紆余曲折を経て、1年の勤務終了。
ここでようやく私の教師ライフに光が差し込むのです。
まるで天国のような場所
この後の勤務地は住宅街からは離れた
自然豊かな場所だった。
クラスの人数もなんと10人!
子どもたちも穏やかでやさしい子ばかりで
今までの学校生活が嘘だったかのように平和な日々が続いた。
こんなことを公の場で書くのもどうかと思うが・・・
女性にとってはとても大事なことなので堂々と書きます↓
止まっていた生理がきた
本当にお恥ずかしい話ですが、前任校では忙しさに加えて
教員同士のいざこざで心を揺さぶられることも多く・・・
”生理が来てない”
ってことにも、気が廻っていなかったというのが実情。
本当に女性にとっては大切なこのなのにね・・・
自分自身と子宮には本当に申し訳なさでいっぱいです。
そんな自分でしたが、この学校に来ることができ
その穏やかさの後押しもあって
ようやく生理がきた
本当に本当によかった
いろんなことがスムーズに動く
小さな学校だったので1学年1クラス!
全部自分で決められて、自由にできた
もちろん掲示物や学年だより、校外学習の手配や運営は全部1人でやらなきゃいけなかったから責任は増えたのだけど・・・とにかく自由にできるのが自分にとって幸せなことだった
でもこれは・・・
これまでの学校での教えのおかげ
これは心から思う。特に前任校での学びと実践があったからこそ、一人での学年経営もできるようになったんだと。本当に感謝でいっぱい!
先生たちも楽しくて優しい
同じ低学年を担当した先生は年齢の近い先輩!めっちゃ優しいし、何かあったら教えてくれた。他のクラスの先生たちもすごく穏やかだったから、小さな職員室での少ない人数での人間関係はとってもあたたかいものだった。
帰宅時間が20時に
これまで22時くらいがデフォルトだったからすごい体がラクになった
落ち着いた学校とはいえ、転勤直後は学校に慣れるまでに時間もかかるし、それなりに授業準備もある。学校を出る時間はもうちょい早かったけど、通勤時間が1時間くらいかかってしまったので20時それでも身体も心もめちゃめちゃラクになったのは確か
・・・ここまでこんなんだったからね↓
ゆたかな自然のなかでの学び
生活科の生き物と触れ合う学習も、校庭や学校の周りにいっぱい生き物がいたから身近に勉強できた。地域の人たちの協力も大きく”ザリガニ釣りたい!”といえば、竿と餌を張り切って準備してくれて、いろんなことを喜んで教えてくれた。
別の学校で生活科と社会科の研究をしていたこともあり、
この地域のあたたかさと関連付けた授業展開をたくさんできた。
ここまで学んできたことをいっぱい実践・発展できるのもわたしにとってはたのしみの一つになった。
校長先生からの呼び出し
そんな中、校長先生からお呼び出しが。
採用試験を受けてこの学校で働いて!
そう、わたしはまだ教員採用試験を受けておらず、臨時的任用のままだったのだ。そして校長先生からこのように言っていただけることはとても光栄なことだった。
この学校の穏やかさ
子どもたちの素直さ
思いっ切り自分のやりたいように教育ができる環境
身体も心も安定
こんな場所だったら、身を置いて仕事をしたいと思った。
教師の仕事にも慣れてきたし、担任をもっても音楽もできると思った。
そしてこの環境だったら音楽の学びと実践も両立できると思った。
教員採用試験受けます!
ようやくこの決心がつき、採用試験を受けた
そして
見事合格
この時、学校の先生たちが一同にお祝いしてくださった
そして前任校の主任も心の底から喜んでお祝いしてくれた
だがしかし!!!
まさかの他校への本採用
教師生活をしながら受けた教員採用試験。
そして無事合格!
来年もこの学校で仕事ができる~
と、ほっとするのもつかの間!
なんと教育員会からの勤務校連絡で告げられた学校は
その学校ではなかったのだ
なぜ他校へ?
これは大人の事情すぎるから詳しいことは話せないんだけど・・・
”教員免許”をとったからと言って、”どの学校でも万能に働ける”というわけでもないのも事実。
学校の実態によって対応しきれない先生もいて辞めてしまったり、病気になってしまったり、命を落とす先生もいる。
ここまでの勤務先においてなかなかハードモードな場所や実態でも
なんとこさやってきたわたし。実は”貴重な人材”だったりする。
ここまでの成果を認められて、新たな勤務地へと旅にでることになる。
・・・はい、ここからが本番といったところ。
正直この先の話って、ストレートに語りきれないところもあって
すごくもどかしいのだけど。
かける限りにチカラを振り絞ってかいていくよ!
つづく。