一般的に敷瓦と言われる茶道具は、正式には「瓦板」というそうです。
 
 瓦板は表千家の如心斎が大徳寺寸松庵の花壇に用いられていた花壇の土留の瓦を貰い受けて鉄風炉の下に敷いたことから始まったと言われています。
 
 鉄の丸風炉に与次郎作の大阿弥陀堂釜を取り合わせて名残に用いたそうで、現在はほとんどが織部焼です。
 
 しかし、敷瓦(瓦板)に織部焼(青織部)を用いてしまうと、他の道具で織部焼が使えなくなるので私的にはとっても困ります(笑)
 
 そこで、今回は志野焼の瓦板を手に入れました。
 
 10月の大寄せで、こちらの瓦板を使いたいと考えております。
 都民の茶会は四席まで入れます。
 
 雨で人が少なかったのか、スムースに進みまして、今度は楓の間へ。牡丹の間と楓の間は、大広間で、人数も沢山入ります。
 
 こちらは「表千家不白流わかば会」となっており、初めて聞くお流派です。
 
https://www.oji-wakaba.com/sub12.html
 
 調べました。
 
 昭和25年に創流の新しいお流派……ん?
 これって、不白流分派のときの??と雅流さんを確認すると、雅流さんも不白流宗家からさらに分派したことが新しい資料?と共に公開されてました。
 
 江戸千家系は色々有ったわけですが、現在は江戸千家のご宗家と若宗匠の新柳さんが頑張られています。
 
 さて、お席はお家元らしい、堂々たる道具組み。
 
 爪紅台子に、色絵(赤絵)祥瑞の寄せ皆具。
 竹泉の二閑人水指は平というには背が高いのですが、どっしりとしたもの。杓立は赤絵六角の琴浦焼。建水は竹の溜塗で、蓋置は松竹梅の竹蓋置(正玄)でした。
 
 釜が飛び抜けて良い品で、富士裾野釜(富士釜の一種で透木釜になっているものの内、裾野が羽まで広がっているもの)で、唐松地紋が見事でした、ところどころ枝と幹があるのがまた素晴らしい。
 
 時代蒔絵の棗は惜しむらくは蓋裏に傷が多いことでしょうか。
 外はとても趣のあるいい時代物だけに、磨きを一度掛けてほしいですね。
 
 穏やかなお席主で、次にお席をお持ちの際はまた入らせていただきたいと思いました。
 
 配り会記をいただいたので、全部書いてもいいのですが、それも面白くないので、印象に残ったものだけ書かせて頂きました。
 
 お花がすごかったんですよ。
 水盤(本物の馬盥)に五徳を使って花を入れるという、面白い趣向。
 しかも本来入れない桜を敢えて入れるということで、趣向をより際立たせ、炉縁に花筏を持ってくるという。
 
 しかも水盤には流派紋がどどーんと。
 
 富士に桜とはたしかに日本らしいモチーフですし、物語としても様になるものではありますが、不白好の富士裾野釜が有ったとは知りませんでした。
 
 北区 表千家不白流わかば会 武藤宗白宗匠

 4月24日は月桑庵オープンの日。


 since 2013.4.24。


 十年間いろんなことがありました。


 はじめの頃は道具もなく、今ほど物語を組むこともできず(今でも不満足なところは多いですが)、それでも来てくださったお客様に感謝です。


 弟子は相変わらず少ないままですが、稽古日が土日だけなのと、やはり大手の流儀の知名度には立ち打ちできません(苦笑)


 といっても、流儀を変える気などはからっきしありませんから、地道に頑張るだけのこと。


 あと、十五年経ったら、茶道教室と茶道スペクタクルだけをして生きていきたいものです。


 今後とも宜しくお願いいたします!


 十周年を記念して、何かやりたいなぁ〜。


 

 

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「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」
 

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 お茶事に抱くイメージってどんなものがありますか?
 

 お茶事ってどんなもの?
 

 茶道ってどんなことしてるの?
 

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 茶道の醍醐味といえば「茶事」。
 

 茶事というのは、まず懐石があり、お酒があり、そして最後に濃茶と薄茶をいただくというもの。
 

 そう、本来のお茶とは食事とお酒とお茶がセットになったもてなしのことなんです。
 

 月桑庵の「お茶事へ行こう」は、本格的なお茶事とは違い、炭点前がありません。あくまでお稽古です。
 

 懐石に慣れることを目的としておりますので、少々ゆっくり目に時間を取らせていただいております。
 

 さらに、自分たちだけのために用意された小さな美術館として、日本の伝統工芸に身近に触れられます。陶器、漆器、指物、竹工、金工、羽細工、鋳物、織物、染物、建築、造園、書や香などが所せましとそこにあります。
 

 そして着物で出掛ける場所としてこれほど相応しい場所もありません。
 

 ご興味ございましたら是非お出掛けください(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 5月21日は旧暦四月二日。初風炉になります。

 

 濃茶 
 薄茶 
 

 定員5名(別途手伝い枠3名)
 

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■日時
 令和5年5月21日(日)
 懐石:12:00~14:00
 八寸:14:00~15:00
 濃茶:15:30~16:30
 薄茶:17:00~18:00


 開始15分前までにお越しください。
 

 時間はあくまで目安です(席が分かれていて途中参加できるわけではございません)。また、予定時間通りに終わるとは限りませんのでご理解ください。
 

 茶事終了後、お時間のある方はお残りください。お凌ぎがございます。

 

※濃茶【こいちゃ】
 本来のお茶。一般的に思い浮かべる抹茶よりもどろっとして濃い抹茶。菓子は上生菓子を添える。

 

※薄茶【うすちゃ】
 一般的に抹茶といわれると思い浮かべる抹茶。菓子は干菓子または半生菓子を三種以上添える。
 

大寄せでは上生菓子にてお出しすることも多いです(笑) 

 

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■会費
 9000円(懐石・八寸・濃茶・薄茶)
 会費は当日封筒に入れてお出しください。
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■参加方法
下記予約ボタンより予約をお願いいたします。

 

STORES 予約 から予約する


■申し込み締め切り
 定員になり次第募集終了です。
 また、菓子の都合もありますので、一週間前には締め切らせていただきます。ご注意ください。
 加えて、キャンセルもそれまでの受付とさせていただきます。キャンセル料は全額お支払いいただきますので、ご了承ください。


■ご新規さまへのお願い
 当日キャンセル後、ご連絡取れない方が多いため、ご新規さまにつきまして会費の事前振込をお願いすることになりました。何卒ご協力おねがいいたします。


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■服装
 洋装OKです。
 ただし、できるだけゆったりとした【外出着】でお越しください。ジーンズやミニスカートはお控えください(できるだけ膝丈より長いもの)。カジュアルすぎる物はお避け下さい。
 男性は七分裾などの短いものはNGです。
 また、当会はお稽古会ですので、お着物の場合は小紋、浴衣、絣など普段着や紬などの普段着・お洒落着(無紋の訪問着)でOKです。
※通常のお茶会は色無地紋付以上の礼装となります。

 

■ご用意いただくもの
・懐紙【かいし】
 お菓子を頂いたりする際に用います。
 

・菓子切り【かしきり】
 菓子を着る金属や竹などでできた楊枝です。金楊枝ともいいます。
 

・扇子【せんす】
 茶道用の扇子です。礼をする際などに必要です。五寸、五寸五分、六寸、六寸五分があります。
 

・帛紗【ふくさ】
 茶道用の帛紗。点前をする際に亭主が腰につけ、道具を清めるのに用います。
 ※習われている方以外は不要です。
 

・小帛紗【こぶくさ】または出し帛紗【だしぶくさ】など
 茶盌(ちゃわん)が熱いときや道具を拝見する際に用います。濃茶には必須です。
 ※お貸しいたします。
 

 以上のものにつきましては、
 ・薄茶席の方はできるだけお持ちください。
 ・濃茶席の方はお持ちください。
※ご用意のない場合はお貸しいたします(未経験の方)。
 

・替え白足袋または白靴下
 足袋カバーをお脱ぎいただいても構いません。洋装の方は履き替えていただきますので、必ずご持参ください。
 

・封筒
 会費は封筒に入れてお名前をお書き添えの上、ご持参ください



 本日は旧暦三月三日。雛祭りです。

 

 桃の節供ともいわれる上巳節は平安時代より前であり、京の貴族階級の子女が、天皇の御所を模した御殿や飾り付けで遊んで健康と厄除を願った「上巳の節供」が始まりとされています。

 もともとは支那の婚姻と生育の神の高?を祀るお祭りで、沐浴して、禊を行い、身体を清潔にし、体の邪気を払っていました。後世、曲水の宴を行うようになり、王羲之が蘭亭序を書いた「蘭亭の会」が有名です。

 曲水の宴は文人が水べりで宴会をしながら詩をつくる行事で、平安時代に貴族たちもこぞって和歌を詠んでいます。日本の場合は、盃などを流して、その器が自分の前に来るまでに読まないと盃を干さなければいないなどの余興もあったようです。

 元々は三月上旬の巳の日でしたが、古来中国の三国時代の魏より三月三日に行われるようになったと言われています。

 やがて武家でも行われるようになり、江戸時代には庶民の人形遊びと節供が結び付けられ、行事となり発展していきました。その後、紙製の小さな人の形(形代)を作ってそれに穢れを移し、川や海に流して災厄を祓う祭礼になっていきます。この風習は、現在でも「流し雛」として残っています。御所を模した飾りは「御殿飾り」として残っており、段飾りとは違った雰囲気でなかなか趣のあるものです。

 上巳のお軸はなんといっても「立雛画賛」を挙げたいですね。普段は画賛を掛けない私ですが、もうこれ一本でいい!というぐらい(笑) 強いて挙げるなら「桃花千歳春」「桃花笑春風」「桃李自成蹊」でしょうか。