南米の旅③ 壮観「イグアスの滝」・・・1064
南米の旅①「ナスカの地上絵」に酔う
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12306122826.html
南米の旅②空中都市「マチュピチュ」
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12344477253.html
から、つづく・・・
マチュピチュから、クスコを経由して旅の拠点リマへ、
長時間の移動は、今回の旅の特徴でもある。
旅のハイライト「イグアスの滝」を前日に控えて
スタミナをつけたいとばかり、
リマの名物「牛肉の串焼き(アンティクーチョ)」に挑戦。
日本人客は訪れそうにない地元民らしき人が多い店だが、
素朴な美味しさはクセになりそう・・・。
翌朝、いよいよ旅のハイライト、イグアスへ・・・
<世界遺産イグアス国立公園・イグアスの滝>
ブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアスの滝は、
先住民の言葉で「大いなる水」を意味する。
北米のナイアガラの滝、アフリカのヴィクトリアの滝と並び、
世界三大瀑布のなかでも最大のスケールを誇る。
混雑を避けるため、出発は早朝・・・
先ずはアルゼンチン側からの観光。
国立公園入口付近の「セントラル駅」からトロッコに乗り、
「ガルガンタデルディアブロ駅」へ向かう。
朝日を浴び、トロッコ列車にゆられながら目的地へ・・・
大自然に包まれ、15分ほど一本道を進む。
滝に近づくにつれ、音と水しぶきが大きくなり、期待を膨らませる。
目の前に現われたのは、ケタ違いのその姿・・・
悪魔が唸るような轟音から「悪魔ののどぶえ」という名が付いたとか。
すさまじい量の水が流れ落ちる滝に飲み込まれそうな感覚。
今まで味わったことがないそのスケールには、恐ろしい程の迫力を感じる。
滝の周辺いたるところで「ハナグマ」が、おこぼれを頂戴しようと狙っています。
つい触りたくなるのだが、噛まれることもあるのでおさわりは禁止。
トロッコにもどり、
滝を上から見ることができる遊歩道「アッパートレイル」に移動。
森の中を散歩を楽しみながらコースを進む。
こんな生き物にも出くわす。
滝を上から見ることができる「アッパートレイル」
崖の上から流れ落ちる雄大な滝をより間近で体感!
<イグアスの滝ボートツアー>
乗り場の前で頑丈なビニール袋とライフジャケットを渡される。
濡れて困る荷物はすべてこの中に詰め込み出発!
ボートは、2~3回ほど滝に突っ込む。
レインウェアは来ていても、下着までずぶぬれになる事は覚悟・・・
旅の前に用意した、スマホの防水ケースが役に立つ。
ボートツアーを終え、びしょ濡れのまま
今度はロウワートレイル(下方の遊歩道)で、滝を下から楽しむ。
ジャングルから垣間見る大小さまざまな滝にかかる虹が美しい。
三国国境地点展望台
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境を
見ることの出来る展望台。
大満足の瀑布体験の夜は、「南米ダンスショー」
南米の国をダンスで巡るステージは、それぞれの特色があり楽しい。
おっと、ステージに引っ張り出されてしまった。
オフではなるべくステージに立ちたくないと思っているのだが・・・
客には受けていたようなので、良しとするか・・・
翌日、観光の最終日は、ブラジル側から
壮大なイグアスの滝の全体像を大パノラマで見る。
コースの入り口からハイライトの展望台まで、
ゆっくり写真を撮りながら歩いても1時間半くらい。
更に真近で感じられる様、遊歩道が続く・・・
だが、近くに行くほど大量の水しぶきを覚悟しなければならない。
この日もまた、びしょ濡れ・・・
滝をすべて堪能したのを見計らうかのように、雨が降り始めた。
すべての観光を終え、日本に向けて最後の移動。
イグアス~リマ~ロスアンゼルス~サンフランシスコ~東京
又、何度も乗り継ぎを繰り返し帰国の途に・・・
一生に一度は見たい南米の誇る絶景も
正直、旅の前半までは、
期待ほどのものを感じられなかった。
ハードな旅になると覚悟はしていたものの、
移動時間や回数の多さが、
楽しむ気持ちを半減させてしまっていたのだろうか・・・
一変したのはイグアスの滝から、
ケタはずれのスケールが
癒しと感動、興奮を与えてくれた。
広大な大自然が、
健康な心と体を取り戻してくれた
・・・そんな旅だった。
今回の旅で学んだ事・・・
移動の多い旅は、要注意!
そして、やっぱり
大自然のパワーはスゴイ!!