Marshall MG15DFX ジャンク修理 その1 バラす | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

今日はアンプをいじります。

自分の中ではようやく順番が回ってきたかという感じで、実はこのアンプ、昨年の12月にハードオフから連れて帰ってきて、もう半年以上部屋の片隅で放置されていたものになります。

購入時のお値段、3,300円(税込)でした。

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ジャンクの理由は、オーバードライブチャンネル側のボリュームノブが空転していて効かないというものでした。

なお、クリーンチャンネルは方は問題なく使えています(使えていました)ので、自前のエフェクターをクリーンチャンネルに通すような使い方なら特に問題はないです。

 
でも、直します!
 

ノブが空転しているということなので、可変抵抗器そのものを新品交換する簡単なお仕事だというのはわかっているのですが、なんとなく「すぐに終わる」≒「いつでもできる」なんて思考からなかなか手を付けず、今に至った感じです(笑)
最近ではマルチエフェクターから直接ミキサーにライン出力してしまうことが多いので、自宅でのアンプの必要性がなくなってきている事も理由のひとつですね。
でも最近、息子(三男)がギターを弾くようになり(ギター本体はかなり前に1本与えてます)、以前からアンプからちゃんと音を出したいと言い始めたので、良い機会だから修理してプレゼントしてあげようかなと。

 

さて、部品を修理するにしても新品を注文するにしても、部品の仕様を確認する必要があるので、
とりあえずバラしましょう。

 

このアンプは裏側の5本のビスを取り外すとバックパネルが取り外せます。

固着していてなかなか外れなかったので、隙間にマイナスドライバーを差し込んでコジコジ。

 

外れるとスピーカーが現れます。

 

アンプ部からスピーカーに接続されているケーブルを外しておきます。

 

次にアンプ部は上部の4つのビスで固定されていますので、これらを取り外すと後ろに取り出せます。

 

取り出したアンプ部。

トランジスタ系のアンプならもう少しシンプルなのですが、このアンプはデジタルエフェクターを内蔵しているので、メイン基板の上にデジタルエフェクター用の基盤が1枚追加されていますね。

 

可変抵抗器を取り外すためにはメイン基板を取り外す必要がありますので、全ポットとジャックのナットを外します。

 

基盤を引き抜く際に電源ユニットが邪魔だったので、電源ユニットも取り外しています。(2本のビスで固定されていました)

 

取り出したメイン基板。

今回オーバードライブチャンネルの可変抵抗器と、詳しく調べてみたらDigitalFXのツマミも怪しかったので、この2つを交換(もしくは修理)します。

※上記画像の少し飛び出ている2本。

 

で、この可変抵抗器なのですが、ALPHA B5KΩと表記されています。

Digital FXの方も同じものが使用されていました。

B500KΩならギターで使用するのでいくらでも在庫があるのですが、これは持ってない。

後程可変抵抗器を取り外したらバラしてみて、修理できそうなら修理して戻します。
中が破損していて修理不能であれば新品交換ですね。

 

基盤全体を見まわしてみたら、1つだけ色の違うものを発見。
老眼なので写真に撮ってアップで見てみたら、G1MΩと記載されています。

電気系詳しくないので、あまりわかりませんが、1MΩのGカーブってことですよね。
ギターの配線でよく使われる、Aカーブ、Bカーブ、Cカーブは知っていたのですが、
Gカーブは初耳でした。

もしかしてエフェクターいじってる人の間では常識!?

 

とりあえず、今晩にでも壊れているポットを外して分解します。