南米の旅①「ナスカの地上絵」に酔う・・・1057
・・・旅の前
個人で申請したブラジル・ビザは
それはそれは面倒だった。
・・・旅の始まり、
日本~サンフランシスコ(9時間20分)
サンフランシスコ~ロス(1時間40分)
ロス~リマ(8時間20分)と乗り継ぎ、
飛行時間だけでも、約20時間・・・
二日目の朝、リマに着いた頃は、
移動の疲れと睡眠不足で、すでにクタクタである。
リマ歴史地区>
リマは、ペルーの首都並びに政治、文化、金融、商業、工業の中心地。
おもな見どころとなる歴史的建造物は旧市街に集中し、
リマ歴史地区という名称で世界遺産に登録されている。
・アルマス広場
ペルー政治庁やカテドラル(司教座聖堂)に囲まれたアルマス広場。
現地のイケメンガイドさん達と・・・
・カテドラル(司教座聖堂)
1535年、リマの建設者であるフランシスコ・ピサロが礎石を置いて建設が開始されたキリスト教会。
・大統領府
アルマス広場に面したフランシスコ・ピサロが自分の住居としていた場所。
ペルー独立以後は、大統領府として使用されている。
・サンフランシスコ教会
2棟の鐘楼とバロック様式のファサード(正面装飾)が有名なこの教会。
カトリック信仰の場であると共に、リマ観光に欠かすことのできない世界遺産。
ペルーに着いて最初の食事は、チキン料理の人気店「パルドス・チキン」
チキン自体の旨味とシンプルな味付けが、ビールと良く合う!
レストラン「Pardo's chicken 」 リマの代表的なビール「ピルセン」
サラダ ポジョアラプラサ(チキン)
・・・バスでイカへ(約4時間)・・・
イカ>
リマから約300km南部砂漠の海岸沿いに位置する。
南下すると「ナスカ」に至る。
翌朝に「ナスカ」観光を控え、近くの町「イカ」に宿泊。
最初の宿泊は砂漠に囲まれたかわいいホテル「ビジャハスミン」
中国人移民の歴史があるペルーは、
中国料理に大きな影響を受けているらしい。
マッシュルームスープ ペルー風焼きそば
ペルーを代表するビール「クスケーニャ」 ブドウの蒸留酒の「ピスコサワー」でご機嫌!
翌朝、見渡たしたホテルは砂漠に囲まれていた。
ナスカの地上絵>
ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた盆地状の高原の地表面に描かれた幾何学図形、動植物の絵。
1939年6月22日動植物の地上絵は考古学者のポール・コソック博士により発見。
その後ドイツの数学者、マリア・ライヒェが地上絵の解明作業と、保護が行われるようになったが、
なぜこのような巨大な地上絵を描いたのかということが大きな謎の一つとなっている。
一つ目の大きなイベントととなる「ナスカ地上絵の遊覧飛行」
行き30分、地上絵上空30分、帰り30分、合計1時間30分のフライト
かなり揺れがひどいと噂の12人乗りの小型飛行機、
もともと酔いやすい体質なので不安を募らせながら・・・
翼で示してくれる地上絵は、思いのほか小さく見えにくい
それを捉えようと一点を見つめる事で、更に気持ちが悪くなる・・・
容赦なく揺れる飛行機に「地上絵」を楽しむ余裕は無く、
必死に酔いに耐えるばかり・・・
それでもひたすらシャッターを押し、
ようやく捉えたのが、これらの写真である。
「宇宙飛行士」
「アルカトラズ」
「木」と「手」
「オウム」
「ハチドリ」
「クモ」
・・・何とか持ちこたえ到着したが、同乗者2名がダウン
1時間以上も酔いに堪えながら見た「地上絵の遊覧」は
いささか残念な体験となった。
ワカチナ湖>
イカ県の小村にある周囲を砂漠に囲まれた湖。
「アメリカのオアシス」とも呼ばれ、リゾート地として人気が高い。
おとぎ話に出てくる絵にかいたようなオアシス。
昼食
パンプキンスープ ローストビーフ&マッシュポテト
・・・バスでまたリマへ戻る(4時間)・・・
夕食
ヌードルスープ チャーハン
旅の前からの面倒な手続き、
長時間のフライトに続き、睡眠不足の観光
「ナスカの遊覧飛行」酔いと相まって、
ことのほか大変な旅の始まりとなった・・・
・・・続く。