これ(↓)は昨日書いたものだが、
修正を入れます。
今日の東京・芝レースを見ていたら、先週までと傾向が変わっている。
順にいきますね。
◆まずは9レース・カーネーションカップ(3歳500万下・千八)
前から4、5番手にいた馬を、後ろから3番手にいた馬が差し切って勝利。出遅れて最後方にいたのも大外から突っ込んできて3着。
勝ち時計は1分45秒9。前4Fが46秒7、上がり47秒0と全くのイーブンペース。
1、2、3着馬の上がりはそれぞれ33秒3、33秒9、33秒4で、典型的な「平均ペースの決め手勝負」。
これだけじゃないよ。続く10レースは
◆高尾特別(1,000万下、千四)
中段後ろで進んでいた勝ち馬は、直線向いた時にはほぼ最後方。大外一気で差し切り。
さぞハイペースかと思いきや、まず逃げた馬が3着に粘っていること。そして、
・前3Fが34秒4 ー 上がりが34秒3
と、これも全き平均ペースであったことから、決め手勝負となったのが言える。
※勝ち馬の上がりは33秒4。
まーだあるんだよ。
◆メインレースはメイS(オープン。千八)
2着馬こそ4、5番手も、勝った馬は後方から馬群を縫うようにして差し切った。3着馬同様道中はほぼ後方から2番手にいたものが、こと3着馬についてはこれまた大外一気。
ペースは47秒2 ー 45秒6。3Fは35秒1の34秒3。ちょいスロー目の、まあ平均ペース。
前残りの馬がいてもおかしくないところ、それぞれ33秒3、33秒2で飛んできている。
なお勝ち時計は1分44秒3。07年にチョウサンが出した1分44秒2にコンマ1秒差。
〈分かったこと〉
1、先週みたいに「前が止まらない」馬場では、もはやない。
2、ただし逃げ粘って馬券になるケースもある。
3、内外関係なくなっている。
4、大外からでも差しが決まる。ただし決め手は要る。
5、持ち時計はそれなりに必要。スローになれば別だが平均ペース以上なら。
※ちなみに明日の出走馬で持ち時計No.1は、
・千六ならクラヴァシュドール(1分32秒9)。
・千八ならデゼル(1分47秒1)
・二千ならホウオウピースフルとウインマリリン(ともに1分58秒7)
まあ、千六までしか走ったことない人多数なれば、これはあくまでご参考。
以上5点を勘案し、評価と買い目を変えます。
〈評価〉
◎デゼルかクラヴァシュドール
○クラヴァシュドールかデゼル
▲デアリングタクト
△ミヤマザクラ、ウインマリリン
×スマイルカナ ←逃げ粘りのケースを考えて
〈買い目〉
・単勝は、デゼルないしクラヴァシュドール
・複勝は、クラヴァシュドールともう1匹。
また、連勝式で買われる方はデゼル ー クラヴァシュドールの馬連や馬単、両2頭軸の三連式も面白いかと。
デゼルの評価を上げた理由は上記の他に、今日の4レース(千四芝)ではルメールが、5レース(千六芝)ではレーンがそれぞれ1枠1番に入り、いずれも差し切り勝ちしましての。
それを見ていたら、レーンが乗り、かつ決め手を持つデゼルが「これは・・・」と。
1枠ならクラヴァシュドールもいるが、彼女にはデゼルほどの決め手は目下見られない。で、決め手ならデアリングタクトもスゲぇけど、こちらは当初の趣旨を変えずに▲評価。
ただしデゼルの場合、短期間に2回遠征というのも気になる。なれば直前、馬体重発表まで、判断を保留しようと思います。
では、明日がんばりましょう。