Dark sideからの毒霧 -58ページ目

生きる

少し前に見たTVのドキュメント。

余命1ヶ月の花嫁。

だったか?


今日夜の情報番組でその方の闘病生活を記した本が出版されたと聞いた。

その番組内で、流れた映像に彼女とその恋人との会話があった。


彼は彼女に毎日病室で何してるの?と聞き、彼女は少し考えて


“生きてる”


と、答えた。


そう。先が長かろうが短かろうが一生懸命生きているんだ。

久しぶりに胸を打たれた言葉だった。


些細なことで悩み苦しみ、愚痴り塞ぎ込む。

それも生きるって事なんだ。

これも喜びなんだ。


明日が来ることを知っているのは奇跡です。

それを知っているだけで幸せはあふれ出るから。


だったかな。

未来を悲観せず、生きるって事をもっと大事に。

これを知ってまたオレは強くなれた気がした。

感傷

実家から自宅へ戻る時はいつも淋しい気持ちがあったけど今回はそんなこと思わない。
むしろ早く帰りたい。

そりゃ家族といれば楽だし安心する。でもこっちは痛いことが多い。
目に入るものの多くが何かしらの思い出がある。
そしてオレの記憶の多くはある人のこと。
その人と会える距離にいるだけでしんどい。

今のオレには関西があっている。

脱兎

やはりもう交わるべきではないのだろう。

気持ちが複雑すぎて整理できない。

他力本願になるようだが安住の地をオレに与え賜え。
誰か。この時化を凪へと鎮め賜え。

交わりたいが交わってはならぬ。
こんなになるなら、オレは逃げる。何と思われようが逃げてやる。

こんな想いしたくない。
自然と目に涙が溜まる。

どこに行けば逃れられるのか?答えを聞かせ賜え。