結婚式で招待をされて家に帰ってきたとき印象に残るもの、

新郎新婦さんの笑顔はもちろんですが、お料理と引き出物でしょうか。

引き出物はどこも似たり寄ったりなので、

結果的にお料理が印象に残る方が多いようです。

 

今年の夏にゼクシィの編集の方とお話をしていて、

新郎新婦さんがこだわるポイント項目の中で、

「お料理」が多い事についてお話をしました。

 

「お料理は今はたいていどこもおいしいから、

お料理というワードをマスト項目にあげる必要はないかもね」

 

なんてお話をしていましたが、すみません訂正をさせていただきます、

 

「最近お料理が美味しくない会場が増えてきました」

 

結婚式で撮影していて思って、実際に食べて思った事です。

まずは撮影時に思った事を書かせていただきます。

 

お料理が美味しい会場だとまず運ばれてくるお料理の香りが違います、

温度とタイミングをしっかり管理しているので、

スタッフが持ってくる段階でベストな状態なのです。

という状態なので自然にお料理を運ぶ途中に良い香りを放っていくわけです。

 

反対にサーブしたてのお料理が常温もしくは冷めていたという会場は、

美味しくない会場だと思ってください。

 

前菜も人肌、スープも人肌、メインのステーキも人肌。

結婚式ですので大量に作るので温度管理が出来ていないのです、

温度管理をしっかりしていない会場は、

冷めても美味しいクオリティの料理なんて作れないので、

美味しくないというかまずい可能性が大いに高いのです。

 

80人分など数をたくさん作れば安く済むはずなのに、

一人18,000円もとるお料理がこんなクオリティで良いのか。

 

撮影しながら何度も思った事があります。

食べているゲストの表情を見ても決して美味しいという顔をしていません、

むしろ冷めていたり、盛り付けが雑だったりして疑問な顔をしているケースが多いです。

 

ゲストにとって美味しかったか美味しくなかったかは、

そういった表情とお見送りの時に新郎新婦さんに、

「お料理美味しかった」と言う声があるかないか、

その他はもありますが秘密です(笑)

 

先日撮影した会場、

ゲストテーブルでお魚料理とお肉料理の間の、

お口直しのシャーベットが出たときのこと、

 

「スプーンにシャーベットがくっつくね」

 

とお話しをされている方がとても多かった披露宴がありました。

シャーベットを食べれば食べるほど、

シャーベットがスプーンにくっついていくわけです。

溶かすためには毎回5秒ぐらい口にくわえていなければいけないのです。

 

冷たいものを食べる用のシルバーは、

熱伝導率の高い銅製やアルミのスプーンを用意するのが当たり前なのですが、

コーヒーとかをかき混ぜる薄い金属のティースプーンが容易に使用されているのです。

その会場には配膳のプロはいないのかなと思いました。

また職業意識が低いからそのようなミスを平然と行っているのかなとも思いました。

そのあたりでお客様に対する姿勢がすべて伺えてしまうわけです。

 

おそらくこのゲストのこの結婚式の想い出は、

「シャーベットがスプーンについてくわえなければいけなかった結婚式」

になってしまいかと思います。

 

この会場のお料理を食べてみたい! とドMな僕は衝動に駆られたので、

後日その会場に身分を伏せて食事をしに行きました。

 

結婚式のお料理は数が多いから冷めていても仕方ないかも、

なんて寛容な心で伺ったのですが伺っていきなり、

レストランでなくトイレに案内されたり、名前を間違えられたりというジャブ。

まああえて忙しい時間に行ったのですけどね(笑) 

 

そして出てきたお料理は冷めていました。

冷めすぎてソースが乾いているものもありました。

 

ダメな会場は良いところを探そうとしますが、全くダメなところしかありません。

ここはそんな会場でした。

 

そしてシャーベットのスプーンも結婚式の時と同じで、

ただただスプーンに積もっていき、口にしばらく入れていないと溶けませんでした。

サービススタッフにそのことを話すと、

「うるさいなこのオヤジ」的にヒソヒソ話している表情が見えましたので、

指ならぬスプーンをくわえていました。

 

REQUで会場相談を受けることが多いので、

こういう風に調査目的で食事に行ったり見学に行ったりしていますが、

この会場をおすすめすることはないかなと思います。

 

ちなみにこの会場は新規契約前の無料の試食では、

温度管理をした作りたてのものを出していました。

それが何で結婚式本番は出来ないのでしょう…。

試食ではお口直しのシャーベットまでは出していないので、

何とか受注を取れているようですね。

 

誰もが知る人気会場なのに、

絶対に当日まで行われる事がわからない領域で行われているズル、

結婚式業界というか、なんだか人として悲しいなと思います。

 

(写真と本文は関係ありません)

 

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