資料写真「少年の歴史」 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

 

 

長編ストップモーションアニメに、少年を登場させようと思って、いろいろと試行錯誤をしました。

その記録です。

 

 

 

 

↑「高橋宗太郎・・・」シリーズのノウハウを使って試作した少年です。(手に持っているのは、バケツの柄です)

「高橋・・・」の人形より大きめに作り、手足の針金も太めのものを使いました。

しかし、針金が太いため、動かす時にペンチを使わざるを得ず、塗料の剥がれや人形の痛みがひどくなり、長期の撮影では使えないことがわかりました。また、動きの精密さもイマイチでした。

デザイン的にも満足できず、「今までのやり方では前進できない」と感じました。

この少年は、後に「帰れない日々」という短編に出演してもらい、佐賀大学コンテンツデザインコンテストで優秀賞をいただきました。

下記から映像を見られるようです。(リンク切れしていたら、ごめんなさい)

https://www.facebook.com/condeconsaga/videos/871601556205586/

 

 

 

 

↑「出前少年 おとどけ物語」という短編のために作った少年です。

すべて、PC上で合成することを前提にした作品だったので、自立することができません。ガラス瓶にもたれています)

手足や髪の毛など、細かく動く部分は差し替え式にしてあります。

ゴーグルやジェットパックは、撮影に合わせて両面テープで貼り付けます。

しかし、関節や差し込み部分はヨレヨレで、撮影中にポロリと落ちることがあり、両面テープを剥がす時に塗料も剥がれました。

佐賀市映像コンテストで最終週をいただき、作品としては面白くできたと思いますが、人形の表現としてはたくさんの課題が残りました。

映像も見れます。

https://www.youtube.com/watch?v=mD0EGcLNM2k

 

 

 

佐賀市映像コンテストに出品した縁で、佐賀市から依頼されて作ったPR映像です。

少年は小麦ねんどで作りました。

かわいいけれど、精密な動きや長時間の撮影、細かい造形には向いていないことがわかりました。

しかし、大胆な動きやカメラワークなど、PC上で作る利点を確認できました。

映像も見れます。

https://www.youtube.com/watch?v=Q2AlZo1eCII

 

 

 

 

 

↑「あまり細かく造形せず、絵の具で詳細を描いたり、色をぼかしたりしてみては?」と思い、試作した少年です。

私の技術不足、構想力の不足で中途半端なものになってしまいました。

 

 

 

今でも試行錯誤の途中です。