Washburn RX-10 続トレモロユニット交換 | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

台風が来ていますが、みなさんのところは大丈夫でしょうか?

 

さてさてお盆休みに入りまして、作業が停滞しているギターを少しでも進めなきゃいけないとは思ってはいたものの、
せっかく家族全員でのんびり過ごせる機会なので、BBQ始めてみたり、

 

妻からこんなものを作ってと依頼されてみたり。
(これも休み後半に台風が来てしまったので作業が途中で止まっています)

まぁ、何をやるにしても連日暑すぎて作業がなかなか進まなかったのですけどね。

休日にギターばかりいじってると家族から白い目で見られるので、たまにこういうものも作ってみるとギターが増えても多めに見てくれます(笑)

 

その他、お盆なのでお墓を徹底的に掃除してみたり、涼しい自室で動画みながらゴロゴロしてみたりで、一切ギターをいじることもなく、気がついたら休みは残り二日。そして台風接近。

仕方がないので室内でも出来そうなギター作業を。

 

前回トレモロユニットを交換しようと試みたもののブロックがボディと干渉するため削らないといけないなと思っていたこれを片付けます。

 

トレモロユニットはこちら。

 

 

もともとのキャビティは安ものトレモロユニットの薄くて小さいブロックがが収まってアームの稼働のため最低限のサイズしか空いてなかったのですが、こちらの時に大型ブロックも収まるよう加工は済ませていました。
がしかし、アーム稼働域まできちんと考慮していなかったため、今回はそのあたりを調整。

 

トリマーを使えば一瞬で終わる作業なのですが、外は雨と風。室内にて掃除機で集塵しながらリューターでアームダウン時に干渉する部分だけを少しずつ削ってゆきます。

で、黙々と作業を進めていたら、写真を撮るのを忘れていました。

ボディトップ側のテールの方を5mm程度広げて、アームダウン時に内部で干渉する箇所を確認しながら削っています。

 

こちらはトレモロユニットを取り付けたところ。

 

弦を外したついでにフレットも磨いておくことにしました。

この作業は久しぶり。

 

その後、弦を張って改めてネック調整やら弦高調整やらオクターブ調整やら。

あとこれも写真を撮っていませんが、弦高調整時のネック角度がどうも怪しい感じがするので、もう少し厚めのものに入れ替えています。

 

そして作業完了。

 

トレモロユニットはこんな感じです。

 

 

出音はというと、真鍮の分厚いブロックに変わったことによって弦振動がしっかりと伝わってくるようになりました。

元の薄いブロックはトレモロユニットを機能させるためにスプリングを引っ掛けるためのただの板なのに対し、スチールやブラスの大型ブロックはこれ自体も音に影響を与えるパーツです。

アームを使う使わないは関係なく、安ギターはまずこれを換えろって思いますよね。