岡山県への出張撮影で新幹線に乗ったときに足下に茶色の液体が流れてきました。
前の席の男性がコーヒーをこぼしたようです、
量からするとすべてこぼしたのかなと思います。
新幹線でも街中でもコーヒーカップを持っている人を見かけますが、
いくらフタをしてあってもこぼれるときはこぼれます、
中に入っているのは注意して持つかかなり意識を向けないと、
熱いコーヒーが子供にかかったりする事故などになる可能性もあります。
窓の横の部分に置こうとしてこぼしたようで、
横の部分は前後の席の領域まで流れてきています。
トイレに行って紙を取って拭き始めましたが、
ひとつかみのトイレットペーパーではどうにもならないぐらいこぼれています。
コーヒーはグランデとかベンティとかのサイズです。
その男性が「すみません」と紙で床を拭きますが、僕の靴はコーヒーでヒタヒタです。
まあうっかりやってしまったことは仕方の無いことですし、
その靴は買って早々に犬のウンチをもっさり踏んだのでコーヒーぐらいでは動揺しません。
まあ問題はその席の近くの人達です、
「今すぐモップをかけろ」とかバックは棚に上がっているのに
「荷物にコーヒーがかかったかもしれない」とか騒いでいる人もいました。
その男性が再度紙で拭いたり、ただただ謝っていたのでそれ以上は発展しませんでしたが、
心ない高齢者もいるものです。
その男性は最後に僕の所に来て「本当にご迷惑おかけしました」とお辞儀をしました、
その時に胸ポケットのスマートフォンがコーヒーでベタベタになっている床に落ちました、
そして茶色いケースはコーヒー色にさらに茶色く染まりました。
そしてそのスマートフォンを急いで拾おうと屈んだ男性が、
コーヒーでベタベタになっているゾーンに胸から転びました。
来ている白いシャツがコーヒー色に染まりました。
手を貸しますが、その男性は心折れてしまったかの表情をしていました。
その男性の席をみるとコーヒーと一緒に三色パンが置いてありました、
三色パンは1つのパンにつぶあん、クリーム、チョコクリームが入った菓子パンです。
しばらく経ってトイレに行くときにその男性の席をみたらパンはそのままでした。
8時台の新幹線だったので大好きなコーヒーと一緒に食べる予定だったのでしょうね、
コーヒーも大きいサイズなのでコーヒーがきっと好きなのでしょうね。
車内販売のお姉さんにその男性にコーヒーをとお願いし支払いをしました。
その男性はコーヒーを飲みながらさん食パンを食べ始めていました。
新幹線で前後の席になったのも何かの縁で、
コーヒーをこぼしてしまってしまったのも、こぼされたのも何かの想い出の一つ。
事が起こってしまったときに、
何が出来るか考えられることって大事かななんて思いました。
ちなみにその男性はもう1回コーヒーをこぼさないかなと心配だったのですが、
安心して下さい、大丈夫でした。
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