春以降の結婚式の撮影予約が増えてきていますが、
コロナの政府対応も後手後手ですし、国民も自由に行動しているしですので、
どうなるのかな、と不安にもなりますね。
そんな中で問い合わせの撮影が増えてきたことがあります。
ウエディングドレスを着て、ロケーション撮影をするフォトウエディング、
自然な家族の団らんを撮影する家族でのファミリーフォト、
そして遺影です。
「今日は早く仕事終わったぜ！ イエイ！」のイエイではなく遺影です。
年齢層は高齢の方かと思いきや40歳〜50歳代の方が多いですね。
60歳〜80歳の方よりも多いですかね。
中には20歳代の方もいたりします。
遺影の写真って一生のうちで一番多くの人に見てもらう写真であり、
長い時間飾られる写真でもあるのです。
そんな写真がピンボケの変顔だったらいやですよね。
だからこそしっかり撮っておこうという方がもいらっしゃるのです。
でも遺影って死ぬ準備みたい…
遺影と聞くとネガティブなイメージになってしまいがちですが、
人はいつか誰でも死にます。
いつ死んでも言いように出来る準備の一つでもあると思うのです。
普通に一人のロケーション撮影をしているだけという、
そう割り切っている人は楽しく撮影することも多いです。
ご希望を伺って色んなバリエーションでたくさんの撮影をするので、
遺影に使っても、お見合い写真に使っても、
モデルオーディションに使ってもなんでもOKな写真ばかりです。
中には宮古島で旅行しながら撮影ということもあります。
まあでもコロナという未曾有の感染症が増えているので、
誰しもが一瞬は「死」という言葉が頭をよぎることが多くなったため、
遺影を撮っておきたいという気持ちになるのかなと勝手に想像しています。
遺影を撮っておきたいというご要望は、
2011年の東日本大震災の時も多くなった覚えがあります。
生きていることは当たり前ではないと思った瞬間に、
死を意識して、生の自分を残して思うかも知れませんね。
半年先はワクチンが出来て今よりマシだと思って、
結婚式を延期している方がSNSでは多く見受けられますが、
今出来るスタイルで早めに結婚式することを僕はおすすめしています。
それは今より未来の方が明るいと思っている人が多いですが、
そうとは限らないからです。
生きている今は奇跡の時間だと思えることが、
今を大切に生きる道しるべなのかも知れません。
(掲載すべての写真と本文は一切関係ありません)
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■アメーバブログさんが運営されています『アメばこ』にインタビューされました。
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