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ギターいじりは楽しい!

ジャンク安ギター・ベースのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

今さらですが、VALETON GP-5を買いました。
GP-5はミニペダルサイズで、MIDI(USB)対応、スマホアプリからのEDIT(Bluetooth経由)、IRローダー、NAMファイルにも対応(内部で独自フォーマットにコンバートされるみたい)と今風な機能が盛りだくさんな仕様でさらに破格の12,100円というシロモノです。

最近の中華系メーカーはすごいですね。

ちなみに僕はM-VAVEのものは日本に正式な代理店がつくまではいくらコスパが高い製品でも絶対に買いません。

実験的な使い捨てレベルなら別ですが、メインで常用することを考えるとリスクの方が高いので。

 

GP-5の発売時期は今年の夏ぐらいでしたっけ?
当時はものすごく話題になっていました。その後SONICAKE POCKET MASTERが話題になっていましたが、あれはちょっとおもちゃっぽくて僕はパス。どちらもHOT MUSICが代理店でしたね。

 

 

私は既にTONEX PedalとTONEX Oneを持っているので今さらって感じだったので当時は手を出さなかったのですが、

ちょうど今ギター用のミニボードを作っているところで、先日ベース用のボードを組んだ際にTONEX Oneを入れてしまって、ちょうど良いサイズのアンシミュ(+α)がないなぁなんて思ってたところ、GP-5の事を思い出して数日考えた結果購入してみることに。

 

別案でTONEX One Bass Editionを買ってベース用のボードに移すというのも考えましたが、ミニボードを作るためだけにあまりお金をかけたくなかったので今回は断念。

 

あとは、もうすぐGP-50というのも出るらしいですね。

こちらはサイズが少し大きくなってスイッチが2つ、操作もアプリを介さず本体でできるようです。

どうせなら新しいモデルの方が良いのですが、すぐに欲しいので待てませんw

まぁ、ミニボード用なのでサイズが大きいのもね。

 

とりあえず貯まっているポイントを有効活用すればわずかな追い金で済むかなぁなんて(笑)

 

 

さくっと買っちゃいました(笑)

追金3,408円ですがポイントが1,789pt付くので、実質1,619円です。

 

そして翌日届きましたが、ちっさ。

メタル筐体で見た目の安っぽさもありません。

 

TONEX Oneと並べてみました。

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わずかに小さくて高さも低いです。

 

早速電源を入れてみました。(モバイルバッテリーからUSBで給電)

ZOOM MULTI STOMP系と違ってカラー液晶なので小さいけどかなり見やすいです。

あとはスイッチ周りにLEDリングが入っているので、MOOERのクリアのスイッチハットを付けるとかなり視認性が上がるし、かっこいいです。

 

GP-5のエフェクターの設定はアプリから行うので、スマホかPCは必須です。

iOS版はこちら

Android版はこちら

 

アプリをインストールしてアプリからGP-5をBluetoothでペアリングしたらこんな感じです。

アプリで各エフェクターとアンプ、キャビネットの選択とON/OFFが設定できます。
本体のフットスイッチは、グローバル設定でプリセットの切り替えに使用するか特定のエフェクターをON/OFFするか選択できます。
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写真はCTLモードです。
CTLモードでON/OFFを切り替えできるエフェクターはプリセット毎のパッチセッティングから設定できます。
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この設定だとMODのみをON/OFF切り替えできます。
複数選択することも可能なのでギターソロでブースターとディレイを同時にONするようなことも可能です。
エフェクトチェンジって多くの場面ではこれで済んでしまうのだけど、細かく制御したい場合はMIDIコントローラーからもCCメッセージで対応できます。
 
あとは読み込んだNAMファイルはAMPモデルの一覧に追加されるのではなく、N→Sという分類に入るみたいです。
既にいくつかのSnapToneが入っていますが、オープンに公開されているNAMファイルをSnapToneとしてインポートできます。
キャビネットIRのインポートもできますが、そちらはCABの一覧から行います。
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ちなみに、N→Sを使用する場合はAMPとCABが無効となるのでプリのみのアンプモデルを使う場合は別途CAB(IR)を用意する必要があります。
 
細かいところは端折っていますが、とりあえずマルチエフェクターとしての使い方としてはこんなもんでしょうか。
各エフェクターカテゴリーと接続順は固定されていて、
  • NR = ノイズリダクション
  • PRE = コンプ、ブースター、ピッチ系等
  • DST = 歪み系
  • N→S = SnapTone
  • AMP = アンプ
  • CAB = キャビネット
  • EQ = イコライザー
  • MOD = モジュレーション系
  • DLY = ディレイ
  • RVB = リバーブ
となっています。順番とカテゴリーは固定なので同一カテゴリーを複数使用することはできません。
(コンプとブースターを同時に使いたい等)
各カテゴリー毎のエフェクターの選択肢は少なめですね。
諸々技術的には可能なんだと思うけど、それによってプロセッサーやメモリの性能等も必要となってコストも上がるので、割り切って必要最低限にしているあたり僕は好感度が持てますね。
マニュアルを読まなくてもフィーリングで使えるのは良いと思います。
ユーザーマニュアル
 
あとは簡単なリズムマシンが入ってますね。
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OUTPUTがヘッドフォンアウトも兼ねているので、これ1台でどこでも練習できますw
 
オーディオインターフェースとしての機能もあるので、Bluetoothオーディオ接続しておけば、

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音楽を流しながらの練習もこれ1台で!

これが思いのほか気楽で楽しい。

 

で、とりあえず気が変わってギター用ミニボードよりもベースのボードに普通に使っちゃおうかなってことで、
ベースのボードからTONEX Oneを外してGP-5を入れてみました。

アンプモデルは定番なAmpegのSVTあたりで。

エフェクター関連ではTONEXシリーズはTONEX FXとして共通のものだけど、GP-5はいちおうマルチなのでいくつかあるものから選択する形になります。なのでEQやコーラス等ベース専用のものもいくつか入ってるのでGP-5を使うメリットも対象はあるかなと。

 

今週のバンドリハはGP-5に差し替えたボードでやってみましたが、私の場合はアンプヘッドとコーラスしか使わずその他は前段でアナログを使うのでさほど不便なところはなかったですね。

 

海外ユーザー(ギタリスト)なんかは最小限+MIDIコントローラーで構成している人も多いけど、そうしたい場合は私ならGP-50を入れることを検討するかなってところです。

こっちはまたそのうち検討かな。