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「抹茶は甘い飲み物です」

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 お抹茶に抱くイメージってどんなものがありますか?
 お茶会ってどんなところでしょ?
 茶道ってどんなことしてるんでしょ?

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 実は、お茶会って愉(たの)しいところなんです!

 一般的なイメージだとしゃべっちゃいけないみたいな感じですかね?

 でも、本当はそんなことなくて、正客と亭主の会話の邪魔をしなければ、話していいんですよ。雑談はダメですけどネ(笑)

 そして、抹茶はとても甘い物なんです。

 苦い抹茶は「安い抹茶」とか「点てる人が下手」ということ。上手な人は甘い抹茶を点てられます。

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。

 月桑茶道教室では、そうしたお茶会へ行くための心構えや喫(の)み方、お菓子の頂き方など、様々なシチュエーションで体験いただけます。

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 コロナ対策は手洗いの徹底、マスクの着用にて各自お願いいたします。当日発熱の方はご参加をお断りすることがございます。予めご了承ください。
 

 10月13日は旧暦九月十一日、重陽は過ぎておりますけれども、十三夜前でございますので、重陽と月見をあわせた設えをいたします。

 

 

 また、会終了後はおしのぎがございます。

 お時間の許す方はお召し上がりくださいm(_ _)m

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 濃茶 
 薄茶


 定員5名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和6年10月13日(月・祝)
 濃茶:13:00~14:30
 薄茶:15:00~16:30
 

 開始15分前までにお越しください。
 時間はあくまで目安です。時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。簡単な酒席がございます。
 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。
 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 
 

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■会費
 5000円(濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
 

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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください

 

 

 

 

 

入手元:ヤフオク

落札額:★★☆

 

 萬古焼の窯元で淡々斎が好んだと云う佐久間勝山が作った伊羅保建水。箱の保護紙には「芳丘識」とあるのですが、箱の印を見ると「芳山」となっているので、勘違いですかね。

 

 こちらは、古くは梅干を漬けた壺のように見えることから「梅壺」と銘することにしました。

 

 これでピンッと来た方は源氏物語通ですね。そう、「梅壺の御方」です。

 

 

 

 

 

 最初は三木町棚に取り合わせては?と思っていたのですが、似合わない(笑)

 

 なんでやねん!というほど似合わない。不思議なものですね。

 

 で、吉野棚に取り合わせると流石裏千家の道具と裏千家の職方さんの道具。似合うんですわ。

 

 という訳で、これはこれでヨシ、と。

 

 

 

 

 

 

 
入手元:ヤフオク
落札額:☆
 
 ヤフオクで超絶破格で出ていた水指です(送料が3倍以上しました)。
 
 土からすると唐津系な感じですが、京都の物かも知れません(京唐津か京高麗)。膳所や萬古の三島写ではないでしょう。
 
 大分、古びた感じがしますが、時代物ではなく、おそらく明治中頃の物だと思います。
 
 上が刷毛目で、下が花三島。象嵌の白がやや控え目で土色を感じさせる処が好きです。
 
 今年は、三木町棚に合わせましたが、今の所、石州好の山里棚(風炉用・旧暦八月に割り振っている棚物)がいいかな?と。
 
 三島というのは、三島暦に文様が似ていることから白象嵌を、そう呼んだことに因みます。
 ただし、こちらは花三島と呼ばれる文様になりますので、暦とは少し遠いかもしれません。
 
 その由来となった三島大社は伊予国大山祇神社を本社とする神社ですが、現在は伊豆諸島の航海神・造島神と考えられています。
 
 伊予繋がりで糸巻棚に持っていくのも有りですが、他の物語を考えた方が良いかもしれませんね(笑)
 
 三島は伊豆国の国府が有った場所ですが、国衙の位置は不明です。
 国衙があったのは田方郡(たがたのこおり=三島市)で「伊豆の國府(こふ)に到りぬれば、三島の社の…」と『東関紀行』に載っているそうですよ。
 
 源頼朝が挙兵の前に安達盛長に命じて奉幣させたことも知られていますが、鎌倉将軍は代々参詣しており、鎌倉幕府では鶴岡八幡宮や二所権現と並んで信仰しています。
 
 伊豆から関東随一の大大名に成長した後北条氏の庇護を受けたものの、甲相駿三国同盟破綻以後は対武田の最前線となり度々戦火に遭っています。

 三連休の最終日、月桑庵は稽古茶会「お茶会へ行こう」でした。

 

 茶友のWAさんが知人を連れてきてくださって、四名での回です。

 

 三ヶ月前に満席になっていた頃が懐かしいですねぇ。

 

 今回はお弟子さんが薄茶のお点前をしました。間違いはありましたが、まだ、三年目ということを鑑みれば上出来かと思います。

 

 今回は「玉の浦での月見」の趣向。

 道具立てから、色々な物語を考えてみてくださいね♪

 

 来年までには曲建水の漆絵か、木地の桶建水を手に入れたいものですね(備前の蓋置なら漆でもいけるか……)。

 

 色々調べていると、江岑宗左は唐津藩寺沢家に仕えて、その後、高松藩生駒家に仕えたのち、紀州家に使えていますから、水指は朝鮮唐津のほうがよかったですね。あと、梅に因ませたほうがいいのだから、棗も梅形茶器の方が良かったと反省。

 

 偶然ですが、三木町棚は春と秋に使われる事が多いというのは、江岑宗左の紀州滞在が春と秋が多かったからのようです。

 夏と冬にはあまり使わない(使わない訳ではない)というのは一つ学びになりました。

 

 まだまだ、精進が足りませぬ。

 

 

令和六年八月廿一日(令和6年9月23日)

        甲辰年癸酉月庚寅日 

床  軸  「玉斧修成月」服部南郭筆

  花入 黒竹 砧籠

  花  季のもの

 

釜 南瓜釜 紅雲庵贈

  風炉 鉄 南瓜風炉 紅雲庵贈

  敷板 織部 敷瓦

  屏風 杉 網代銀張腰

 

濃茶

 棚 三木町棚 江岑好

  水指 上刷毛目三島 近代物

  茶器 丹波 森本陶谷作 銘 申待金地院

   歌銘 わびしらにましらな鳴きそあしひきの

      山のかひある今日にやはあらぬ

            凡河内躬恒

   仕覆 雨龍間道

  飾棗 朱塗松喰鶴蒔絵 吹雪 岡本陽斎作

  茶盌 主 大阪萩 紀州献上写 味舌隆司作

     次 紀州葵 庚辰 造 寒川栖豊造

      久屋大黒堂十九代永田日照還暦祝

      歌銘 村雨の露もまだひぬ真木の葉に

         霧立ちのぼる秋の夕暮れ

                  寂蓮法師

  茶杓 松 平野黙涯作 銘『香風』

   甘木山安長寺 南禅寺ノ松ヲ以テ作ル

   蓋置 染竹 天節

   建水 出雲 大餌畚 十一代長岡空権作

  菓子器 椽高 杉木地風

  菓子司 梅甘煮 紀州田辺 小森梅選堂

  御 茶 神楽殿 城州宇治 山政小山園詰

 

薄茶

 棚 吉野棚 圓能斎好写

  水指 鼠志野 筒 浅見与シ三作 銘 月ニ芒

  飾棗 沈黒 老松彫白中棗 谷川真斎作

  茶盌 主 能古 高浜喆山作 銘 若紫

      手に摘みていつしかも見む紫の

      ねにかよいける野辺の若草

              『源氏物語』

     次 白楽 折鶴 初代吉村楽入作

       笠井宗裕絵付

  茶杓 安住樂風 下がり節 仮銘 藤壺

   蓋置 笠間 千切 田中教克作

   建水 伊羅保 耳付 佐久間勝山作 佐久間芳山識 銘 梅壺

   菓子器 赤膚山 高坏 松田正柏作

  菓子司 茶屋の餅 奥州弘前 笹木屋

      和三盆  洛中烏丸 亀屋則克

      水羊羹  自家製

  御 茶 四方の薫 城州宇治 山政小山園詰

                    以上

 

 
 茶入が少ないので、肩衝では持っていない(大海と文琳では持っています)丹波を購入。
 
 在中庵や円乗坊のような横縞が特徴の茶入です。
 
 最初は「相輪」とか「九輪」にしようかなぁ?などと思ったり、仕覆が雨龍間道なので秋の雨に因んだ銘などがいいかなぁ?などと思って居たのですが……
 
この釉景を見ていてふと「これって『猿猴捉月図』の猿に似ているなぁ〜」と思いまして、銘を「金地院」とすることに。
 
 これは長谷川等伯の『猿猴捉月図』が南禅寺金地院の襖に描かれていることからの銘になります。
 
 猿猴捉月図が由来ですから、当然、月に因んだ月(中秋、後の月、三の月)にはいつでも使えます。
 
 どうです?猿猴捉月図に見えません?
 
 ですが、残念なことに「もっとはっきりと見える釉景」があったんです。それも猿に見えるのがオチとなりますがw
 
 結果、銘は「宵待」と思っていたのですが、猿つながりで窪田意専の俳句が出てきました「いざよひは闇の間もなしそばの花《猿雖》」。だとすると「十六夜」がいいかもしれませんね。

 色々と迷った結果「申待金地院」とすることに。

 申待とは「庚申待ち」のことです。庚申待ちとは、庚申の日に、人の体内にいる三尸の虫が日頃の行いを天に登って報告をすると信じられており、それを妨げるために夜通し酒盛りなどをして寝ずの番をしたものをいいます。

 三尸の虫が天に登って日頃の行いを報告すると罪状によって寿命が縮められたり、地獄・餓鬼・畜生道に堕とされると信じられていたので、このような風習が生まれたそうです。

 庚申待ちは枕草子にも登場しており、平安時代には日本に伝わっていたということが分かります。

 三年十八回行った記念に建てられたのが庚申塔で、ここには三猿がほられたそうですよ。

 となると、三猿蓋置との相性は抜群ですね!