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団体信用生命保険の保険金請求日記

住宅ローンの団体信用生命保険(脳卒中診断給付金)請求の経過を纏めています。
保険金請求の経過に関する詳しい情報って少ないので、気になる方の参考になればと思います。

生命保険とか後遺症に詳しい方、アドバイス頂けたら凄く嬉しいです。

バタバタしていて、しばらく更新できなかった…

この間、見識のある方に色々相談・アドバイスを貰ってました。

 

保険のプロにお話を聞いたところ、

白でも黒でも無い感じなので、もう少し交渉する余地はあるとの事、ADR(裁定審査会)ってのもある。

 

医師に詳しい方に聞いたところ、

医師に話をしても、あまり良い方向には向かわないだろうとの事。

 

なので、正攻法で「生命保険相談所の裁定審査会で判断してもらう」というのが結論です。

まあ、ダメ元ですが、経験しておけば今後に活きるかもしれないので、やってみようと思います。

 

近々生命保険相談所に連絡して、手続きしてみます。

 

忘れないように知人に聞いてみたい事項を纏めてメモ。

 

「言語障害、運動失調、麻痺などの他覚的な神経学的後遺症」の定義、その基準について知りたい。脳外科の医師なら常識的に誰でも知っている明確な基準があるのか?、それとも各医師の個人見解で決まるのか?

 

一個しか思いつかないけど、これが全てなのかな。。

明確な基準があってそれを満たしていないならしょうがないし、各医師の個人見解なら話し合う余地があるかもしれないし、考える事が大分状況が狭まってきた感じがしてきました。

 

あ、あと親戚に外資系の保険会社に勤めてる人がいたなぁ、役職付きの方だと思うし、あまり大袈裟にはしたくないけど、そっちにも助言求めてみようかな…。

こういう場合の保険会社の急所みたいなとこ、知らないかなぁ。。

ある程度主張できる内容があっても、医学的見地とかに素人な私が、無策にいきなり医師のところに行くのはやはり無謀な気がする。

 

なので、知り合いに詳しい人がいないかもう一度考えてみた。

脳梗塞を治療している時にお見舞いに来てくれ、症状や病院の良し悪し等、色々と助言を頂いた大事な人がいるじゃないか。

 

そのお方は医師では無いが、研究等で頻繁に医師と接する機会がある方、脳外科関係の事も詳しいはず。

多忙な方ではあるが、一度相談に乗ってもらえないか依頼してみようと思います。

 

良いお返事が頂けると良いのだが…

 

保険会社から医師の見解書に関して確認の電話がありました。

 

お互いの見解を一通り確認、気になっていた内容に対する回答も頂きました。

  • 保険会社の「言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症」の定義
    → 保険会社に具体的な定義はない、医師の見解が全て
  • 「麻痺や運動障害を伴わない感覚機能低下状態」、麻痺が確認できた場合はどうなるのか
    → 医師の見解が全て
改めて医師に診断書を記載頂き、再精査する事は可能だが、現状では保険会社として出来ることはこれ以上無いらしい。
適切な診断書フォーマットを郵送するので、改めて医師に診断書記載をお願いする場合はそちらに記載してくださいとの事。

 

振り出しに戻った感じです。

 

「麻痺や運動障害を伴わない感覚機能低下状態」を誤認しているでだろう証拠はあるので、再度医師に診断してもらう形で進めていこうと思っていますが、そこは医師の聖域みたいなところだから、嫌がられるだろうなぁ。


これ以上は策を練りながら、慎重に進めていく必要があると感じてます。さてどうしようかな。

 

保険会社から医師の確認した医師の見解書が郵送で届いた。

 

簡単に纏めると、確かに下記とハッキリ書いてある。

 

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Q.脳幹梗塞により、初めて医師の診察を受けた日から、その日を含めて60日以上、言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続しているものか、ご見解をお聞かせください。

A.他覚的な神経学的所見なし

 

Q.後遺症の詳細についてお聞かせください。

A.麻痺や運動障害を伴わない感覚機能低下状態。

 

Q.障害状態の推移

退院後、右顔面、四肢のしびれあり

最終的に、左半身のしびれ残存

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まあ、ある程度は想像していましたが、「そう聞かれたらそう答えるよなぁ」という内容でした。

この結果を踏まえて踏まえて、後日保険会社の担当者さんとお話をしてみようと思います。

 

疑問点は、大きく下記の部分

  • 保険会社の「言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症」の定義
  • 「麻痺や運動障害を伴わない感覚機能低下状態」、麻痺が確認できた場合はどうなるのか?

医師も私が治療していた時に担当してくれた医師ではないし、あくまでもカルテベースでの判断になるので、細かな診断内容は反映されておらず、表現を誤認識している点が感じられる。

 

その点を中心にお話してみようかなと思います。