「訃報」を伝える「ニュース映像」を、いくつか拾ってみました。
こちらは、ニュース系週刊誌、「L'Obs」による「セレクション」です。
さて、「連載中」の「ラ・マンチャの男」に関する記事も、あとは「まとめ」を残すのみとなりましたが、そんな中、何とも「やり切れない」訃報が飛び込んで来ましたので、今回は、予定を変更してお送りします。
私も、去る「2月19日付け」にてようやく記事を書くことが出来たのですが、現代フランスを「代表」する大歌手の1人で、「独特」なハイトーン・ボイスが「魅力的」とも言える、「クリストフ」(本名ダニエル・べヴィラックァ)が、何と、今回のこの「新型コロナウイルス」により「死亡」したという、「ショッキング」なニュースが入って来たのです!!
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12575611683.html?frm=theme(「青い言葉」の記事)
今回のこの記事は、17日付けのユトリロさんの記事を「リブログ」して書いていますが、その直前の、「13日付け」の記事にて、「クリストフがコロナで重症」と書かれており、確認してみたところ、すでに「重体(危篤)」であるとのことでした。
https://ameblo.jp/utrillo-714/entry-12589192446.html(ユトリロさん「4月13日付け」の記事)
報じられているところによりますと、クリストフは長年「肺気腫」(「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の1つ)を患っており、「感染(重症化)リスク」は「非常に高い」ということでした。
加えて、「74歳」という「高齢」...。
いかに「超人的」で、「若々しい感性」の持ち主であったとしても、今回のこの「凶悪」なウイルスには、打ち勝つことが出来ませんでした。
「呼吸不全」のため、パリの病院に入院したのが「3月26日」のこと。
「4月1日」にはブレストに移って、「心肺蘇生」のための「懸命の処置」が続けられていましたが、その甲斐も空しく、「16日」に亡くなったということです。
「残念」です...。
本当に「残念な結果」となってしまいました...。
この「経過」を聞きますと、「志村けんさん」のケースに「とてもよく似ている」という印象を持ちました。
クリストフは、現在「ツアー中」でもあったということですが、今月29日、30日の「パリ公演」が、「9月28、29日」に「延期」という「告知」も出ていました。
「いま」となっては、それも大変「空しく」思えます...。
日本でも、つい先日、大林宣彦監督(1938.1.9-2020.4.10)の訃報を聞いたばかりでした。
さらには、アニメ「クレヨンしんちゃん」の「とーちゃん」、「野原ひろし」役で有名であった、声優、藤原啓治さん(1964.10.5-2020.4.12)も、「がん」のため亡くなられたと聞きました。
2016年に、「体調不良のため休業」とは聞いていましたが、まさか、「がん」だったとは思いませんでした...。
このお二方は、「がんが原因」ということでしたが、「新型コロナ」に対する「不安」は、やはり「お持ち」であったのではなかったかと思います...。
この場をお借りしまして、あらためて、お二方のご冥福をお祈りしたいと思います。
また、「5月7日廃止予定」であった、「JR札沼線(学園都市線)」(北海道)の一部区間、「北海道医療大学-新十津川間」が、急きょ「前倒し」で、この「17日」に「運行終了」となるなど(「記事」を書く時間すら与えられない...)、「新型コロナ」の「影響」は、「多方面」に及んで来ています。
ああ、本当に、「救世主」はどこに...?
それでは、あらためて、クリストフの代表作の1つ、「les mots bleus "青い言葉"」(1974)を聴きながら、「お別れ」しましょう。
こちらは、2002年3月11日に行なわれた、オランピア劇場公演からの映像です。
何と、「1974年11月以来」というオランピア劇場でのライヴであり、「カムバック公演」と、「大きな話題」を集めました。
クリストフは、「10月13日」が「誕生日」で、「私と同じ」です(年齢は「25」も違い、私の「親」の世代ではありますが...)。
こちらは「CD」ですが、「DVD」も発売されています。
謹んで、ご冥福をお祈りしたいと思います。
合掌...。
クリストフ(本名ダニエル・べヴィラックァ)(1945.10.13-2020.4.16)
(daniel-b=フランス専門)