身近に双子ちゃんいる?
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いないスね。縁者親族友人たち、仕事関係なにもかも、知己に双子は一切いない。
過去から現在に至るまで、一切。これだけ双子に縁がないのも珍しい。
双子といえばきんさん・ぎんさん@尾張。そうして例の八つ墓村、小竹さんと小梅さんでしょう。
向って右が姉の小竹氏。演ずるは市原悦子さん。
『八つ墓村』は1977年、高1の時に封切られ、当時直ちに観に行きました。もう、恐ろしいの何の。
だって鍾乳洞の暗闇を、啜り泣きながら追っかけてくるんだぜあの人が。
祟りじゃー!
というわけで、松竹公式が2/15までの限定で公開中です。もちろんタダよ、タダ。
『砂の器』からコレ、『鬼畜』あるいは『復讐するは我にあり』。毛色は違うが健さん主演の『幸せの黄色いハンカチ』に『遥かなる山の呼び声』・・・
70年代半ばの松竹映画は名作ぞろい。いわば黄金期でありました。
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音はICE。宮内和之(g)と国岡真由美(vo)を中心とするグループ。
彼らは双子じゃないけども、音楽的にはいわばツインズ。
◆オープニングはK.M Jam
◆Plastic Hip
以降ライヴで、
◆Junkfood Jenny
な、カッコいいだろ?
ファンクからブルースまでこなす彼らは『八つ墓村』公開の15年後、90年代前半に出てきて06年ごろに消滅。宮内氏が急逝したもんで。
自分はK.M Jam収録のデビューアルバムを、有楽町は交通会館1FにあったWaveでたまさかジャケ買い。これが当たりであった。
あれから数十年、今なお愛聴しています。
◆Get on The Floor.
国岡氏のメロウなボーカルと重い音。この対比は黒澤明の対位法を彷彿させなくもない。
しかしいちばん好きなのは、セカンドアルバムのこの曲。
◆Slow Love、98年の赤坂Blitz。
3分30秒からのこのグルーヴ。
彼らを「シティポップ」とする向きがある。いやICEこそ、実はロックンロールでしょう。
スライダーズやストーンズだけがロックンロールじゃない。こういう人々もロックなのですね、ええ。