Dark sideからの毒霧 -48ページ目

虚しい心

ギャンブルで金を手にしたって、心の隙間は埋まらない。

むしろ虚しさは増すばかり。


オレが欲しいのは、愛。

愛し愛されること。


特別にはまだ遠い。

どうしたら特別な存在になれるのか。

答えの見つからない、日々はいつまでも続く。


出口の見えないトンネル。

朝のこない夜。


一般的には無いはずのもの。


工事が途中で止まってしまったトンネル。

寝たら2度と目を覚ますことができなくなった夜。


負のことをあっさり言う。

でもきっと陽はまた上る。

きっとオレを照らしてくる。

そう願って。

嘘から出た実

先輩と酒を飲んだ後に食べたラーメン。

そこで先輩から

「お前、○○のこと狙ってんのけ?」

って聞かれた。

オレは、

「え、なんでですか?」

ってすぐに否定できなかった。

でもすぐ後に、

「狙ったって落ちないでしょ?そんな身の程知らずじゃ無いです」

って言った。


それはオレが深層でわかっていること。

その先輩も、「そうだよな、何か心に決めてる感じがするよな。こういうタイプって。」

オレが思っていることを思っていた。


[好き=狙っている]なら嘘をついたことになる。

でも、オレは[狙っている=気持ちは大して無いけど彼女にしたい]って式になる。

だから、嘘をついたわけではない。


今日も改めて思った。

好きなんだって。

そして、近づくことのできない距離にいる。彼女のパーソナルスペースには入れないって。


見え透いてるオレの心。

わかりやすい行動。


本人にだって気付いて欲しい。

意識して欲しい。

だけどそれは、意識してもらえればいい方向に行くって前提の希望。

実際に気付かれたら距離を置かれ、気まずくなることはわかりきっている。

今、オレがいる会社での居場所すべてを失うことになる。


器用な人間がうらやましい。

すべてにおいて不器用。

人の心を読みつかむこと、それができたら。

少なくとも好きな人だけでも。


オレは一体何なんだ。

お役御免

そろそろ、潮時かなって最近思う。

もうオレを必要としている“人”はいないだろう。

これからは会社に必要とされそうだし、そうなる前に。


辞めづらくなる前になんとかしないと。

ひとりぼっちの淋しさを、紛らわすことのできるような仕事見つけたい。


便利屋のようにいろんなことをやっている。

仕事ではある程度評価の上の位置だと思えるが、プライベートでも便利屋のよう。

誰からか誘われれば必ず参加し、自分からの誘いはほぼ断られる。


いてもいなくても同様の存在。

そんな自分に嫌気がさす。


オレを本当に必要とし、オレが必要とする存在。

それが人なのか場所なのかわからないけど、それを探してる。


見つけることができるのか。