フランスの歌手クリストフ(Christophe)がコロナで重症となっているという。

 

 

 

 1945年生まれだから、現在74歳ということになる。1日も早く回復されんことを願ってやまない。

 

 そんな祈りを込めて、昨日はオランピアのライヴ映像(2002年、DVD)を見た。

 

 先日のジャック・ブレルのシンプルなモノクロ映像とは打って変わって、こちらはハイビジョンの固定カメラ、手持ちのハンディカメラ等を駆使し、そしてこれに舞台中央に設置されたイメージ映像も加わり、めまぐるしい場面転換が繰り広げられる。

 

 まずはクリストフの代名詞「アリーヌ 」をオランピアの映像でご覧ください。

 

 

  このDVDで一番驚いたのは、“ VOIR ”という曲のイメージ映像である。この曲は、調べてみると2001年のアルバム《Comme si la terre penchait》に収録された曲であるが、何とライヴのイメージ映像に宮沢りえが登場しているではありませんか! 延々と映し出されるのは宮沢りえのインタヴュー映像なのである(何の映像かは不明。貴乃花との破談会見かな?)。

 

 このライヴ映像が見つからないので、歌声のみをお聴きください(フランス語の意味が解れば、なぜ宮沢りえを起用したのか判るのに...)。

 

 全編を通して、とても斬新で、アバンギャルドな雰囲気の漂うステージである。CDは何枚か持ってはいても、やはり映像でそのライヴの様子をじっくりと見ることで、改めてクリストフの魅力に触れることができる。