースターズ

 

 

サムネはセンターが陣内孝則さん、下手に向かって池畑氏、そして大江慎也さん。ロッカーズとルースターズが混じっておる。

 

ルースターズは

◆Let's Rock (Dan Dan)

 

 

対してスターリンは、

◆ワルシャワの幻想(メシ食わせろ)

 

 

歌詞はほとんど聴こえません。だがしかし、映画Perfect Daysで有名な(?)ルー・リード師匠はこうも言ってます。

 

「歌詞なんか、聞こえなくってもいいんだよ」

 

前回アプした麗蘭の、仲井戸麗市チャボさんとはこの点対極なわけだが。

 

それでもスターリンの同曲は、キレっキレでグルーヴ溢るる。ロッカーズにルースターズ、上掲のあれこれ含めロックに疎い向きには〝同じリフの繰り返し・単なる雑音〝、そう思われる方もあろう。

 

違うんだよなぁ。美しいメロディだけが音じゃない。これぞ音楽、パンキッシュ🩷

◆冷蔵庫

 

 

〝メシ食わせろ〝といえば、町田町蔵(現・芥川賞作家の町田康)もこの映画に出てたなぁ。

◆メシ食うな/INU

 

 

ーーー

 

後年いろいろロックムービー出てきたけれど我が国は、なんか顔色伺うというか様子を見るというか。。。

海外からのこんな文物摂取法は、はあ、飛鳥時代・仏教摂取以来の伝統か。

 

「まず以って、ジーっと様子を見て客観的に観察す」なら極めて正しい態度だし、50-60年代の高度成長期には米国の良か製品ば観察し、これで日本史上初、国民全員がほぼ食えるようになった。

ただ、よしんば日本がパンクなら、ハナからガッツリ行ったらよろしかろう(よろしかろう・笑)。

 

全然ロックじゃないのです。。。

 

ーーー

 

日本といえば時代劇。大岡越前的にも。

 

 

加藤剛はさておいて、上様といえばやっぱり山口崇よね。ほとんどパンク、ですものね❤️