おだんご日和 -26ページ目

おだんご日和

Dango茶屋・いちのせの徒然記

できあがったパラサウロロフスで、さっそくストップモーションアニメを撮ってみました。





一応、動いているようには見えていますが・・・。

首としっぽの動きをもう少し工夫できそうですね。



粘土でお肉と皮が付いたパラサウロロフスです。

 

走って行く姿を、側面から撮影する予定です。

なので、反対側は作っていません。

 

魚の三枚おろしの途中みたいになっています。
恐竜の三枚おろしですね。
片面の骨が見えているので、しっぽや肋骨にも動きを付ける時も楽です。

ちなみに、使っている粘土は、子ども用の小麦粘土です。
油粘土の「プラスチン(←商品名です)」を使った方が、
仕上がりは良いのですが・・・。

油粘土は臭いので、避けています。
照明をLEDにしたので、昔よりは乾燥しなくなったし・・・。
(このへんの適当さが、私のダメなところなんだろうなぁ)



ちなみに、ちなみに、小麦粘土は食べるとしょっぱいです。
防腐剤として塩が入っているんですね。
小麦粘土が乾いた時に出てくる白い斑点は、
カビではなくて塩の結晶です。
濡れティッシュでふくと、白い斑点はなくなります。



撮影用の台座を準備しました。

 
  

台座の板と、腰骨にドリルで穴をあけて、金属の棒で固定します。
パラサウロロフスには緑色の粘土を使うことにしたので、背景はブルーに変更しました。

この骨組みに、粘土を貼り付けます。

 
 
 
 
骨組みを作ってから粘土を貼り付けると、
粘土だけで作った時より、造形が安定します。
パラサウロロフスの特徴の、縦に長いしっぽも再現できました。


荒木一成さん(恐竜造形家)の本に
「恐竜造形の基礎は、骨の研究だ」といった意味合いのことが
書かれていたので、今回は骨組みから作ってみました。
たしかに、今まで作った中で一番自分のイメージに近い
パラサウロロフスが作れました。


首のあたりは、もっと研究が必要ですね。


このモデルを使って、テストアニメーションを作ります。



パラサウロロフスに、ちょっとポーズを付けてみました。

 

見返りパラサウロロフス。
これだけでも表情が出てきますね。

使用した樹脂粘土は「コスモス」です。

 
  
値段が高かったので、プチサイズをつかってみました。
同じ会社の「グレース」も使ってみたのですが、コスモスの方が
圧倒的に固く、骨組み向きでした。

裏面の成分を見る限り、木工用ボンドと似た素材なのかな、と思いました。



この骨組みの上に、粘土を塗り付けて、アニメーション用のモデルを作ります。
 
灰色の部分は、プラモデル用のパテです。



この骨組みを基礎にして、樹脂粘土で「筋肉」や「骨」を貼り付けて行きます。





ふとももの筋肉や肋骨、腰骨を作るだけで、一気に恐竜らしくなってきますね。

こうやって骨組みから作ってみて、トリケラトプスと同じ鳥盤類であることが良くわかりました。