干支と花暦を一覧にすると以下のようになります。※月は旧暦です。

■塗香盒の時期
四月か巳月・藤
五月が午月・綾目
六月が未月・牡丹
七月が申月・萩
八月が酉月・薄
九月が戌月・菊

■陶磁香盒の時期
十月が亥月・紅葉
十一月が子月・柳
十二月が丑月・桐
一月が寅月・松
二月が卯月・梅
三月が辰月・桜

 金香盒と貝香合は時期を選びません。

 こうして眺めると、高台寺蒔絵の香盒は使いにくいことが分かります(笑)

 物語(その道具を使う理由のこと)の無い道具を無くすためには、色んなことを知っていませんと駄目ですね。

 これらの花は道具に使われることが多いだけに、茶花として入れない方が良いということにもなるかと思います。

 師匠から受け継いだ道具の内、香盒だけは整理をしていなかったので、日曜日、道具出しがてら何があって、何が足りないのかを確認しました。


 解ったのは、圧倒的に塗香盒が少ないということ。髙信氏から預かった塗香盒が4点あるので、8つあることになりますが、手持ちのものは干支が2つと師匠からのものが2つ。


 後回しにしていたとはいえ、ちょっと少なすぎですね。


 陶磁香盒はそこそこ持っていますね。

 干支香盒を一通り揃えようとは思っているので、今後はそれを中心に買い揃えて行きたいと思います。


 一応、今の所使う月を大まかに決めています。いずれは棚物に合わせてローテーションできるの数にしていきたいと思います♪


塗香合(4)+4
子・未(2)
青貝 未 岡本陽斎作 共箱・共布
春日杉 千両ねずみ 川崎幽玄作 共箱・合布
溜塗 七宝蒔絵 九月
真塗 七宝 唐花蒔絵 八月
・波車蒔絵面朱波蒔絵 平 五月
・能管香盒 道場宗廣作 共箱 七月
・煤竹 松蒔絵香盒 道場宗廣作 共箱 四月?
・玄々斎好 苫屋香盒 新井宗賀作 共箱 九月
・埋木香盒 荒井関仙堂造 三夏 六月?

貝香合(1)
蛤香合 内裏雛蒔絵 喜仙作 三月

金香合(1)+1
唐銅 茄子 立川瑞峰作 正月・晩夏
・黄銅 富士絵香盒 作不詳 共箱 通年

陶磁器香合(13)+3
子・丑・卯・巳・午・亥(6)
京焼 兎 琴浦窯 和田桐山作
赤楽 亥 吉村楽入作
赤楽 重ね桜 吉村楽入作 春三月
赤楽 捻梅 吉村楽入作 春二月
色絵 笹山猪 清閑寺窯 杉田翔平作
染付 隅田川 手附 西尾瑞豊作 春三月
黄交趾 笠牛 川崎和楽作
染付 蛇籠 池田瓢阿作
織部 ハジキ 松本鉄山作 炉開き十月
京人形 神馬 橘光作 二月
京人形 お福 錦染造 正月 節分
染付 蹲踞(吾唯足知) 高野昭阿弥作 龍安寺 十二月
色楽 乾酪鼠 吉村楽入作
・蓑笠香盒 空権作 無箱 十二月
・信楽 瓢香盒 良治作 共箱 三秋
・紀州焼 香盒 寒川栖豊作 共箱 ?

重香合(1)
青楽女桑 川崎和楽作

 本日は入梅。
 

 6月8日に関東は梅雨入りが発表されました。しかし、誤差二〜三日のこの節供、目安には便利ですね。
 

 これは二十四節気にはない雑節で、梅雨入りの漢語表現と言われます。毎年新暦6月11日頃で、この日から約30日間(一カ月)が梅雨とされます。

 

 梅雨はもともと「霉雨」と書かれていたものが、唐の文人・柳宗元によって「梅雨」という漢詩が詠まれて以後、「梅雨」と書くようになりました。これは霉雨の時期が梅の実の時期だからとも言われます。同じ音の別の漢字を宛てて、雰囲気を変える言葉遊びですね。

 

  つまり、これでようやく「五月晴れ」という言葉がつかえるようになる訳です。

 

  この時期困るのが何を着ようかというものですね。
 

 私はこの時期、大体洗える麻の着物にしています。暑がりなので雨コートを着ると、滝のような汗になってしまうからです。  もう少しで夏至。夏至を過ぎれば夏物に衣更えです。もうちょっとで、褝も秋まで仕舞いですね。

 この時期の御軸としては「雨滴声」が一番ですかね? 個人的には「一滴潤乾坤」でもいいとは思うんですが「一雨潤千山」の方が好きです♪

 第一服を「小説家になろう」に掲出したのは「2021/08/04」とのこと。

 

 実はその8年前に、思いつきで書き始めた走り書きをpixivに掲載していました。続きが思いつかず、放置していたのと、いい執筆ツールがスマホになくて、困っていたというのもあります。

 

 Nolaというツールを見つけて、ようやく執筆が軌道に乗ったわけですね。

 

 

 pixivの掲出日は2013年12月26日になってますので、映画「利休にたずねよ」を見た直後だったと思います。文章も今のものとは全く違うものでした。

 

 なので、実質的には2021年8月4日が初筆ということになります。

 

 そこから2年で10話。

 普通の方からしたら、大分遅いと思います。

 

 最初は5000字x10話=5万字で考えていたものが、膨れに膨れて、7500字以上x10話≒8万字という3万字も増えてます。

 

 普通書籍は20万字~30万字と言われていますので、4章構成とすると、32万字なので、削らないと厳しい文字数になっているかもしれません。

 

 完結したら、同人本にでもしてみますかね。
 今月は、登場人物(一)を書いて、終わりましたら筆を休ませ、来月からまた、第二章を書き始めようと思います。

 

 これからもご支援いただけますようお願いいたします。

 とある論文を読んでいて、面白いことが書いてありました。

 

 津田宗柏以前に新次郎(開口神社文書・文明七年)・又四郎紹繁(一休和尚十三回忌出銭帳・明応二年)・又二郎(大徳寺文書・文亀二年)という名前がありました。

 

 又二郎は源左衛門に名を改めており、これが宗伯と思われます。新次郎は宗柏の父、紹繁は叔父ではないかと。

 

 また、鳥居引拙も天王寺屋の一族で宗柏の従弟にあたります。

 

 加えて、宗柏には了専という弟がおり、子は宗達、宗閑、了雲、道叱の四人。

 

 了雲はおそらく了専の跡を継いだと思われます。

 

 宗・紹は大徳寺系で、了は本願寺系の道号だと思われます。道は法華経に多い道号です。

 

 このことは、天王寺屋が本願寺と結びつきが強く、その上三好家とも結びつきが強かったということの傍証にはなるのではないか?と考えます。

 

 この事実を踏まえて、小説の方も設定を変更し、宗柏と宗伯を分けずに、宗柏が隠居して鳥居引拙に譲る形にして、家業は了専が補うという形を取ろうかと思います。ちなみに引拙は宗伯が茶名です(笑)だからなんですかね?鳥居というのも後世の人がつけた名字のようです。

 

 宗柏と宗達、60歳差の親と子というのは、やはり考えにくいんですけどね。