先日の結婚式で、スタッフが披露宴中にウエディングケーキを運んでいる時、
6歳ぐらいの男の子がケーキを運んでいるスタッフ目がけ走っていってぶつかり、
スタッフは体勢を崩してウエディングケーキは落下して男の子に直撃、
ケーキは原形をとどめない見るも無惨な形となってしまいました。
すぐさま父親がそのスタッフに飛んでいって
「危ないじゃないか! 子供が怪我をしたらどうするんだ!」
と大声を上げていました。
その男の子は挙式の時もチャペル内を駆け回りキャンドルを蹴飛ばしたり、
静粛な挙式中に扉をバタンバタン開け閉めしていたりしました、
"男の子だから元気があってよろしい"という考えもありますが、
結婚式のこの場で何をしてはいけないのか何をして良いのか、
両親がしっかり教えて管理しなければいけないのですが,
どこ吹く風で全くの放置状態でした。
仮にADHDなどの障害を持っているのであればもっと目を離してはいけないはず。
今回は幸いなことにケーキで男の子に怪我もありませんでしたが、
熱いスープやコーヒーを持っている時だったらどうなっていたことか。
子供は自由な生き物ですから、
エンジンがかかってしまうとどうしようもありません、
特に結婚式場は広く楽しい場なので子供によっては駆けずり回ります。
そこを制御するのが親なのですが、
他のゲストの足を踏んでも親が注意しかなったり、
バージンロードを駆けずり回っても注意しないということがたまにあります。
今回は挙げ句の果てにスタッフに怒鳴り散らす、そんな状況でした。
ちなみに披露宴のお開き間際には、
花嫁さんのお手紙のシーンで披露宴会場を駆けずり回り、
転んで子供の方が大声で号泣していました。
そういえば以前神前式中に子供が、
神殿の障子をプスプス指で穴を空けていたので巫女さんが子供を注意したら、
その親に「子供に対してもっと言い方があるだろう」叱られたケースもありましたね。
子供が問題ではなくて注意しない親が問題なのです
披露宴会場の壁に落書きしても、花瓶をひっくり返しても、
言葉にしないまでも「子供がやっていることでしょ大目に見てよ」
って感じの人は結構います。
珍しいケースではなくてよくいます。
そういった場面を見ていると、
大人なのに心配りを出来ない人が増えてきたのかなという気がします。
心配りとは、その名の通り心を配することで人の心に寄り添うことです。
周りの人の気持ちを考えて行動することが出来ない親、
自分のことだけを考えて行動する親が増えてきた気がします。
自分の子供の心にも寄り添うことも出来てないのかなと感じる事もあります。
子供がやっていることだから仕方ないではなく、
子供がやっていることだから、もっと親が注意しなければならないと僕は思います。
それが子供の心に寄り添うという事です。
そんな子供の心にも寄り添えない結果、女の子の山中での行方不明事件、
東海道線で3歳の男の子が電車にはねられて亡くなってしまった事故、
どちらも親が手と目を離さなければ未然に防げた事件と事故です。
ウエディングケーキの追突と比べて、
事件が大きいか小さいかだけで根本的に親が原因の事故です。
「すぐにどこかにいってしまう子供をずっと見ているのなんて無理」
という意見もありますが、
それはウエディングケーキを運んでいるスタッフの周りを、
走り回ること容認している親と一緒だと僕は思います。
子供がどこかに行ってしまわないようにする手段や方法はたくさんあります。
大人にしか出来ない想像力が問われているのです。
一瞬の親の油断で子供の未来は簡単に奪われます。
親が少し注視していれば防げた事件事故、こんな事件が日常的にあることは、
悲しくもあり同じ大人として親として悔しくもあります。
子供が自由に動き回ったあとに訪れるもの
事が起こる間にその予測ができない親は親失格だと思います
様々な事件を踏まえて子供を見る目を少しでも考えて欲しいと思い、
この記事を書かせていただきました。
正常性バイアスが効いた独りよがりな親の考えでなくて、
真っ正面で子供の心と危険に寄り添って欲しい。
少しでも犠牲になる子供が減ればいいと願うばかりです。
(写真と本文は関係ありません)
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