おだんご日和 -20ページ目

おだんご日和

Dango茶屋・いちのせの徒然記


以前作った「回転台」を改造しました。

 もとは、「台の上に乗ったキャラクターに動きをつける装置」でしたが、改造して「棒の先についたキャラクターを正確に動かす装置」になりました。

新しい回転台を「回転台(DX)」、古い回転台を「回転台(零式)」と呼ぶことにします。



回転台(零式)
http://ameblo.jp/dango-blog/entry-12056036278.html



可動部分のアップ

 

固定部分のアップ

 

黒い四角い部分は、古いビデオカメラから外した「三脚固定ねじ部(メス)」です。
これで、無理矢理に三脚の先に板を固定しています。

板の穴の位置を変えることで、長さも変えられます。
板の先に付いている角材のかたまりについては、次回で説明します。

 

恐竜の足や、首を取り付けて動かす装置です。
  


このようにセッティングして・・・

 

カメラであおって撮ります。

 
 
あおる(下から見上げる)と、背後の「ついたて」が隠れます。
(あおった状態でカメラをのぞき、卵からはみ出ないように「ついたて」を切り抜きました)
 
 

あとは、少しずつ卵を割りながら撮影します。 
  
 

実際に割りながら撮影するので、当然撮り直しもできません。
カメラで前のコマとのつながりを確認しながら、撮影します。 

  
 
 緊張する撮影でした。


 
恐竜の赤ちゃんが生まれる場面を撮影するために作った、大きな卵です。

 

大きいと言っても、幅20センチくらいです。

 
 
反対側から見ると、こんな感じです。
卵の反対側に立ててある灰色の厚紙は、卵に穴が開いた時に、背景が見えないようにするための「ついたて」になります。

 

ちょっとわかりにくいですが、卵の裏側には、ヒビが入っています。
いったんカッターナイフで切り抜いたものを、慎重に組み立て直し、表側だけに薄く粘土を塗り直しています。
 弾力性の高い紙粘土だと、うまく割れないので、石粉入りの硬くて、もろいタイプの粘土を使っています。(パジコという会社の「プチフォルモ」という、お手軽価格の粘土です)

 
 
  撮影直前のセッティングです。

「ついたて」は卵の形に合わせて切り抜いています。
卵と「ついたて」の間にあるのが、恐竜の赤ちゃんの頭になります。


 



場面に合わせて、いろいろな大きさ・形の恐竜の卵を作りました。


  

大きいものから、

中から恐竜が生まれる場面用
恐竜の赤ちゃんが顔を出す用
親恐竜の足元用
ロング用

以上、計4種類です。

 
  
親恐竜の足元用と、ロング用



 

恐竜の赤ちゃんが顔を出す用 です。


恐竜が生まれる場面用は、次回、詳しく説明します。




ここ一か月ほど、コンテストへ出品する準備で忙しくしていました。

http://net.pd.saga-u.ac.jp/scdc/

佐賀大学主催のコンテストです。
にぎやかしのつもりで毎年、その年の新作を出品していました。

今年は新作らしい新作がなかったので出品を控えようと思っていたのですが、審査員に人形アニメ界の生きるレジェンド 真賀里文子さんが来るそうなので、制作中の恐竜を無理してまとめて出品しました。

入選すれば、真賀里さんと話しができるなぁと、期待しています。

落選したら、まぁしかたない。