人生の節目として50代を迎えるこの時期こそ、
「断捨離」が意義を増す時かもしれません。
溜まった「モノ」と無意識に抱えている散らかった「考え方」が、ご自身の夢の実現を妨げている可能性があるとしたら・・・。
私自身の経験を交えながら、その解決方法をお伝えさせていただきます。
モノの断捨離で得られる気づき
私は、「もったいない」という思いから、まだ使えるモノを捨てることに「非常に」抵抗がありました。
しかし、断捨離を学び、進めていくうちに、まったく違う気持ちになったんです。
私が学んだ断捨離の本質は
モノを捨てることではなく、
大切なモノの「生命」を活かしきること。
いまでは、使わないでしまっているほうに抵抗があります。
つまり、大切に使い切ることがモノへの敬意だと気づきました。
断捨離で余裕が生まれた
断捨離で、モノに対する姿勢も変化しました。
以前は、お客様用の食器や布団を特別に扱い、自分が使う普段使いのモノとは区別していました。
しかし、断捨離することでその区別をなくし、自分のためにお客様用も日常使いすることにしました。
365日のうち、お客様が来る日よりも私自身が暮らしている日のほうが圧倒的に多いですから。
お客様用のほうが、高いものだったりする。
だけど、自分用に使って悪い理由はなにもないのです。
また、モノが減ることで出費も減りました。
たとえば、洋服を季節ごとに見直し、気に入った少数に絞ることで、毎日が新鮮な気持ちで過ごせるようになりました。
自分のワードローブを把握しているので、「何を着ようか?」と着る服に悩むこともなくなり、
クローゼットいっぱいに服を買ったりしないので、かえって洋服代が減りました。
断捨離で変わる考え方
昔は、断捨離という言葉を聞くたび、ちょっぴり反発を感じました。
「使えるモノを捨てる?」「大切なものまで捨てろというの?」と。
それはどちらも、正しくありません。
間違った捉え方をしていたのは私でした。
今では、断捨離は私の人生を180度変えた方法だと胸を張って言えます。
やましたひでこが提唱する断捨離の真髄は、物理的なモノへの焦点だけでなく、「心の中」にもあったのです。
古い書類や思い出の品々の断捨離は、新しい夢への扉を塞いでいることに気付かせてくれました。
「いつか着る服」「いつか読む本」「いつか使うモノ」の断捨離で、先延ばしの罪悪感を取り除き、夢に向かうポジティブなエネルギーを増やしていきました。
モノの「もったいない」の呪縛から自由になって、新しいチャレンジをしないほうがもったいない、と、勇気を得ました。
断捨離で夢に向かう道を切り開く3つのステップ
Step1:
モノの「生命」を感じる。使っていないモノは、モノとしての命を終えています。
大切に使い切ることがモノへの最大の敬意。
Step2:
「いつか」を手放す。「いつか」は決して来ません。
今この瞬間に価値があるのです。「いつか」を待っていては、夢は実現しません。
Step3: 心の整理と夢の再発見。
モノを断捨離することは、心を断捨離すること。
新しい可能性に気づく瞬間が、あなたの人生の転換点になります。
さて、あなたの夢を本当に阻害しているのは何でしょうか?
最後に。
50代だからこそ、夢を実現するためには、「何か」に夢中になることが大切です。
断捨離は、溜まったモノや不要な考え方を手放し、新しいことに取り組む余裕を生み出してくれます。
今こそ断捨離適齢期。新しいスタートを切りましょう!
せっかくなので、この機会に、本当の断捨離を始めてみませんか?
まずは食器ひとつ、洋服ひとつからで十分です。
おすすめ
「片づけられない理由診断」
片づけられない原因診断を受けると、どうして、自分がモノをすてられないのか?
意外と自分ではわからない事実に気づくものです。
この診断をきっかけとして、あなたに最適な断捨離のアプローチを見つかり、新しい夢のステージに向けて踏み出す手助けになりますように。
今日の一枚
皐月ですね。
庭のあやめも満開に近くなりました。