ニュースを見て皆様ご存じかと思いますが、沖縄が台風6号の被害を受けています、
沖縄の約40%の世帯が8月1日から停電している中で今も生活をしています、
まだ復旧の目処は立たず停電が続くようです、
暑い日が続いていますので無事を祈るばかりです。
困っている方がいらしたら食べ物、飲み物など送りますので遠慮なくご連絡ください。
沖縄は撮影でお世話になっている場所、少しでも力になれればと思います。
石垣島と宮古島での撮影が7月30日から8月15日まで、
8組入っていたのですがすべて中止にしました。
天候の影響はもちろん、飛行機の欠航もしているので来島するのも難しいですし、
沖縄までの移動手段は飛行機のみですので、
撮影は出来ても飛行機に乗って帰ることが出来なくなると予想したためです。
たくさんの天気図と気象予報をみて早々に中止を判断をしました。
「15日までって長くない？」と思った人もいると思いますが、
台風が来ると船や飛行機の物流が止まります。
主な食料と水の輸送路は沖縄本島からの船で輸送に3日ぐらいかかります。
台風で海が荒れているともっと時間がかかります。
石垣島は沖縄本島より400km先、東京と大阪間ぐらいあるので、
台風が過ぎても8日〜10日間ぐらいはスーパーに行っても食料はもちろん水もありません。
あるのは使われることのない浮き袋などのマリングッズと辛い食べ物と、
調味料と香辛料ぐらいです、今年の6月の台風の時もそうでした。
現地について食料と水がない、あるのはホテルの高い食事ばかり。
600円のコロッケ定食が1,500円などいつもより高いレストランの食事、
コンビニにカップラーメンが入っても定価での取り合い。
それでは、新郎新婦さんの悲しい想い出になってしまうことを想定しての中止です。
カメラマンは撮影だけでなく、そういった事も含めて考えないとと思うのですが、
まったく考えていないカメラマンもいるようで。
天気予報を見て台風の進路を見て判断することを、
現地の石垣島のカメラマンはしていなかった&できなかったようで、
つらい思いをした新郎新婦さんからメールをいただきました。
その方は僕にフォトウエディングの問い合わせをしていたのですが、
予算の都合で現地のカメラマンに依頼をした方です。
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石垣島で撮影の3日前から天気予報を見ていたのですが、
台風の影響がどう見てもありそうだったので、
現地のカメラマンに確認すると「予定通り撮影する」という返事があり東京から出発。
石垣島に到着した翌日に撮影予定だったのですが、
飛行機が着いた夕方には台風の影響で風速30mの暴風雨。
カメラマンに確認をしたところ撮影日は予報では風がやむと言っていたので、
やはり「予定通り撮影する」とのことで、朝から準備をしました。
昨日と変わらず暴風雨の中で美容室に行って身なりを整えているときに、
カメラマンから撮影中止の連絡が。
「ハハハ、こんな暴風雨なんで撮れるわけないよね〜」
と軽い返答があり、軽い殺意を覚えました 笑
さらに天候が回復する4日後に延期出来ないかといわれたのですが、
私たちが帰るのは撮影の翌々日です、
カメラマンさんにも3泊4日と言っていたのですがどなたかと間違えていたようです。
ヘアメイクも始めてドレスも借りていたのですが当日に撮影中止、
当日キャンセルも出来ないので新郎の分とあわせて約10万円が飛んでいきました。
前日に判断してくれれば10万円がかからなかったのが悔やまれます。
そして石垣島から帰ろうとしたら飛行機が欠航で帰れません、
ホテルもどこも空いていないので助けてください、
どこかお知り合いのホテルはないでしょうか？
(※これは僕がすぐ対応して友人が勤務しているホテルに頼み込んで手配しました、
新郎新婦さんは小さなレンタカーの中で寝る覚悟だったそうです)
明らかに素人の私たちでも無理だと思われる天候だったのに、
せめて撮影当日、美容室に行く前に判断してくれれば良かったのに。
3泊4日の予定でしたが飛行機が欠航していて+4日間滞在しました。
宿泊費はもちろん、スーパーに行っても何も売っていないので、
ホテルの高い食事を毎食食べていました、
怖ろしいほど出費したのに写真も撮れずで帰ります…。
楽しいはずの石垣島の予定が悲しさたっぷりで変えることになり残念です。
なんであの時石垣島のカメラマンを選んでしまったのだろう、
石垣島のカメラマンには後悔と恨みしかありません。
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石垣島は明日5日以降も台風の影響を受けます、飛行機もおそらく欠航するでしょう。
6日以降も飛行機が満席で帰れない人もたくさんいるかと思います。
もしかしたら同じような新郎新婦さんがたくさんいるかもしれません。
こちらの新郎新婦さんには裏技を教えたので、
早々に飛行機のチケットをなんとか取れて東京に帰れましたが、
多くの方は8月1日から8日ぐらいまで石垣島から出られない方もいると思います。
コロナ禍で結婚式が出来なくて悩んでいたところ、
僕がお話しをして石垣島で撮影をすることになったのですが、
予算の都合で現地のカメラマンに依頼されました。
二人は楽しく撮影して楽しい想い出になるはずだったのですが、
悲しい想い出となってしまいました。
僕は冒頭のように早々に中止の判断をしていたので、
上記の新郎新婦さんが飛行機に乗る前に中止の判断を間違いなくしていました。
数字的な話をするとお二人の旅費が35万円、欠航の追加で20万円、美容室の10万円、
合計65万円を無駄にすることはありませんでした。
予算の都合で僕をキャンセルしたと書きましたが、
僕の石垣島の撮影は3万円、旅費は8万円から10万円、
石垣島のカメラマンは8.8万円+移動交通費3万円なので、差はほとんどありません。
カメラマン選びは新郎新婦さんのお好みにはなりますが、
目の前の数字だけに囚われず考えない方がおすすめです。
ちなみに石垣島のカメラマンが判断が遅かった理由は、
やはり島時間なのかなと思います、沖縄の方は考え方もゆっくりです。
とてもいいことなのですが、そういった撮影判断の時は島時間を適用するなよと思います。
ちなみに僕は7月30日の方は5日前の中止連絡をしています。
そんな良い意味でゆるくてのんびりな石垣島ですが、
うっかりその波に乗ってしまうと怖ろしいことになることもありますので、
皆さんもお気をつけ下さいね。
台風シーズンはまだまだこれからです、
沖縄でも11月まで台風は発生しますし、線状降水帯の発生も多いので、
気象予想に長けているカメラマンを探すことをおすすめします。
お客様に書いていただいた僕にまつわる記事などなど
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