ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ日記です。

昨年の12月に5万円台で買えるIbanezのスタンダードシリーズをまとめましたが、

その後モデル改編や値上がりなどもある中、

知らないGIOシリーズからロッキングトレモロを搭載したモデルGRG320FAが発売されたようです。

久しぶりにIbanezのサイトを見て発見しましたが、2月頃には出ていたみたいですね。
 
GIOシリーズのロッキングトレモロの搭載は今回が初です(だと思う)
80年代~90年代なら、5万円以下のエントリーモデルでロッキングトレモロ付のギターってたくさんあったように思うのですが、現在はあまり見かけないんですよね。まぁ需要があるかどうかは別ですが。
Ibanezだとこれぐらい?

 

とりあえず、GRG320FAのスペックの方確認していくと、

ネック:メイプル、パープルハートフレット、シャークトゥースインレイ

フレット:ミディアム、24F

ボディ:ポプラ、バスウッドトップ

ピックアップ:Infinity R(パッシブ/セラミック)ポールピース高さ調整不可

ネックシェイプはGRGタイプでスタンダードシリーズのWizardIIIよりも厚みが0.5mm厚いです。ネック幅、指板Rは同じ。

0.5mmってわずかに思えますが、スタンダードとGIOではかなり握り心地は変わります。
シェイプの違いと物理的な厚みの違い、あとはもしかするとGIOシリーズは加工に若干バラツキもあるのかもしれませんが、
かなりGIOシリーズのネックは厚みを感じます。
のネックシェイプ違いもあってか、以前GRG121DXを買って手にした時にものすごく分厚く感じたんですよね。

なので、割としっかりしたネックシェイプだと思った方が良いです。

そして今回のロッキングトレモロ。

これ、スペックをよく見ると、弦ピッチ10.5mmの専用タイプ。
写真を見た感じだと、IbanezのEdge-Zeroのサドルとは形状が違って、FloydRoseのものに近いサドル。

通常この手のロッキングトレモロは10.8mmピッチ(または10.7mm)なので、破損したら汎用品の使用はできなさそう。

(Edge-Zeroも専用品なので、そこは同じですけどね)

そのあたりは置いておいて、個人的には値段を4万円前後に抑えてソリッドカラーなんかも出してほしかった。

個人的には、買うとしたらあと1万円追加して、RG350の方を買うかな。

 

1万円追加するだけで、ネックはWizardIIIのジャンボフレットで弾きやすくなるし、なんといってもEdge-Zero IIのトレモロブリッジのゼロ・ポイント・システムの恩恵が大きすぎるので。

 

色々選択肢の幅が広がるのは良いのだけど、これはギターは5万円まで(おやつは500円まで的な)という方向けかな。