「世界観」を感じ始めた話 | ベース、音楽をただ楽しむためのブログ

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SHiNobuことのまぬこによるベースをただ楽しむためのブログになっております。私自身、ベース歴は長いですが、技術なんて全然ありません。私より短い歴で上手い人はたくさんいます。上手く弾けないからやめちゃうというのはもったいない。ゆる~く楽しんでいきましょ。

どうもみなさん、のまぬこ@SHiNobuです。

半袖か長袖か迷って半袖にして出掛けると、

夜になって絶望するくらい震えてしまう時期ですね。

楽と世界観
私は音楽が好きなのですが、

中学、高校、大学と、今まで音楽を聴いていて、

「この曲はかっこいいな」
「コード感とか構成が良すぎる」

のような感じ方をしていて、

バンドを好きになる、アーティストを好きになる。

そのような事がなく、好きなバンドもいなければ尊敬する人もいませんでした。

歌詞はもちろん聞かないし、タイトルも、誰の曲かも気にしていませんでした。

今もその傾向はありますが、

昔とは考え方、感じ方が全く変わりました。

それが「世界観」でした。

音楽は好きだし、ずっとベースを弾いてきましたが、

ライブに行くことはなく、

綺麗にレコーディングされた音源

ただ聴いて過ごしていました。

バンドも殆ど組んだことはなく、

バンド=ライブをする時に演奏する固定集団

という認識でいました。

社会人になり、バンドに加入しましたが、

それもベースを弾き続けるための環境作りのためでした。

この時もまだ、バンドへのイメージは変わっていません。

では、いつ「世界観」を感じたのか。

界観との出会い
2018年7月末の話です。

知人Mさんから、チケットが余ってしまったのでライブに行かないかとお誘いが。

皆もよく知っている有名バンドでしたが、

誘われなければ絶対に自分では行かないライブだと思ったので、行くことにしました。

Mさんは大がいくつ付いても足りないくらいそのバンドのファン。

当日、隣を見ると、本当に楽しそうな姿がそこにありました。

ライブも終わり、色々話していると、

私「このバンドの何処に惹かれた?」
Mさん「曲もいいし、ライブもCDと同じくらいクオリティが高くて凄いんだけど、あの世界観が好き!

なるほど、確かに。

あの空間は、目の前にいるバンドのことだけを考えていました。

曲は大体知っているけど、

それほどには興味はなかったバンドでしたが、

ライブを観ていると

もっと観たい。
もっとここに居たい。

と感じていました。

バンドというのは、楽曲を提供するのではなく、

世界観を提供しているのか

と、この時にハッとさせられました。

上手いも下手も関係なく、

その空間そのものがバンドの価値を生むのかと。

音源を出すだけならライブなんて確かに必要ない。

ライブが存在する理由がなんとなく分かった気がしました。

バンドを組んでいる人間よりバンドへの愛が強いMさん。

私にとって計り知れない程の影響を与えています。

幸いなことに、今組んでいるバンドは

空間を作ることを大切に考えているようです。

綺麗に演奏するだけのバンドに入っていたら、

今でも「世界観」について

理解出来ていなかったかもしれません。

世界観に出会ってから、

音楽に限らず、絵画、書物、映画、

すべてのことに関心を持てるようになりました。

この世にあるものすべてが芸術なんだと。

界観の創り方?
こんな私も極々小さなアーティストです。

世界観を創ってみようではないかと。

でも、どうやって創るか分からないし、

そもそも創るものなのかとも疑問に思います。

今のところ、私の中の答えとしては、

自分の頭の中を外に出す

それだけなのかなと思います。

要は、どうやってアウトプットするのか。です。

絵なのか、音楽なのか、書物なのか、ダンスなのか。

表現方法にキリはないと思いますが、

その中で自分が一番表現出来るものを選び、

表現方法を学び、伝えたいことを伝える。

それに限ると思っています。

世界観は創るのではなく、表現するもの。

そんな感じですかね??

一応、このブログも表現のひとつなのでは?

あまり考えたことはなかったですけどね(´・ω・`)

勢い任せで書いてみました。

それではノシ