イタリア村めぐり⑤ミラノ、チンクエテッレ・・・1271 | GO風呂

イタリア村めぐり⑤ミラノ、チンクエテッレ・・・1271

イタリア村めぐり@チヴィタ、アッシジ・・・1267 | GO風呂 (ameblo.jp)

イタリア村めぐり②サンマリノ、ラヴェンナ・・・1268 | GO風呂 (ameblo.jp)

イタリア村めぐり③ボローニャ、モデナ・・・1269 | GO風呂 (ameblo.jp)

イタリア村めぐり④パルマ、マントバ・・・1270 | GO風呂 (ameblo.jp)

 

・・・から、続く。
 

 

マントヴァからミラノへ・・・

 

村めぐりと言うには、ミラノは大都市だが、

次のチンクエテッレに向うため、拠点として立ち寄る。

以前一度訪れているが、折角なので徘徊せねば・・・

 

 

<ミラノ>

ローマに次ぐ、イタリア第2の都市。
「ファッションの都」として名高い、世界屈指のおしゃれ都市。

 

先ずは、イタリアオペラ界、最高峰の歌劇場「スカラ座」

・・・と言っても、オペラ鑑賞ではなく、

併設されている「スカラ座博物館」の見学である。
以前ミラノを訪れた時、何故かスルーしてしまった事もあり、
今回は是非にと・・・

 

豪華で美しい観覧席。客席数はバルコニー合わせて2016席あるらしい・・・

 

舞台は次の公演の仕込み中でした。

 

博物館内部

 

展示の多くは音楽家に関するものが多く、肖像画や使われていたピアノなども・・・

 

 

「ヴィットリオ・エマヌエーレ 2 世のガッレリア」
初代イタリア国王のヴィトリオ・エマヌーエレ2世の名を冠する
十字型巨大ショッピングアーケード。

 

豪華な装飾が施された通りには、一流ブランド店やレストランが並ぶ。

 

 

「ドゥオーモ」
ミラノのシンボル。
聖母マリアに捧げられたゴシック建築の大聖堂。

 

今回は外観だけで、記念にパチリ。

 

 

暑さの中を徘徊し、ここで一息。

ミラノに来たら、カフェはここ「Cova」
この地で200年以上愛されている伝統カフェ。

 

アイス・カフェラテ&ケーキ 
何故だか懐かしい味のするケーキが美味しゅうございました。

 

「Cova」外観

 

 

 

さぁ、いよいよこの旅も大詰め・・・

「ミラノ」から世界遺産の村「チンクエ・テッレ」へ

 

<チンクエ・テッレ>

イタリア語で、5つの集落を意味する。

断崖絶壁にカラフルな建物が並ぶ光景が、世界遺産に登録されている。

 

この旅で最も行きたかった場所。

カラフルな家々が点在する絵ハガキの様な光景を

この目で確かめたかった、この旅のハイライト。

 

この魚村の一つ「ヴェルナッツァ」が、

ディズニー&ピクサーによって映画化(「あの夏のルカ」)されており
偶然、前回の旅(クロアチア)からの帰りの飛行機内で見る事が出来た事もあり、

益々、興味深く期待していた。

 

今回は、5つの漁村の内、

「マナローラ」と「ヴェルナッツァ」に向う。

 

「レヴァント」からローカル列車に乗り換え

先ずは「マナローラ」へ・・・

 

ローカルなイメージは無く、おしゃれでスマートな車内。

 

 

「マナローラ」

古い漁村の雰囲気を残し、高台からの湾越しの眺めが、
カラフルに立ち並ぶ家々と海の色が調和し、

多くの情報紙やパンフレットなどに使われている。

 

ホームの駅名のボード。

 

・・・到着後、先ずは腹ごしらえ。

 

チンクエテッレで有名なワイン「シャケトラ」で乾杯!

窓からすでにカラフルな建物が見える。

 

シーフードパスタ

 

魚介のフリット。

 

 

散策開始・・・

絵ハガキの様な風景を見るために高台へ
 

お~っ、まさに思い描いていた絵ハガキのような風景がそのまま・・・

さらに天気の良さが色を際立たせている。

 


絵ハガキに、お邪魔・・・

 

 

思い通りの風景にGO機嫌・・・な思いに浸る間もなく
次の村「ヴェルナッツァ」へ・・・

 

 

 

「ヴェルナッツァ」
チンクエテッレの代表的な人気の村。
住人は1000人程度。先ほど紹介した映画「あの夏のルカ」の舞台となった村。

 

このポートからの眺めがお勧めらしい・・・写真左には、サン・マルゲリータ教会。

 

・・・ほらっ、絵ハガキじゃないでしょ?!

 

マルコーニ広場

 

 

天候に恵まれた甲斐もあってか、青い海と空の間に、

パステルカラーの建物が、一枚の絵ハガキの様に美しく、

まさに期待通りの世界を見せてくれた。
 

・・・反面、

それぞれの島は、観光客でごった返し、
古い漁村本来の情緒を感じる事は難しい・・・

 

手つかずの美しい場所であり続けて欲しいと言う願いと

自身もまた観光客の一人である事の複雑な思いを感じながら、

この地を後にした。

 

 

 

例えばドラマや映画の巡礼地であったり、

旅の情報番組を見て、

こんな風景が実際にあるのか・・・?

是非、この目で確かめたいと言う気持ちが

今回の旅のテーマ「実在する空想の世界へ」である

 

実際に旅をしてみれば、

期待どおりの場所もあり、

そうで無い場所もあった。

 

だが、どちらにしろ、

その土地の空気や、匂い、風情や情緒、

それは、旅に行ったものにしか分からない・・・

 

「百聞は一見にしかず・・・」

まさに、この言葉の通り、

目で見て、触れて、五感で感じる事が
旅の醍醐味であり、面白さであり、
それが次の旅情へ誘ってくれるのである。

 

終わり。