(写真は自由度の高い結婚式で撮影したものです)
中学校の時に学校でボヤが出て煙りだらけになっているのを見て、
「いぶりがっこだね」(燻り学校)
と言って先生から冷ややかな目で見られた事があります。
結婚式準備で会場やプランナーさんとの間に少しでも火がたち煙がくゆると、
いぶりがっこ(秋田名産)のように相乗効果で素晴らしいものが生まれたりすることもありますが、
反対に会場やプランナーさんが本性を現してしまう狼煙になってしまうこともあったりします。
●最近よく聞く言葉があります。
「dapandaさんに撮影の依頼をしたくてプランナーさんに話そうと、
外部カメラマンを持ち込みたいのですがと話したら、今まで見たことのない露骨に嫌な顔をされました」
繰り返しますが、露骨に嫌な顔をするようです。
結婚式のプランナーさんなのに、営業職ってそんな正直でもいいのでしょうか。
●露骨に嫌な顔をする理由はカメラマンを持ち込ませたくないためです。
外部カメラマンが入ると売り上げが減り、フォローアップも増えます。
それ故に露骨に嫌な顔をするのです。
「写真が下手」「撮影カット数が少ない」
「アルバムが古くさい」「価格設定が高すぎる」
と何かしら理由と決断があって会場カメラマンではなく外部カメラマンを選択するのですから、
会社側の利益目線ではなくて、
新郎新婦さん側の目線に立って考えないといけませんよね。
プランナーとして結婚式という新たなる人生のスタートの幸せをプランニングするというのは、そういうことだと僕は思います。
体の良い断り方の一つとして
「過去に外部カメラマンとトラブルになった」、
少し前は「厳粛な結婚式ですので、慣れているカメラマンを」
「チームワークですので」と言われていましたが、
先輩花嫁さんのおかげで論破されてきたので、
最近ではことの「過去に外部カメラマンとトラブルになった」からやめてほしい、
という言い訳をする会場やプランナーさんの方が多いです。
まあたしかに今の季節だと、
麦わら帽子被ってハーフパンツで撮っているカメラマンもいたり、
時間や撮影場所のルールを守らないカメラマンもたくさんいます。
あとに引きずるようなトラブルにならないように、
会場側がフォローアップすればいいだけのこと、
トラブルになる前に厳しく叱ったり、
首根っこ捕まえて放りだしてしまえばいいだけのことです。
よくそうやって「外部カメラマン」と一つに括られる会場がありますが、
カメラマンはあくまで個人で個々です、コケコッコーより個々です('A`)
仮にトラブルがあったとしてもそのカメラマンだけを規制すればいい話しで、
他のカメラマンはそんなカメラマンばかりではないです、
ちゃんとルールと節操を守っている人も多いです。
もちろん僕もルールはしっかりと守って撮影を行っています。
●結婚式は誰のためのものなのでしょう。
会場の売り上げ貢献のために結婚式をやっているわけではありません。
新郎新婦のお二人が選択した決断にそういう態度をとるってかなり疑問を感じます。
「プランナーさんが嫌な顔をしている」と感じてしまうのも、
結婚式を司るプランナーさんとしてはかなり問題です。
笑顔で受け入れて「何かあっても私たちがフォローアップする!」
ぐらいの気概がないと。
新郎新婦のお二人が外部カメラマンを入れることは、
決して気後れすることではなく、お二人の結婚式準備の中の大切な選択です。
写真はたくさん心を込めて作り上げる結婚式の想い出を形にすることですから、
もっとプランナーさんは親身になっていただいてもいいのに、
とシンプルに思うのですけどね。
ですのでお二人から「外部のカメラマン(友人のプロカメラマン)に頼みます」
とシンプルに堂々とリクエストされて何の問題もないかなと思います。
多くの新郎新婦さんはそうされています。
●写真に限らず持ち込みには厳しく、
自社提携サービスには高くて甘い会場が増えてきました。
「外部に持ち込むといったら、信じてくださいうちに良いカメラマンいますと言われ、
プランナーさんに嫌われたくないから、会場提携カメラマンに依頼しました、
その結果、ブレていたりピントが合っていない写真ばかりのアルバムが出来上がりました悲しいです、
変な英語が書いてあってデザインセンスもはっきりいってなくて残念です」
「ウエディングドレスがデザインが古くて、汚くて高い」
「お花のセンスがない上に高い、花材はトルコキキョウやガーベラなどの大きさが合って安い花材ばかり」
そんな声も最近多く聞きます。
全力で外部業者を規制したいのであれば、
外部業者を持ち込ませないほどのクオリティ、自社製品を魅力あるものに仕上げればいいだけで、
それが出来ていないから外部業者を新郎新婦さんは選択するわけです。
それを力ずくで会場側がルールで阻止するって、非道徳な行いだと思います。
自社の提携業者しか認めない行為は、独占禁止法にも違反している行為です。
このブログを見ている結婚式場の幹部の皆さん、プランナーさん、
初めて担当された新郎新婦さんのためだけに邁進したときの初心、
大切な心を思い出してください。
深く深くそう思います。
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お二人の結婚式、心とダジャレを込めて撮影させていただきます。
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■アメーバブログさんが運営されています『アメばこ』にインタビューされました。
→『アメばこオススメブログ ウエディングカメラマンの裏話』
インスタグラムと冷やし中華始めました('A`)


