最近撮影する結婚式会場から、
「事前に1度会場にお越しいただき、お打合せ、下見を行って下さい。」
といわれることが多くなってきました、
この"カメラマンは1度来なさいシステム"は、
UとかEとかayとか披露宴の時間を無視して写真撮っていたりとか好き勝手やって、
色々な会場で出入り禁止になっている悪徳カメラマンが来ないような策でした。
今は悪徳カメラマン達は顔バレして出禁状態で、もはや意味を成さなくなりました。
しかしながら会場側にはデメリットはないため、
いつの間にか当たり前の面接システムになっていて、
気軽に「カメラマンは1度来なさい」と言われることが増えてきました。
でも自分で言うのもなんですが、
僕の様にちゃんとしているカメラマンには不要なシステムです。
一部の適当カメラマンと悪徳カメラマンがいるため、
巻き添えをくっているというのが現実です。
何度も伺っている会場ですら、毎回来なさいと言われるので、
「15年ぐらい定期的に伺っているのですが行かないと行けないですかね?」
と聞いてみたところ、
「通常は事前のお下見やお話のお時間を設けさせて頂くのですが、お下見などはいかがでしょうか?
○○のお部屋での披露宴となりますが、以前も○○のお部屋での撮影でいらっしゃいましたでしょうか?」
と僕の言ったことは完全無視で圧強めに聞いてきました。
まあ圧には圧をということで、
「おそらくプランナーさんが小学校3年生ぐらいの時から50回ぐらいこの会場で撮っているので、
会場内は熟知しているのでそういうのは必要ありません」とお答えをすると、
「でも来ていただくのはルールですので1度お越し下さい、いい加減わかっていただけませんか?」
とまた圧強めでいわれました、
「そこまで言うなら行ってあげてもいいのですが、新郎新婦さんや僕に何かメリットありますか?」
と僕も軽く上から目線で圧をかけてみます。
プランナーさんはしばし無言でした。
この下見と打ち合わせは中身が全くないことが多いのです。
なのであえてこういう質問を投げかけてみました。
それでも「とにかく来て下さい」と言われたので、
仕方なく行くことにしました。しぶしぶ仕方なくです。
5分も時間の余裕がない「10月に来て下さい」と言われて、行きました。
やはり行くだけ無意味でした。
新しい撮影スポットでも出来たのかなと期待したのですが、
知りきっている会場の案内、当日の進行表を渡されての説明だけでした。
無駄な2時間の下見と打ち合わせ、往復2時間の移動でした。
でも新郎新婦さんは
「カメラマンさんには打ち合わせと下見に来てもらっています」というと、
安心するようですね、まあそれだけのために行っているという形です。
ちなみにこのお下見と打ち合わせは、人も動いているので費用はかかります。
すべて新郎新婦さんの負担となります。
どの会場でも同じですが、下見に来いと言われて行って見て打ち合わせをして、
結婚式当日の撮影に有用だったと思ったことは0です、1回もありません。
300回以上行っていますが0です。
進行表は書面でいただければ問題ありませんし会場下見と行っても、
下見の際のセッティングと結婚式当日のセッティングは異なりますし、
結婚式当日の会場照明も違うことがほとんどで、
下見で会場を見せられても1mmも参考なりません。
会場には早めに到着して見る方がよっぽど計画を練ることが出来ますし、
見ていて良かったと思えることが多いです。
行くだけ価値がないことは提携カメラマンを抱えている結婚式場だから、
すでにわかっていることなのですが、なんで来るように強要をするのか。
それは結婚式場がカメラマンにマウントするためです。
中には下見に来いというのは口実で、下心を兼ね備えていることもあります、
東京モノレールの駅から近い悪徳神宮は下見の時に、
「手ぶらできたのかよ」と袖の下を要求してきますし、
横浜の神宮も「2,000円以上何か帰りに買っていって、何が良い?」と言われます。
そんな反社会的神宮はさておき、
会場の優位性を保つために呼び出すという所が多いですね、
なので、上記の様に圧も強めですし、
繁忙期だろうが来てくれて当たり前の精神なのです。
新郎新婦さんのためではなく、自分たちのプライド保持のための呼び出しなのです。
言葉の意味として「おまえちょっとこっち来いや」というチンピラの言葉と、
一緒なのかななんて思いました。
テレワークやECが進む中で、「いいから1度来い」
という旧時代のシステムは結婚式業界ではこれからも進むのだろうなと思います。
せめてミトコンドリアレベルの今から何かに進化して欲しい今の結婚式業界です。
(掲載すべての写真と本文は一切関係ありません)
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