もう先月のことになってしまったが、明治座の指原座長公演は4回観ることができた。
普段動ている姿を間近で見られない今田美奈を堪能できた。
あまり期待していなかったが、本人がぐぐたすで実に楽しい稽古の日々を送っているというので、楽しみでもあった。
そしてそれは4/8の初日に驚きとともに訪れた。
まずポジション。
はるっぴとともに咲良率いる「博多の阿国」一座の幹部。
セリフも多く、前半は彼女に注目が集まる。
指原をして今田の演技上手さに注目して欲しいと言わせたことは、彼女にとって大きな転機となったことだろう。
モデル志望といいながら、何一つモデルになるためのステップをこなさず(最もAKBグループにいては無理だが)、ダイエットと洋服のセンス磨きばかり。
その上、モデル志望だからとテレビに出ても消極的で、バラエテイ班などとは笑止千万。
「おでかけ」では後藤に「すげぇなこの子」と言わせたほどだが、その後は一回しか呼ばれないのだから推して図るべき。
AKB調べに出てもすぐに負けてしまう。
あれは少しゴネた方がよかったと思うが、本人曰く「相手方のヲタから怒られるのが怖い」。
指原も殆どコメントがでず。
編集でカットされてしまったのか?
思うに指原のHKT構想には入っていないのだろう。だから活躍されてもコメントに困るというジレンマ。
その今田美奈が今まで嫌だったという女優への道を模索し始めた。
ネット上では称賛の嵐で、早くからファンだった自分としては鼻が高い。
舞台上でははるっぴより声援が高く嬉しさ極まる。
2日目の公演では最初から数量が少なかったのか、明治座でもネットショップでもグッズが売り切れてしまった。(翌日には補充されたが、公演の最後の方ではとうとう補充されること無く終わった)
しかし、ノンティが高い評価得た大舞台「パルレ」は初再演こそ彼女だったが、その後の再々演は声が掛からない。それどころかその後舞台には殆ど呼ばれていない。本人も嘆いていたが、所詮その程度であった。
今回の今田も、公演前半の二回を観た限りでは、良くなっているものの決して舞台女優の能では無い。が、才は感じる。
彼女が声を出し動くと場が引き締まるからだ。
本業の俳優さんに混ざったら力不足は否めないが、上背があるし、何と言っても普段から怖いと言わしめるだけあって端正な顔立ちが存在感を作りだす。
太田プロ専務や岡田編集長などから絶賛されているという。このチャンスを大いに生かして欲しい。
今田は残念ながら指原の構想には入ってなく、さしのうどんでも全く興味が無いといった雰囲気を出していて腹が立った。
今田本人に明確には確認していないが、成績は悪くても一応学業優先であったらしい。
赤点さえ取らなきゃ良いといっていたが、きちんと出席はしているとのこと。
今春高校卒業が決まった途端に様々なメディアに出るようになってきた。
この辺りは総支配人しのブーに相談した結果だと思う。
さて、舞台後半の21日と23日千秋楽も観たが、21日が一番良かったと思っている。
指原がアドリブと言っていたのは、そういう台本であったらしく、内容に違いは無かった。
乃木坂の舞台では当初松村や高山がアドリブを入れ過ぎて、公演時間が伸びてラストのライブはMCも無く歌い切るという離れ業をしていたが、今回も奈子の為に21時には終演するという制約がアドリブを失くしていたと思う。
特に千秋楽は矢鱈とペースが速かった。
理由はカーテンコールの為に、今までは終演間際に黒子に連れ去られていた奈子をカーテンコールに間に合わせたから。そのことは口上でも言われたが、結局カーテンコールは最後まではいられなかった。
余談はここまでw、観劇した4回の中で21日の公演が最も良かった。
今田だけに限ってだが、最初の頃は早口になって聞き取りにくかったセリフ回しも、早口にならず聴き取り易かった。
慣れてくるとプロでもセリフが早口になるが、その点は厳重に注意されたのだろう、とても良くなっていた。
朝長実桜も棒が日々改善されていたと思う。
多田愛佳は貫禄すらあり、欠点も無く、本来なら一番称賛されるべきメロンバーだったと思うが、今田という思い掛けない隠し玉に話題を持って行かれた感じ。
村重は「ぐいぐい選抜」らしい表現もあったが、それも段々薄れていき、芝居に集中していた。素晴らしい。
批判が集中していた咲良も、マジすかでの演技とは全く違う演技を見せていて、芝居に幅を持たせることに成功させていた。批判どころか称賛できる。
奈子がセリフを間違えたりするのではないかと思っていたが、それどころか指原に指示を出していたらしく、これまた大舞台でも緊張し過ぎない大物振りを垣間見せていて、ちょつと田中久美派から気持ちが傾いたww
と、良いところを上げればキリが無いが、最後驚いたことがある。
それはカーテンコールでの出来事。
五十音順で呼ばれると思ったが、なかなか呼ばれない。
直ぐに「たぬ三一家」と「博多の阿国」順で呼ばれていることに気付いた。
とすれば、ラスト今田・児玉・咲良・指原の順でと思ったら、はるっぴが先に呼ばれた。
これは、演出者の演技者に対する評価の表れである。
呼出しを務めたたぬ三親分も、心無しか称賛に溢れた声に聞こえた。
今田が選ばれたのは声が大きく上背があるためだと、ヲタの間では卑下するかのように囁かれたのだが、男役が欲しくて選ばれたらしい。
劇中劇では主役ははるっぴ。これも男役だった。
でも、主役を張る華があるのはどうしても児玉だ。
では何故今田が称賛されるのか。
簡単に言えば、他のメンバーはらぶたんも含めてテレビサイズの演技。
今田だけが舞台演技と言える立振舞いであった。
ご存知だと思うが、舞台映画テレビVシネで其々演出には違いがある。
テレビでは話し言葉が通用するが、映画では通用しない。
(最近はスクリーンが小さくなっていて変わらなくなっているが・・)
そして舞台では動きも大きくないとならない。
その立振舞いが今田にあると思う。
演技の程度は兎も角、立振舞いは舞台人のそれであった。
彼女の魅力の一つ、ダンスでの大きな表現が気に入っているのだが、今回それが活きていたと思う。
最後に、今年もまた選対委員会は立ち上がらないという。
太ヲタや暇人(失礼!)がいないからだという。
しかし、一部のオジサン等とチラシを作成することとした。
皆さん。手持ちの投票権で一票だけでも今田に投じて頂けないだろうか。
このまま埋もれさせるのは勿体ない人材だと思いませんか?

