北海道で撮影したロケーション写真です。
広大な緑の中でたっぷり時間のある中での撮影は、
ゆとりのある表情がたくさん撮る事が出来ます。
今回は結婚式当日のスナップ写真と、
ロケーション撮影にまつわるお話を書いてみたいと思います。
先日こういったご相談がありました。
「外部カメラマンが場所を長時間占有してしまって、思っていた場所で撮影が出来なかった」
「他の新郎新婦さんやゲストのことなどお構いなしに、
ブルドーザーのように人をどけて撮影しているカメラマンがいました。」
広い庭園を有する大手専門結婚式場でご結婚式をされた新郎新婦さんから、
昨年始めぐらいからこういったメールを多くもらい、
昨年2018年の秋をピークに、そして今年もこういったメールをいただいています。
反対に「会場から長時間撮影してはいけないと言われた、私たちの大事な結婚式なのに! おかしい!」
「広大な敷地を背景にインスタ映えをするような撮りたかったのに、
撮影しているカメラマンがその会場と仲が悪くてその場所での撮影を拒否された」とかのメールも多かったです。
上記の相談メールは特定の一人のあるカメラマンにまつわる事です。
たった一人の外部カメラマンが自由気ままに撮影をした結果、
こういったことになってしまっています。
ちなみに他の会場でも同じ事を行っているようです。
どの会場に行ってもそのカメラマンに対するプランナーさんの愚痴をよく聞きます。
そのカメラマンだけ、出禁になっている会場も多いです。
結婚式のカメラマン、僕を含めて変な人多いです('A`)
そのフリーダムカメラマンは結婚式当日ヘアメイク後に、
結婚式場内で2時間も3時間も前撮りのような撮影をしていました。
前撮りでしか使用しない機材などを使用したりして撮影をじっくり行っていました。
それは事前にフリーダムカメラマンから会場へ話の通っていることではなく、
ゲリラ的な撮影です、結婚式当日に2時間も3時間もなんて許可されるわけないですからね。
結婚式のスケジュールを無視して、アテンドさんが何言っても聞かずに、
ただただ新郎新婦さんのポーズ写真を撮り続けていました。
撮られている新郎新婦さんもなにも言わなかったそうです、
そういうカメラマンに頼む方なので類は友を呼ぶ的な、
まあそういう類の新郎新婦さんなのかなと想像します。
結婚式当日に予定外の長時間の撮影を行うと、
他の結婚式の新郎新婦さんが撮影が出来なかったり、
結婚式の結婚式自体のスケジュールに支障をきたします。
そもそも長時間じっくりとそういった撮影をするのであれば、
平日に前撮りでというのが結婚式の写真業界の常識です。
そのカメラマンは他の新郎新婦さん、ゲストの幸せを顧みず、
自分と自分に頼んでくれた新郎新婦さんだけの幸せしか考えていませんでした。
そのホテルに宿泊して散策したりしていた人をも大声で、
「邪魔だからどいて〜」といってどかしていました。
「御社のカメラマンに暴言を言われました」
とその会場への苦情も多かったようです。
外部のフリーダムカメラマンなのに良い迷惑ですよね。
与えられたレギュレーションの中で本領発揮するのがプロの仕事で、
レギュレーションやルールを無視した撮影はただの迷惑行為でしかありません。
その会場さんは撮影に対して寛大な結婚式場さんなのですが、
外部カメラマンに対して重いルールが今年から適用されてしまうことになりました。
撮影は出来ますが、かなり縛られる内容になります。
煮る前のチャーシューぐらいキツく縛られます('A`)
会場側も苦渋の事だったと思いますが、プランナーさんの話を聞く限りは、
そういったルールを作っていかないと結婚式運営が成り立たないので、
こればかりは仕方ないかなと思いました。
世の中のどんなことでも絶妙な秩序が保たれていた世界に、
一人の無法者が入るとルールを作らなければならなくなります。
悲しいことに世の中はルールを守らないバカに沿ってルールが出来て行くのです。
そのカメラマンは写真も結婚式業界も経験がそこそこあるカメラマンですが、
セオリーを崩して結婚式撮影の受注をたくさんもらえるように、
卒花さんにお金を払って書いてもらうようにしていたという話しも聞きました。
受注がとにかく欲しかったのでしょうね。
セオリーを崩して、モラルをも崩してしまいました。
その受注と売上げの裏側に、思っていた場所で撮影出来なかった他の新郎新婦さん、
結婚前の家族旅行で来ていたのに「邪魔」と言われた家族。
有名な卒花さんが頼んでいたからと、
そのカメラマンに依頼された新郎新婦さんの写真、
白飛びばかりを意識しすぎて階調がおかしくなってしまったその写真の背景には、
そういったことが悲しい背景が含まれているのです。
写真は一瞬の時間と、一瞬の心を切り取る事が出来ます。
その1枚の写真を見てどう感じてもらうか、
カメラマンとしてどういった思いを込めるのか。
思いをたくさん込めることができるけれども、
反対に何の意味も込めないことも簡単にできます。
心を込めるにしろ込めないにしろ、カメラマンの心も写真が写ってしまうわけです。
そしてその写真を見て感じる事も人それぞれです。
そのカメラマンに依頼した新郎新婦さんは楽しい想い出になったことでしょう。
けれど同じ日に同じ会場で結婚式だった別の新郎新婦さんは、
その場所で1時間占有されたため撮影が出来ず悲しい思いをするでしょう。
そんな思いを感じて、僕はそのカメラマンが撮影した写真をみて思わず涙が出ました。
悲しい思いをされた新郎新婦さんには、
後日会場に理由を話して、会場側もぜひにと言ってくださったので。
特別に庭園で無償で撮影を行わせていただきました。
結婚式の写真で悲しい思いをしたという新郎新婦さんが少なくなってくれればと、
仕事ではなくて僕の心として撮影を行わせていただきました。
新郎新婦さんの笑顔が見られれば僕はそれだけで十分です。
結婚式の撮影をしているカメラマンであるにもかかわらず、
自分勝手に自分の目の前のものがすべてと思っているのか。
自分達だけが良ければそれでいいのか。
わかっていてカメラマンなのにあえて盲目になって撮影していると思いますが、
あえてそう問いただしたいです。
(写真と本文は関係ありません)
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