Dark sideからの毒霧 -59ページ目

すれ違い

もっとも会いたいと思っていた友達には会えた。
心の奥底で会いたいと想っていた人には会えなかった。

無理すれば会える距離にいる。でも、昨日会えるか会えないかで賭けていたから無理には会いにいかない。
今回はそういう運命だったってこと。変えることはできても変えない。
それじゃ何も変わらないから。
前に進むためには我慢しなければならない。

会いたい。
昨日、実家の布団で泣きそうになるほど想った。

やっぱりこっちにはあんまり来るべきじゃない。
きっと帰ったら安心するんだろう。

厳しい

やっぱり現実って厳しい。

虚しさ、刹那さが一人になり冷静になるとやってくる。


距離なんて縮まらない。

一歩ずつどころか、1mmだって進めていない。

所詮、こんなもの。

自分に対する見方はかえられない。

いい人なんて言われたくない。


自分の魂の軌跡を確かめにいざ故郷へ。

想像、妄想そして現実

頭ん中ではいろんなことを考え企画計画して、いや妄想が暴走している。


いくつかある約束。

何をどうしよう?とか考えてみるけど、そこから先にはきっとつながらない。

とりあえず約束を実現するための最低限の条件を満たすために、目的の店を予約した。

そこから先もたぶん決まったコースになる。

その日は妄想でも想像でもなくほぼ確実な計画。

しかし…

その先、2回ある約束っていうかノリで一緒にって言ったこと。

どうすればいいのか。

完全にノープランだし、妄想すらもできない。


なぜ妄想すらもできなのか。

そこには確かな現実があるから。

気持ちが動かないオレ。

オレに興味を持たない相手。

いくら頭でかわいい、素敵だって思っても突き動かすような衝動が心にない。

それはもしかしたらオレが相手にされて無いからかもしれない。

少しでも興味を持ってもらってるって手ごたえのようなものがあればまた違うのかも。

お互いが歩みより惹かれてる感があればもっと気になるようになるのだろう。


あと少しの今年。

今までこんな約束したことなかった相手だから楽しみではある。

今年あと三度。

来年早々にも1度。

その約束がとにかく楽しく、2人にとって実りあるもの、思い出に残るものであればいい。


今後に生かせるようなそんな時間を過ごせれば妄想しているような未来はいらない。

現実を見誤らずに変な思いをさせないように努力したい。


今の状況。それがすべて。

これが現実だ。