Dark sideからの毒霧 -46ページ目

信じる気持ち

信じていればいつかは通ずる。

強く深く想っていれば必ず伝わる。


そう思っていた。

しかし、伝わらないらしい。


どんなに目を合わせても、目は口ほどにものを言わない。

想っていればいつか二人の気持ちは通じ合い、気持ちは歩み寄っていく。

そんなことは無いらしい。


夢物語。

結局、強く想いすぎてしんどくなって尻尾巻いて逃げることになるんだ。



逃避願望

自分の感情を抑えられないところまできてしまった。

暴発しそうな感情。


うまくいく恋愛を知らないオレは、そこから逃げることでしかその感情を抑えることができない。

誰かにわかってもらいたい。

誰にも言えない、わかってもらえない現状。


辛くてふさぎ込んで、独り部屋で荒れることでしか発散できない。

気分を変えたいけど、この地で遊んでもらえるのはすべて関係者。

忘れるような遊び方もできない。


逃げたい。

立ち向かって玉砕して、立場をなくす。

そんな勇気はないから。


自分の存在がわからない。

自分が必要とする人に必要とされたことのない寂しさ。


これもまた修行か。

幻からの帰還

突然襲われた悲しみ。
隣にいるはずなのに感じた疎外感。

こみあげてくる涙。
頭を押さえる振りしてごまかすのが精一杯。

幻が現実に変わった瞬間。
感情が吹き出した。

普段から意識してること。
分かり切ってること。
なのになぜか出てきた涙。

気持ちが強くなりすぎて制御できないところにきてる。

近くにいられる幸せだけを感じ、考えられたら。
ほかのすべてを感情を捨て喜びだけを味わいたい。