リバースヘッドのギターのネックはレフティギターのものなので、右利き用の位置にサイドポジションマークがありません。なので、新たに埋め込む予定なのですが、理屈はわかっていて工程も頭の中では理解していますが、初めての作業で失敗したら悲しいので、ひとまず本番前に練習用のジャンクネックで練習しておこうと思います。
練習用ネックはこれ。
表は綺麗なのですが、スカーフジョイント部分で変な折れ方をしていて信じられない位逆反りしている良き時代のフェルナンデスのジャクソンヘッドのネックです。色々実験とか練習に役立ってます。
さて、工程としては、
ポジションマークを埋める所にドリルで穴を開ける。
こんな樹脂製の棒を、
接着剤を充填して差し込む。
樹脂ハンマーで叩いて奥まで押し込んだら、接着されてそうなタイミングで、ほんのわずかに出る位置辺りをニッパーで切る。
当て木したペーパーで面一まで削って均す。
指板オイルで拭き取って完了。
こんな感じでしょうか。
ペーパーで均す際には軽めの力で少しずつ丁寧に擦っていった方が仕上がりが綺麗ですね。
本番ではネック裏全体をサンディングし直してオイルジェルを塗布する予定なので、最終的な仕上がりはもう少し綺麗になると思います。
平日はあまり時間がないので、本番決行はまた後日。
話は変わり、先日完成したパチフィカの話。
実はその後かなり気に入ってしまい、近々もう少し手を入れようと思っています。
これからのバンドでの調整次第ですが、来月予定のライブでは、真剣にメインかサブでの使用を考えています。
そのためには現状プレイアビリティとサウンドに関する点で気になっている点だけは最低限修正しておきたいなという事で、その辺りもこれからやっていきます。