コロナ禍の中、在宅勤務になったり、飲みに行くことが出来なかったりで、

オンライン会議や、オンライン飲み会など顔と顔をオンラインで合わせての、

リモートの生活が、日常に浸透してきた世の中になりつつあります。

テレビなどの出演もリモートでの出演になったり、

ソーシャルディスタンス同様に日常になってきていますよね。

 

アメリカやヨーロッパでは言葉に加えて相手の顔の表情を見て、

会話が成り立つ文化手があるため、

新型コロナウイルスが蔓延する以前からSkypeなど、

オンラインで顔を見合わせての会話など行っていたので、

馴染みやすいかとは思いますが、

日本は電話やLINEなどの言葉や文章のメールやメッセージが主流スマホだったので、

コロナの影響でリモートのオンライン主流にはなりましたが、

会議や打ち合わせなどは顔を見合わせてのオンラインじゃないとダメなの?

電話やグループ通話じゃダメなの? 

なんて僕的にはちょっとした違和感を感じております。

 

コロナの影響化ではあるものの、今どうしても結婚式を挙げたい指輪

結婚式会場のキャンセル料がかかるため、なんとかして挙げたいウエディングケーキ

けれどもゲストの皆様を感染の危機にさらしたくない

という葛藤の中の新郎新婦さんもいらっしゃいます。

 

結婚式場側もここまで結婚式が中止や延期になった事態は今までなかったので、

経営を存続させるためにできる限り結婚式は挙げてもらいたい札束

けれども社会的状況、感染拡大の状況を考えるとそうはいってられないバイキンくん

 

そんな答えのない狭間で彷徨っている今の結婚式事情があります結婚指輪

 

そんな中、ある会場が「オンライン結婚式」というものを売り出しました。

別名リモートウエディングとも呼ばれていますウエディングドレス

 
このオンライン結婚式というのは、

結婚式当日にいるのは新郎新婦さんとスタッフのみ。

その光景をカメラマンがリアルタイムで撮影して、

オンライン上で同時中継するというものです。

システムは在宅のオンライン会議と一緒で、

パソコンの画面に顔がたくさん並んでいるZoomミーティングと一緒です

 

結婚式会場も本来ゲストを招いて行うはず合ったスタイルそのままです

お母さんお父さんおじいちゃんおばあちゃん

 

会場セッティングも当初の予定通り、

50名のイスとテーブルと装花などが配されていますひまわり

通常の結婚式なのですがそこにはゲストがいなくて、

お料理と飲み物がサービスされない結婚式と、

想像していただければわかりやすいですかね。

 

何でそんなスタイルにしたかというと、

それであれば会場側は会場使用料、テーブルコーディネイト、装花など、

通常の結婚式同様の料金を収受することが出来るためです札束

 

新郎新婦さんも形は違うけれども「結婚式」ができて満足ウエディングケーキ

結婚式場側もオンライン結婚式プランが売れドレスやメイク、

装花や会場使用料など売上げを上げることが出来ます札束

 

双方Win&Winな結婚式となるし、新しい結婚式スタイル!!

 

と思った方も多いかも知れませんが、大きな大きな落とし穴があったりします。

オンライン結婚式に参加をされた女性からこんなメールをいただきました。

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先日、大学時代の友人のオンライン結婚式に出席しました。

元々4月に結婚式を予定していた二人だったのですが、緊急事態宣言化であったため、

結婚式の延期を考えたようなのです。

ただ事情を聞くとキャンセル料が膨大という事で、

会場側の提案と協力もありオンライン結婚式をすることになったのですが、

色々つらい結婚式でした、見ていてつらいのもありますが、色々つらいのですえーん

 

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コロナのせいでこんな形の結婚式になってしまって友人としてつらい。

という憂いの言葉なんでしょうね。

と思ってそのメールを読み進めていくと、つらいのはそこではありませんでした。

 

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オンライン会議同様にZoomでライブ中継されているのですが、

その時間ずっとパソコンの前にいないといけないのです。

通常の結婚式の時間と変わらないので、

4時間ぐらいずっとパソコンの前にいないといけなくて。

撮り方も慣れていないのか、上下左右に激しく動いたり、

急に監視カメラのような映像になったりで船酔いしたように気持ち悪くなりました。

音声も途切れ途切れで、何を言っているかもわかりません笑い泣き

 

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そんな通信環境が脆弱なオンライン配信でしたので、

最初は笑顔だった参加メンバーも真顔に変わっていったり、

本来出席する人に変わり、子供がイタズラを始めたり、

背景が壁だけになって離席した人も多かったそうです。

 

中にはシャンパン片手にオンライン参加をされている方もいたようですが、

通常通りの披露宴時間の2時間半で新郎新婦さんの中座もあり、

シャンパン1本を1人で飲んでしまったのか寝てしまった人もいたのだとか。

 

4時間もパソコンの前にいないといけないのもつらいですが、

そのオンライン結婚式後もっとつらいことがあったそうです。

 

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オンライン結婚式から2日後に、引き出物が届きました。

うれしいなと思ってメッセージを開けると、

 

「オンライン結婚式に参加していただいてありがとうございました、

引き出物をお送りさせていただきます、

尚、ご祝儀のお振り込み先は下記となっております札束

こんな状況で新婚旅行ハイビスカスにもいかれないので、

プラスアルファのカンパをいただければ幸いです。」

 

と書かれていました。

お祝いは現金書留ですでに送っていたので、カンパを要求されているの?

と複雑な気持ちになりました。

 

「オンライン結婚式を挙げるので気軽に参加してください」


というLINEが来たのでネットを見る感覚で参加したのに。

 

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こんな状況で結婚式をするというので喜んで参加して、

4時間ただただ座って、

後日引き出物が来てご祝儀とカンパの請求書が入っている状況、

唖然とするばかりですが、さらに唖然とすることが。

 

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別の友人はそんな理不尽な押し売り結婚式にスルーしていたようですがLINEで、

 

「オンラインですが、結婚式です少なくても3万円はお願いします札束

 

というメッセージが来たそうです。

あくまでご祝儀はお祝いですが、お料理もなく引き出物だけで3万円を要求とは…。

 

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ちなみにオンライン結婚式同時中継の撮影費と配信費だけで約50万円カメラでした。

果たしてその価値はあるのでしょうか…。

 

僕が撮影依頼を受けていた、3月や4月の結婚式で、

結婚式の同時中継をしたいという新郎新婦さんは数多くいました。

年配の方や妊婦の方に自分たちの姿を見てもらいたいという意向からです。

けれども僕は、

 

「同時中継はおすすめしません、

見ている側がその時間座ってずっと見ていなければいけないため、

出席できないご年輩の方などには負担になってしまうからです」

 

と強くおすすめしませんでした。

20代の方がパソコンで映画を見続けるというのと違い、

年配の方は年齢的にも内容的にも画面を見続けるのは大変だと思ったからです。

 

監視カメラのような定点カメラであれば見ていて飽きますし、

テレビのように動くカメラであれば結婚式場の提携映像スタッフの技量レベルでは、

画面が揺れて見ている人が画面酔いしてしまうのが関の山でしょう。

上記の方も「画面が上下左右に動いて見ていられなかった」

とも書いてありましたね。

現実的に少なくてもテレビ局のスタッフぐらいのレベルでないと、

同時中継は形にならないのです。

 

「同時中継をするよりも、収束したら当日の記録ビデオや写真をご挨拶を兼ねつつ持っていき、

おみやげ話とともに見て頂いた方が、先方も喜ばれるのではないでしょうか?」

 

同時中継を検討されていた方にはそうお話をさせていただき、

皆様その形を採用されました。

 

現状の同時中継のオンライン結婚式は疑問の方が多いです。

もっと形を変えればありかとは思いますが、

既存の結婚式スタイル自体を変えないと成り立たないかと思います。

長時間船酔いしそうな画面を見せられた上に、

ご祝儀とカンパの請求書が送られてきたらたまったものではありませんからね。

皆様はこのオンライン結婚式についてどう思われますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

(掲載すべての写真と本文は一切関係ありません)

 

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