ご訪問ありがとうございます。
やましたひでこ公認
山口県宇部市
断捨離®︎トレーナー
伊藤京子です。
捨てられないあなたの背中を
そっとだけど、
ちゃんとしっかり押します。
おはようございます！
先週金曜日にいったん退院した母。
具合が悪くなって、
月曜日には
再入院しちゃったのですが、
家にいる間、
私は母と同じ部屋で寝ていました。
すると、
夜中3時前に電話が。
家の固定電話は
今では母専用。
この電話にかかってくるということは
母の身近な人に
何かあったのかもしれない。
私は急いて電話を取りました。
電話口の人は
私の知らない方でした。
話されている内容も
よくわかりません。
最初に「伊藤〇〇さんのお宅ですか」
と、30年前に亡くなった父の名前を
言われましたので、
間違い電話でなく
我が家にかけられてきたことは
確かなようでした。
丁寧な対応を心がけて
電話を切ったのですが、
この電話をきっかけに
母が
電話はいらないと言い始めました。
たまにかかってくる電話は
家に着物はないかとか
不用品を買い取るとか、
そんな電話ばかりだと言います。
何人もいた母の姉妹も
姉一人だけになり
その姉とも
連絡することは
なくなっているようです。
母一人の時に
何かあった場合の連絡方法として
置いておいた電話ですが
今では
かける気力もないようです。
思えば
この電話が我が家にやってきたのは
私が中学生になってからでした。
家には
地区内の一斉連絡も兼ねた
有線電話があるだけで
全国どこへでもかけられる外線電話は
なかなか設置できませんでした。
つまり我が家の固定電話は
たかだか50年しか経っていないのです。
電話を引くというのは
電話加入権が必要ですから
お金のかかることで
私が学生の頃は
下宿している学生が
電話を持っているなんて
裕福な子のところだけでした。
ブログの内容とは関係ありませんが、
昨夜は近くのイベント会場で
キンプリのコンサートがあったようです。
部屋の前から見える夜の花火、
私もちゃっかり楽しませていただきました。
私は何度も引越しを繰り返しましたが
その度に
電話を引いていたし、
携帯が普及し始めた20年前でも
固定電話がないと
信用されないくらいだった。
私にとって固定電話は
豊さと信頼の象徴のような存在でした。
それが今では小学生でも
一人一台の電話を持つ時代になり、
固定電話がないと
信用できないなんていう人はいません。
固定電話は
セールスや詐欺の入り口になって、
母のような
携帯を使わない世代の
唯一の通信手段を
不安なものに
変えてしまっています。
今も電話番号帳に
番号を載せているのかどうか
わかりませんが、
載せていないとしても
電話帳に載せていた名残なんでしょうね。
昔は高価で
貴重な必需品だった固定電話も
時代が変わって
私たちとの関係が変わってしまった。
今では全く使うことのない
家の電話。
さてさて、
どうしたものかしら。
最後までお読みくださって
ありがとうございました。
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