Aria Pro II AQ-65 トレモロユニット取付け | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

AQ-65のトレモロユニットがようやく調達できたので取り付けてゆきます。

TakeuchiのTRS-101のブラック。

調べた限りでは純正のトレモロユニットにはこれが採用されていたようで、ザグリの形状等もピッタリ合います。

FERNANDESのユニットでは加工が必要そうだったのですが、これなら無加工でいけそうでした。

本体に多少サビはあるのですが、状態は悪くなく、ヤフオクで3,656円で落札できたのでラッキー。

まあでもギター本体は3,100円だったのですけどね(笑)

 

なお、このユニットはアームが欠品していたので別途注文しています。

このTRS-101のアームはねじ込み式のネジ部がM6のようなので、基本的にM6のアームなら取付られるのですが、
考慮すべき点はアームのの角度と曲げ位置からネジ先端までの長さになります。
これが合わないとねじ込む際にアームがファインチューナーに当たって適切な位置まで入り込まなくなります。
あとはアーム部の太さも若干違っていてあわない場合もあるみたい。

実際、手持ちのIbanezのEdgeIIIに使用したALLPARTS製のM6のアームは、バーがわずかに太くて、ネジ部まで差し込めなかったです。

採寸して導き出した結果だと、アームの角度が100°以下になる場合は、曲げ位置からネジ側のバーの長さが40mm以上ないとはいらなさそうでした。

アームの角度については好みがあるのでそのあたりは兼ね合いですが、とりあえずこれかな?って思えたのがGOTOHのC1でした。
アーム角度は93°ですが、42mmの高さがあるので恐らくいけるはずです。あとはバーの太さがどうかなと。

結果としてはOKでした。

TRS-101に適合するアームはこれです!

 

 

 

アームが手に入ったので、とりあえず、トレモロユニット本体の方がばっちいのでキレイキレイします。

 

バラして。。。

クロームパーツならいつものように熱湯にぶちこむのですが、経験上ブラックパーツは熱湯に入れると白濁してしまう事があるので、今回はぬるま湯に漬けて歯ブラシと中性洗剤でゴシゴシ。

 

少し残ったサビはリューターに真鍮ブラシビットで落として、最後に全体にやさしくコンパウンドをかけて艶出ししたら完成。

ファインチューナーのネジはカーペットの映り込みで色落ちしているように見えますが、実際には黒です。

 

 

とりあえず、ギターとして機能面では復旧しました。

電装系はオリジナルのままで一切いじっていません。
一応音も出ますが、イマイチ以下。この見た目のなのにパワーなさすぎなんですよね。

ボリュームポットが接触不良、トーンポットもなんか怪しいので、そのあたりも影響していそうです。

なので、電装系はやり直し!ポットも分解洗浄!

ついでに、ピックアップはもっとパワーが強めのものに交換します。

フロントはGRG170DXにも取り付けたFLEORのツインレール(今回はブラックレールにしてみました)

リアはこちらもGRG170DXの時と同様、FLEORのアルニコ5ハムバッカーでブラックの六角ポールピースのもの

DCRは15~16kΩです。

 

FLEORはコスパの高いアルニコ5ピックアップが手に入るので、よく利用していたのですが、11月はこのあたりのピックアップが軒並み値上がりしていて、「その値段出すならGOTOH買うわ」って思っていたところだったのですが、12月に入り20~30%程度値下がりしていたので、購入してみました。

ちなみにこの二つのピックアップで現在価格3,800円位。11月に購入していたら4,800以上でした。

 

ピックアップが届いたら作業再開します。

ついでにネックの仕込み角とロッド調整も必要なので、そのあたりの調整もあせて一気にやります。

(年末は慌ただしいので、正月休み中かな)