10月はお茶会シーズンで、毎週のように何処かでお茶会が開かれております。

 

 斯く云う私も、10月5日(土)・6日(日)が文化祭茶会(の手伝い)、10月13日(日)がお茶会へ行こう、そしてこの土日の10月19日(土)・20日(日)が区民まつり呈茶(野外席)でした。

 

 板橋三曲連盟さんのお琴コーナーに間借りしたのが始まりだそうですが、立礼でいいので、お点前も見てほしいなぁ~と思う今日このごろです。

 

 もう一つ思ったのは、慌ただしくお茶を出すより「しっかりと煉って甘いお茶を出す」ことが第一義だと思いました。

 

 外でお子さん連れのお母さんが子どもに茶の湯コーナーに行くのを「いやだー」と言われていたんですが、理由が「苦いから」だそうで。

 

 しっかり煉って、粉っぽさも、ダマもない、甘みのしっかり引き出されたお抹茶(薄茶)を出して、もっと区民のみなさんに「お抹茶って美味しんだ!」と思ってもらうのが大事だと思うのです。

 

 誰かが下手だとかそういう話ではなく、慌ただしく数をこなそう!早くやろう!ということになると、どうしても粉が底に残ったりダマが残ったりする訳です。

 

 最も大切なことは、「お湯の掛け方」な訳ですが、お茶にお湯を掛けてはいけません。特にテーブルで点てる時は、点前座とは体制が違うので点てにくいですから、しっかりとお湯を染み込ませることが大事です。

 

 その場合、一息に湯を掛けず、数度に分けて掛けてやるのがいいでしょうね。

 

 点て方も、いつも以上に煉る。

 煉り切れたら、いつもどおりに点てる。

 

 少し、考えてみたほうがいいと思います。

 

 私? 私はどんなときでもどんな茶盌でも美味しく点てますよ!

 

 けど、私は残念ながら男性なので力仕事が担当です(爆)

「たしか」という言葉には2つの漢字があります。

・確か

・慥か

 

 です。

 おそらく「慥」の方は多くの人が見たことがない!と思われるでしょうが、辞書などでは同じ意味の言葉・漢字として扱われています。

 

 ですが、漢字好きの私としてはこの二つの漢字はニュアンスが微妙に異なると考えています。

 

【確】という漢字


 確という漢字を分解してみましょう。

 

 確=石+隺

 

 石は「崖の下に落ちているいし」のこと。

 隺=冖+隹

 

 冖は「はるか遠い」の意味。

 隹は「尾の短い鳥」の象形文字。

 

 つまり、「空高く鳥が飛ぶ様子」を意味します。

 

 これに石がつくと「高い空から小鳥が落とした崖の下にある石」ということになり、ここから「かたい」の意味になり、「たしか」という意味が生じました。

 

【慥】という漢字

 

 慥という漢字を分解してみましょう。

 

 慥=忄+造

 

 忄は「心」が変形した偏で、もともとは心。心臓の象形文字で、心のはたらきや感情などを表す漢字の部首です。

 

 造=辶(辵)+告

 

 辶は「十字路と立ち止まった足」の象形文字で「おこない」や「みち」に関係する漢字の部首です。

 

 告=牛+口

 

 牛は「角の生えた牡牛」の象形文字。

 口は「神に捧げる器」または「くち」の象形文字。

 

 「生贄を捧げて神よりおつげを得る」の意味から「つげる」の意味になりました。

 

 そこから「つげるまでの工程」の意味になり、生贄を形作ることから「つくる」の意味になりました。どちらかというと、手作業で人がつくる「作」よりも、道具を使ってさまざまな工程を経て「つくる」というより複雑なものを意味します。

 

 このつくると心が結びついて「複雑な工程をふんだ考えをつくる」という意味になり、「しっかり考えた意見や明確な感情」となって「たしか」という意味になっています。

 

 最終的にはどちらも「たしか」なのですが、心理的・非物理的なものは「慥か」、物理的・目に見えるものは「確か」というニュアンスが漢字の原義からする使い分けとしてはいいのではないかと思います。

 

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「抹茶は甘い飲み物です」

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 お抹茶に抱くイメージってどんなものがありますか?
 お茶会ってどんなところでしょ?
 茶道ってどんなことしてるんでしょ?

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 実は、お茶会って愉(たの)しいところなんです!

 一般的なイメージだとしゃべっちゃいけないみたいな感じですかね?

 でも、本当はそんなことなくて、正客と亭主の会話の邪魔をしなければ、話していいんですよ。雑談はダメですけどネ(笑)

 そして、抹茶はとても甘い物なんです。

 苦い抹茶は「安い抹茶」とか「点てる人が下手」ということ。上手な人は甘い抹茶を点てられます。

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。

 月桑茶道教室では、そうしたお茶会へ行くための心構えや喫(の)み方、お菓子の頂き方など、様々なシチュエーションで体験いただけます。

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 コロナ対策は手洗いの徹底、マスクの着用にて各自お願いいたします。当日発熱の方はご参加をお断りすることがございます。予めご了承ください。
 

 11月10日は旧暦十月十日、丁度十日夜です。今回は炉開きの設えをいたします。通常はお茶事をしておりますが、人の集まりが少ないため、お茶会へ行こうをすることにいたします。

 

 

 また、会終了後はおしのぎがございます。

 お時間の許す方はお召し上がりくださいm(_ _)m

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 濃茶 水指棚 即中斎好
 薄茶 三重棚 覚々斎好


 定員5名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和6年11月10日(日)
 濃茶:13:00~14:30
 薄茶:15:00~16:30
 

 開始15分前までにお越しください。
 時間はあくまで目安です。時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。簡単な酒席がございます。
 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。
 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 
 

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■会費
 5000円(濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
 

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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください

 

 

 


 明日(10/19(土))・明後日(20(日))、大山公園にて呈茶席が出ます。


 板橋茶華道連盟の先生方が点てられたお抹茶(薄茶)が、頂けます(有料)。


 土曜日は午後7回、日曜日は午前午後合わせて11回です。


 ご都合の宜しい方は是非、お出掛けください。


 私はお茶盌係です(笑)


 最寄駅は東武東上線 大山駅。

 茶の湯コーナー以外にも沢山の出店がありますよ!

 日曜日、お茶会へ行こうをいたしました。

 

 今回は毎年のことですが、重陽と十三夜の両方をテーマに春の詩である『春山夜月』の五言律詩から「掬水月在手」をあえて秋に用いています。

 

 気がつく人は気が付きますが、薄茶の苫屋棗(裏千家淡々斎好み)を用いていますので、「見渡せば花も紅葉もなかりけり裏の苫屋の秋の夕暮れ(新古今和歌集・藤原定家)」という和歌を体現してもいます。

 

 紅葉の道具は使わず、対句の「弄花香満衣」が見当たらないことに掛けている訳ですね。

 

 名残を意識した道具組み、如心斎が織部の瓦板を使い始めたときに組み合わせた大講堂釜小と鉄道安風炉を組ませて、あえて志野の敷瓦にして、近づいた冬を感じてもらえれば……とも思いました。

 

 今まで葭棚は炉で使っていましたが、やはり名残のものだなぁ~ということで、この時期に移動させ、炉の時期には有楽斎好の自在棚を買おうと思っています。

 

 蔦紅葉の時期でもありますので、中置きの細水指は蔦文、濃茶の建水は蔦蔓の意匠があしらってある(本歌は本当の蔦が巻き付けてあるそうです)吉野鮓桶建水を使いました。

 

 茶入の仕覆をその内、定家緞子にしたいものです。

 

 来月からは炉に変わります。 

令和六年九月十一日 甲辰年甲戌月庚戌日

床 軸 掬水月在手 真言宗随心院門跡三十五世玉島実雅筆
  花入  宗全籠 十代栗田元竺作
  花   残花
 
 釜 大講堂釜 龍敏堂造
  風炉 鉄道安風炉
  屏風 網代裏銀腰張
  敷瓦 志野

濃茶
 棚 葭棚
  水指 溜塗 釣瓶 波多野匠斎作
  茶器 青備前 火襷肩衝茶入 村上昭義作
   仕覆 江戸和久田金襴
  飾棗 真塗 鷲棗
  茶盌 主 布志名 白楽 土屋雲楽作
     替 黒楽 佐々木松楽作 御題 水
  茶杓 安住樂風作 千少庵作矢瀬写 銘 八瀬
   蓋置 煤竹 天節
   建水 吉向 栗茶内釉鉄鉢 吉向陶苑造
 菓子器  飴釉 武蔵野 萬福堂 吉村楽入作
 菓子司  松茸 武州板橋 梅香亭
 御 茶  神楽殿 山城宇治 山政小山園詰

薄茶
棚 焼杉 大板中置
  水指 仁清写 蔦文 森里陶楽作
  茶器 三島 油滴 二代浅見与し三作
   仕覆 浜千鳥 京仕立 
  飾棗 苫屋棗 淡々斎好
  茶盌 主 色楽 古都の夕景 吉村楽入作
     次 赤膚 萩釉 大塩正人作
  茶杓  鼈甲 銘 久世
   蓋置 黄瀬戸 瓢透 野田東山作
   建水 吉野鮓桶 淡々斎好写 邦斎作 
 菓子器  朱塗 三脚盆 利休好写 木下昭斎作
 菓子司  金団羊羹  自家製
      和三盆   洛中烏丸 亀屋則克
      馬卡龍芳露 武州鹿浜 すぷらうとじゃぱん
 御 茶  四方の薫 城州宇治 山政小山園詰



薄茶三客以下
      数 織部 ゆがみ 桂山作