今回の記事は、「感謝祭上映会」(2023年11月25日)の記事の「リブログ」で、今作品では、「2回目のリレー」ということになります。

 

(「元の記事も、ぜひご覧ください)

 

 

この映画の「最初の記事」(劇場公開時)は「こちら」です。

 

 

 

映画公開直前、9月10日に公開された、「Final予告編です。

 

 

 

 

現在購入可能な、「通常の商品」は「こちら」です。

 

 

 

私が購入した、「Blu-ray特装版」の「初回限定特典」としては、キャラクターデザイン、板岡錦さんによる、「描き下ろしキャンバスアートボード」(「プリム&プーカ」F3サイズ)、および、「復活! ミラクルライト」がついてきました。

 

さらに、Amazon限定」の「特典」として、「描き下ろしブランケット」(「ソラ&ましろ&プリム&プーカ」)も!!

 

 

 

「各販売店特典」など、詳しくは「こちら」へ(「マーべラス」公式サイト)。

 

 

 

 

 

オ―プニングテ―マ曲「For "F"」は、テレビシリーズ「ひろがるスカイ! プリキュア」の「主題歌」を担当している、「新人」、石井あみさんと、おなじみ、Machicoさん(1992-)によって歌われています。

 

 

まさに「クライマックス」で流れる曲、「All for one Forever」は、吉武千颯さん(よしたけちはや)(1999-)&磯部花凛さん(1994-)をはじめ、北川理恵さん(1990-)、駒形友梨さん(1991-)、Machicoさん宮本佳那子さん(1989-)と、「歴代の主題歌歌手6名」による、大変「豪華」な1曲となっています。

 

 

 

 

 

 

 

また、今作の「メイン主題歌」、「うれしくて」は、いきものがかりが担当しています。

 

こちらは、実際の映画の、「エンディングダンスムービー」です。

 

劇中にも登場する、「歴代作品の名場面」が印象的なだけでなく、ダンスの「振り付け」(担当はユウコさん)もとても素敵で、私自身、とても「お気に入り」の「エンディング」となりました。

 

 

 

 

 

映画公式サイト(*2/1~4「復活祭上映会」についても「こちら」から!!)

 

 

 

動画サイト公式チャンネル

 

 

テレビシリーズ「ひろがるスカイ! プリキュア」についての記事

 

 

 

これまでの記事(シリーズ全作)

 

 

 

さて...

 

 

昨年9月15日公開の映画、「プリキュアオールスターズF」のBlu-ray & DVDが、早くも、1月24日に「発売」となりました。

 

 

「テアトルサンク」の「参戦」により、2018年春以来、「5年ぶり」に、「福井市周辺」での上映館が「3館」となった、映画「プリキュア」...。

 

 

「上映初日」は、「夜勤後」ながらも、「行きやすく(早い時間)」、しかも、「2回連続」で見ることの出来る劇場ということで、「福井コロナシネマワールド」を選ぶことになったのですが、まず、「最初の印象」からして、

 

 

 

こりゃスゲエ...

 

 

 

だったのですから、この時点で、「シリーズ最高傑作」に入る1本であることはまず「間違いない」と、「確信」もしていました。

 

 

 

とはいうものの、この公開当時は、「酷暑」が続いていた時期であり、しかも、「9月20日」からは、「2年連続の大横綱」ともなった、新海誠監督(1973-)の最新作、「すずめの戸締まり」「おかえり(アンコール)上映」(「特別版」による)も、そのBlu-ray & DVD発売にあわせて始まったことから、心ならずも、この2作を「天びん」にかけざるを得ない状況でもありました。

 

 

(「両方」見ようとしても、「上映スケジュール」の都合上、どうしても、「時間が合わない」...)

 

 

そのため、「9月中」は何と、その「公開初日」の、たった「2回」のみという、まったく「不本意極まりない」結果に終わってしまいました。

 

 

しかしやはり、この映画を見た「大多数」の方が、その内容を「高く」評価しており、それが「リピート」にもつながったということですから、今回ばかりは、私自身も、それに「大いに助けられた」と、言わざるを得ませんね。

 

 

(本当なら、「ファン」として、「率先」して盛り上げなければいけなかったのに...)

 

 

 

10月22日には、これまでの「観客動員記録」である、2010年3月公開の映画、「プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」の約107万3000人を上回り、「歴代最高」となる、「108万人」に達したということです。

 

 

今回の記事は、それを受けて開催が「決定」した、「感謝祭上映会」(2023年11月25日)の時の記事を「リブログ」して書いていますが、概ね「終映」となったこの時点で、「累計動員116万人」「累計興収14億円」を「突破」したことが、「発表」されてもいます。

 

 

結局、私自身も、この「感謝祭上映決定」により「モチベーション」が上がり、最終的に、「32回」(「君の名は。」と並び、「歴代4位」)にまで「伸ばした」ことは、この「元の記事」にも書いている通りです。

 

 

 

今作は、「プリキュア20周年」を「記念」する作品でもあり、また、最近の映画で言えば、「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」(2019年10月19日公開)を手がけた、田中裕太監督(1981-)、「脚本」田中仁さん(たなかじん)(1976-)という、まさに、「最強タッグ」による作品でもあるのです。

 

 

そして、タイトルの「F」とは、「Festival &Fukkatsu(お祭り&復活)」を表しているとのことで、「コロナ禍」のため、配布が見送られて来た「ミラクルライト」「復活」となり、「4年ぶり」に、「声出し応援も可能(復活)」となりました。

 

 

 

「オールスターズ」というタイトルですが、メインとなる「主人公」はやはり、この年(2023年)のテレビシリ―ズ、「ひろがるスカイ! プリキュア」の面々、特に、「ソラ・ハレワタール/キュアスカイ」(CV:関根明良)ということになります。

 

 

(この「ソラ」と行動を共にする、前作、「デリシャスパーティ プリキュア」の主人公、「和実(なごみ)ゆい/キュアプレシャス」、さらにその前作、「トロピカル~ジュ! プリキュア」「夏海まなつ/キュアサマー」も、大変良い「味」を出していたと思います。

 

「広義」で言うならば、この二人も、「主人公」と言い得ます)。

 

 

 

「オールスターズ」映画では、「当然」のことながら、最後には必ず、「その年のチームを立てる」という「大原則」があり、今作もまさに、そうした作りになっていたと思いますが、「ある理由」により、「混成」の「4チーム」に分かれて「スタート」(後述)となったため、よりいっそう、「個々のメンバー」が、「はっきり」と描かれていたように感じました。

 

 

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目が覚めた時、「見知らぬ世界」にいたソラは、突然、「謎の怪物」に襲われますが、そこに現われた、二人の「プリキュア」の助けもあって、無事、「追い払う」ことが出来ました。

 

その二人こそが、「和実(なごみ)ゆい/キュアプレシャス」(CV:菱川花菜)、そして、「夏海まなつ/キュアサマー」(CV:ファイルーズあい)であり、三人は「協力」して、はぐれてしまった「仲間(友だち)」を探すことになったのです。

 

 

 

一方、ソラとはぐれたましろ(CV:加隈亜衣)も、とある「無人島」で、やはりひとりの「少女」と出会いますが、それが何と、「人魚」だと知ってビックリ!!

 

彼女の名は「ローラ」(CV:日高里菜)

 

ローラもまた、「まなつ」を探していて、やはり「協力」することになったのですが、その途中の島で、「多数の敵」を相手に、「小さな妖精(=プーカ)」をかばいながら、プリキュアがひとり「苦戦」しているのを見かけたましろは、すぐさま、助けに駆けつけます。

 

追ってロ―ラもまた、「キュアラメール」「変身」しますが、ここで、お互いが「プリキュア」だと知って、二人はまたビックリ!!

 

「加勢」に入った二人もプリキュアだと知った「怪物」たちは、さらに激しく襲いかかって来ましたが、ラメールが「逃げ道」を見つけ、「妖精」も救い出して、何とか、その場から逃れることが出来ました。

 

 

 

その頃、ツバサ(CV:村瀬歩)(王女)エル(CV:古賀葵)は、やはり道中で知り合った「薬師寺さあや/キュアアンジュ」(CV:本泉莉奈)とともに、「花海ことは/キュアフェリーチェ」(CV:早見沙織)の操る「魔法のホウキ」で、上空を飛行していました。

 

しかしその時、やはりひとり戦うプリキュアを見つけ、現場へ「急行」。

 

戦い終えた「キュアフローラ(春野はるか)」(CV:嶋村侑)を見て、この世界の「プリンセス」だと「勘違い」してしまったツバサでしたが、「本物のプリンセス」を目指していたはるかにとっては、何とも「嬉しい」言葉でした。

 

 

 

そして、「雪」が舞う「極寒の地」で、あげは(CV:七瀬彩夏)は、「風鈴アスミ/キュアアース」(CV:三森すずこ)「ラテ」(CV:白石晴香)「羽衣ララ/キュアミルキー」(CV:小原好美)「琴爪ゆかり/キュアマカロン」(CV:藤田咲)と合流しましたが、「私はひとりが気楽」と話すゆかりは、ララと「対立」。

 

そのまま、その場から立ち去ってしまいました...。

 

 

 

このように、「ひろプリ」のメンバー4(5)人は、それぞれ「別の場所」から、やはり「仲間」とはぐれたプリキュアたちとともに「スタート」するわけですが、そのフィールドは、「ソラ」「春」「ましろ」「夏」「ツバサ」「エル」「秋」「あげは」「冬」と、それぞれ、「季節が異なっている」ことも、「見どころのひとつ」として、挙げられると思います(特に、ツバサとエルのいた、「秋」のフィールドは、「色彩感」が、とても素晴らしかったです)。

 

 

(それぞれのチ―ムの「リ―ダ―」は、ソラチ―ムが「まなつ」、ましろチ―ムが「菓彩あまね/キュアフィナーレ」、ツバサ&エルチ―ムが「ことは」、あげはチ―ムが「ララ」と言えるでしょう)

 

 

 

旅の途中で、ソラたちは「プリム」(CV:坂本真綾)と出会い、また、ましろたちは「プーカ」(CV:種﨑敦美)と出会います。

 

 

プ―カ(ましろが「命名」)は、「触られるのが苦手」な様子で、どうも「訳あり」のよう。

 

また、ソラたちが出会ったプリムは、「キュアシュプリーム」として、その「実力」も、並々ならぬ様子...。

 

 

 

「見知らぬ世界」で「仲間」を探すプリキュアたちは、まずは、「手がかり」となるかも知れない、「城」を目指すことになるのですが...。

 

 

 

その、「城」のある街にたどり着くまでの「前半」では、「楽しい場面」も多く、特に「ソラチーム」は、今作の「お笑い担当」でもあった感じでしたね(笑)。

 

 

また、「ましろチーム」は途中、「花寺のどか/キュアグレース」(CV:悠木碧)と出会うのですが、そののどかが探しているのが、「パ―トナ―」である妖精、「ラビリン」(CV:加隈亜衣)...。

 

 

「意図」してのことなのか、「そうでない」のか、いずれにせよ、のどかがましろ(CV:加隈亜衣!!「1人2役」!!)と話している時点で、「その辺の事情」を知っている「ファン」からすれば、何とも「シュール」で、「ツッコミどころな場面」(笑)でしかなかった...。

 

 

(本当は、大変「シリアス」な場面です。その後、「お約束」通り、「ラビリン」も、このチ―ムに「合流」しました...笑)

 

 

 

「前半」に関係する「特別映像」は、「その1」と「その2」です。

 

 

1.「プリム」と「プーカ」。

 

2.「何だかなあ...」な、「ソラチーム」...(笑)。

 

 

 

街へ「一番乗り」したのは「ましろチ―ム」。

 

 

しかし、街の人々は、誰もが「形通りの言葉」しか口にせず、お店は、どこも開いていない...。

 

 

と、そこへ、「ソラチーム」も到着。

 

 

一同は、「再会」を喜び合いますが、それも「束の間」...。

 

 

プリムを目にしたプ―カは違いました。

 

 

その「恐怖心」から、プ―カは地面に「巨大な穴」を開けてしまい、「ましろチ―ム」は、吸い込まれるように、その中へ落ちていくことに...。

 

 

 

そして、「あげはチ―ム」も合流するこの場面までが、「前半」ということになります(ここまでで、おおよそ「34分」です)。

 

 

 

ここまでの「ポイント」としては、「何ともましろラブなソラ...(笑)」はおいておくとして(このあたり、2016年のオ―ルスタ―ズ映画、「みんなで歌う♪奇跡の魔法!のみらいとリコによく似ています)、プ―カがプリムに対して抱いている「恐怖心」と、自身の「トラウマ」が、「少しずつ」ではあるものの、描き始められていて、それを、特にましろとのどかが、その「優しさ」でもって「支えていく」という描写が、少し、「ナウシカ」をも、思い出させると思いました。

 

 

またこの時点では、「プリムの正体」には、誰も気づかないままですが、「アスミ」「ゆかり」は、「この世界の秘密(違和感)」に、うすうすと気づき始めてもいて、「ソラ」もまた、ゆいやまなつに触れることで、「忘れている何か」に気づく、「きっかけ」を得ているところが、大変「興味深い」と感じましたね。

 

 

プ―カは、プリキュアたちに支えられ、「この先」を進んでいくことになりますが、その一方で、「プリム」は...。

 

 

 

目指していた城にいた敵ボス「魔王アーク」は、実は、「生命」も「意思」も、何も持たない、言ってみれば、ただの「作りもの」に過ぎませんでした。

 

 

そしてその「真実」とは...。

 

 

 

ここでようやく語られるのですが、その「本編映像」も公開されています。

 

 

 

そう、「この世界の真実」とは、一度、「プリム(シュプリーム)」によって「破壊」された、「自分たちの世界」...

 

 

それを、プリム自身が、「実験場」として、「作り変えた」もの...。

 

 

プリムが「力を解放」したことで、プリキュアたちは、「過去に何が起こったのか」をすべて思い出しました。

 

 

(ここまで、一同が「お互いを知らなかった」という「矛盾」も、これで「解決」します)

 

 

 

「あらゆる世界で、僕が最も強い存在だと確かめるために戦い続けている」と明かし、プリキュアのその「強さ」を感じ取った(認めた)「プリム(シュプリーム)」は、「破壊」したこの世界を新たに作り直し、その「強さの秘密」を知るために、自身も「プリキュア」となって、「実験」を始めたというのです!!

 

 

 

「一緒に行動してみたけど、何にも分からなかった。

すべて、 "無意味" だった...」

 

 

そう言ってプリムは、「もう終わりにしよう」と、再び、この世界を「破壊」しようとするのですが...。

 

 

 

この先はやはり、「特別映像」でどうぞ。

 

 

3.「キュアマジェスティ」(「王女エル」が変身した姿)

(テレビシリーズでも、公開直前の「9月3日」に登場したばかりでした)

 

 

4.キュアスカイ、「渾身の一撃」!!

 

5.「プリキュア大集合!!」

 

 

 

再び「敗北」を喫し、「絶望の淵」にいるプリズム(ましろ)とスカイ(ソラ)...。

 

 

しかし、

 

 

「なぜかは分からない。でも、今、ここにいる。

それにはきっと、理由がある...」

 

 

と、あらためて「自身の存在意義」を認識したプリズムは、スカイの手を取り、励まします。

 

 

そして...

 

 

 

「ヒーローとは...

 

泣いている子(=エル)を見捨てない!」

 

 

 

「そして、ヒーローとは!

 

どんな時も、笑顔を絶やさず

 

いま、一番大事なことをする

ものです!!」

 

 

 

と、スカイ(ソラ)の、何とも「力強い」宣言!!

 

 

特に「後者」は、ゆいとまなつから教わった言葉ですが、この「復活」の場面を見て思い出すのは、やはり「絶望」から立ち上がり、「ジャアクキング」との「最後の戦い」に向かっていった、「初代」、「美墨なぎさ/キュアブラック」(CV:本名陽子)「雪城ほのか/キュアホワイト」(CV:ゆかな)の二人でしょう。

 

 

このシ―ンはまさに、その「オマ―ジュ」だと感じられ、とても、「エモーショナル」な場面でもありました。

 

 

 

再び、「破壊」されつつある世界...。

 

 

 

そこでいったい、どのような「奇跡」が起こったのでしょうか!!

 

 

 

 

この先はやはり、ぜひとも、「実際」に見ていただきたいですね。

 

 

 

 

しかし、プリムに対する、このスカイ(ソラ)のセリフだけは載せておきましょう。

 

 

 

「私たちは、ひとりではありません。

みんながいるから、私がいる。

その意味を、あなたはまだ知らない...」

 

 

 

「私たちは!

 

絶対に負けません!

 

私たちが、私たちであるために!

 

今こそ!

 

プリキュアの出番です!!」

 

 

(どこぞの国に聴かせてやりたい...)

 

 

 

この後が、まさに「ラストバトル」となるわけですが、「各主人公」の、その「決めゼリフ」だけでも、場面をつなぐことが出来るという、何とも「秀逸」なシナリオ...

 

 

そして、「連係プレー」...。

 

 

「約70分」という、「制約」が信じられないような「充実度」ですが、その「スピード感」が最も感じられるのも、やはりこの「ラストバトル」だと言えるでしょう。

 

 

このように、「ネタバレなし」で書いたとしても、本当に、この「充実度」は、「伝わる」のではないかと思います。

 

 

 

「プリキュアシリーズ」は、「想いの力」で出来ていると言っても過言ではないでしょう。

 

 

...いや、まさに「その通り」だと思います。

 

 

今作は、本当に、それが「全面」に押し出されていると感じられますが、だからこそ、その「中心」にいる「ひろがるスカイ! プリキュア」チーム「惚れ込んだ」のであり、特に「キュアスカイ」には、「マジぼれ」してしまったのです!!

 

 

 

「字数(文字データ量)制限」が厳しいので、ここで終わらざるを得ませんが、この後、2月1日から4日まで、「復活祭上映会」も開かれます。

 

 

「福井コロナシネマワールド」でも上映が決定していますので、私も、「可能な限り」は、足を運びたいと思っています。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)