できあがったパラサウロロフスで、さっそくストップモーションアニメを撮ってみました。
一応、動いているようには見えていますが・・・。
首としっぽの動きをもう少し工夫できそうですね。
粘土でお肉と皮が付いたパラサウロロフスです。
走って行く姿を、側面から撮影する予定です。
なので、反対側は作っていません。
魚の三枚おろしの途中みたいになっています。
恐竜の三枚おろしですね。
片面の骨が見えているので、しっぽや肋骨にも動きを付ける時も楽です。
ちなみに、使っている粘土は、子ども用の小麦粘土です。
油粘土の「プラスチン(←商品名です)」を使った方が、
仕上がりは良いのですが・・・。
油粘土は臭いので、避けています。
照明をLEDにしたので、昔よりは乾燥しなくなったし・・・。
(このへんの適当さが、私のダメなところなんだろうなぁ)
ちなみに、ちなみに、小麦粘土は食べるとしょっぱいです。
防腐剤として塩が入っているんですね。
小麦粘土が乾いた時に出てくる白い斑点は、
カビではなくて塩の結晶です。
濡れティッシュでふくと、白い斑点はなくなります。
撮影用の台座を準備しました。
台座の板と、腰骨にドリルで穴をあけて、金属の棒で固定します。
パラサウロロフスには緑色の粘土を使うことにしたので、背景はブルーに変更しました。
この骨組みに、粘土を貼り付けます。
骨組みを作ってから粘土を貼り付けると、
粘土だけで作った時より、造形が安定します。
パラサウロロフスの特徴の、縦に長いしっぽも再現できました。
荒木一成さん(恐竜造形家)の本に
「恐竜造形の基礎は、骨の研究だ」といった意味合いのことが
書かれていたので、今回は骨組みから作ってみました。
たしかに、今まで作った中で一番自分のイメージに近い
パラサウロロフスが作れました。
首のあたりは、もっと研究が必要ですね。
このモデルを使って、テストアニメーションを作ります。




